ワインの館

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役立つ知識


 『コルク』って、やっぱり古い道具ですよね?ワインの生産が始まった大昔であればまだしも、様々な技術の発達した現在でもワインにコルク栓を使っているのはなぜでしょうか?プラスチックなどの素材に取っ手でもつけておけば、わざわざ開ける苦労をしなくても済むのに・・・と思ったことはありませんか?

○ワインは生き物
 未だにコルク栓がワインの蓋に採用されているのは、ワインの特性と大いに関係があります。スーパーで買ってきた牛乳を一年寝かせて置いたらどうなりますか?試した人はまずいないと思いますが(もちろん私もありません)、きっと開けるのも恐ろしいような状態になると思います。
 では、ワインの場合はどうでしょう?造られて一年寝かせたら味が悪くなったり・・・ということはありません。ワインは空気との接触を防ぐことによって、風味が良くなります。牛乳と空気を断って同じことになるかはわかりませんが・・・。

○コルクと空気
 そこで、ワインと空気の境を遮断する道具が必要になるわけです。コルクはプラスチックなどに比べても気密性・非腐敗性などに非常に優れています。何となく見た目が良いから、とか、コスト削減、とかの理由でコルクを使っていたのではなく、そこにはもっと現実的な理由があったのです。
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