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「最初からいたんだが……。もしかして気がついてなかったのかね?」

 傷つくなあ~。と、つぶやきながらすねてみせる剣持主任。意外と子供っぽいのかも。

「だって、気絶していたんですよ。分かるわけないじゃないですか」

 対抗してこちらもすねてみせる。可愛らしさではワタシのほうの圧勝だね♪

「あはははは……。まあ、冗談は置いといて、よくぞ言ってくれた。美姫君、ありがとう。しかし今回のことは私が悪かった。美姫君のように魔法力が強い妖精が実験に協力してくれたのに有頂天になってしまって、つい無茶をしてしまったかもしれない。すまん。このとおりっ!」

 そのまま頭を下げる剣持主任。あらら、そこまでしなくても……。

「あ~あ、それじゃあまるで今まで私は、何の役にも立ってなかったかのような言い方じゃないの。剣持さんったら、私のことをそんなふうに思っていたのね。なんだかやる気が出なくなっちゃったかもしれないなあ♪ おいしいものでもごちそうしてくれたら、やる気が出てくるかもしれないけど……。ね、美姫さん?」

 突然、何を言いだすのやら。ワタシが戸惑っていると、詩衣那さんはワタシのほうに向けて、いたずらっぽく片目でウィンクをしたのだった。ああ、なるほど。

「そうですねえ。なんだかそう言えばおなかが空いてきたような……。やっぱり魔法を使うとおなかが減るんでしょうか?」



「うーん、詩衣那君だけではなくて、美姫君までがそう言うのなら、よしっ! どちらにしても今日の昼食は美姫君の歓迎祝いも兼ねて私がおごる予定だったし……。仁村君。社員食堂の個室は空いているかな? 確認してくれないか」

 剣持主任ってば、ワタシの歓迎会を社員食堂でする予定だったのか。というか現在進行形? う~ん、うれしいといえばうれしいけど、社員食堂で歓迎祝い? なんだかなあ。

「美姫さん、社員食堂と聞いて、ちょっとがっかりしているのかしら?」

 詩衣那さんがワタシの様子を見ておかしそうに笑う。

「いえ、がっかりなんかしてないですよ。うれしいです」

 あわてて社交辞令を言うワタシ。でも悲しい妖精の性で、言葉とはうらはらな態度になってしまうがにくい。だって社員食堂のイメージって、とにかくひたすら安いのみって感じなんだもん。

「ふふふ、美姫さんは知らないのよ。今、剣持さんが、社員食堂の個室って言ったでしょ? 加賀重工の社員食堂の個室はね、大事なお取引先の方とかを接待する場所でもあるの。当然そこで出される料理のレベルも種類も……。というわけなのよ♪」

 声をひそめて、ワタシの耳にひそひそとしゃべる詩衣那さん。えっ!? そうなんだっ!!

「主任、個室は空いているそうです」

 それまでパソコンを操作していた仁村さんが剣持主任に報告する。そうか、空いてるんだ。

「よし、じゃあすぐに行こう」







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Last updated  Jun 24, 2004 07:29:03 AM
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