PR

×

Profile

ジャージレッド

ジャージレッド

Favorite Blog

かみぽこぽこ。 かみぽこちゃんさん
バサラ・アルファの… バサラ・アルファさん

Comments

ジャージレッド @ ウラコさんへ あとで携帯にメールします。 ではよろし…
ウラコ@ お久しぶり。。。  ジャージRさん、元気ですか?携帯に…
hero@ はじめまして こんにちわ、妖精的日常生活楽しませても…
BBS@ 最高~! 早く次が読みたいです!
tukiyori @ Re:03 魔法少女♪奈里佳・番外編(12/12) ここまで読ませていただきました♪ これか…

Archives

May , 2026
Apr , 2026
Mar , 2026
Feb , 2026
Jan , 2026
Mar 5, 2005
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
「……そうだね。普通だったら男なのに女の子の身体や感覚も体験できるだなんてことはないんだから、楽しまなくっちゃ損かもしれないよね」
 脳内会議終了後、克哉は弓子に対して静かに、しかし力強く そう言った。
「でしょ!? じゃあ、お父さんが帰ってくるまでに可愛く着飾ってびっくりさせちゃおうか。ね♪」
 まるでいたずらを相談するかのような口調の弓子。いい年をしてという気がしなくもないが、まあこれもひとつの夫婦愛、そして親子愛の形なのだろう。
「うん、びっくりさせちゃおう」
 克哉はベットから起きあがるとクローゼットの前に行き、その扉を開いて中に入っている女物の服を確認する。そしてまだ少し恥ずかしそうにしながらも、弓子の提案するいたずらに協力することを宣言した。
 なんだかちょっと騙されているような気がしなくもなかったが、開き直ってみれば女の子の可愛い服を着てみるのも悪くない。いや、むしろ楽しいかもと思えてくる克哉だった。
「さあ、そうと決まったら試着タイムよね? どんどん行くわよ~♪」
 克哉よりも更に楽しそうにしている弓子に先導され、母娘(?)2人のファッションショーが華麗に始まった。

(ほお、なかなか……)
 ギャラリーは、奈里佳とクルルだけだったけど……。

「ただいま。今帰ったぞ」
 夜もふけてきた頃、ようやく帰ってきた範彦は、疲れた身体で玄関のドアを開けた。するとおいしそうなシチューのにおいが鼻孔をくすぐる。
「お、今日はシチューか?」
 お腹が空いていたことを急に思い出した範彦は、シチューのことで頭がいっぱいになってしまった。ちなみに範彦の好みは、ビーフシチューよりもクリームシチューだったりするが、そのことはこの小説の内容と何の関係も無いのは言うまでもない。
「おかえりなさい。もう帰ってくる頃だと思って、ちょうどご飯の用意をしていたところなの。すぐに着替えて来てくれる?」
「おかえりなさい。お父さん。早くしてね。僕達もまだ食べていないんだ」
 台所から聞こえる弓子と克哉の声。そしてカチャカチャと聞こえる食器の音。
「わかった。急いで着替えてくるよ。だからついでにビールも出しておいて欲しいなあ」
 1日の仕事を終えた後に飲むビールのうまさは格別である。しかもおいしい料理と、それを一緒に食べることができる家族とともにということならなおさらだ。範彦は台所に視線を向けることなくいそいそと寝室に行くと、スーツを脱ぎ部屋着に着替えた。

「おかえりなさい。お父さん」
 そこにはややおとなしめなデザインの紺色のワンピースに身を包んだ克哉がいた。しかしおとなしめなのはワンピースだけで、料理を作る手伝いでもしていたのかフリルが大量に縫いつけてある実用性よりも装飾性に重点を置いてあるとしか思えない可愛らしいエプロンをつけているその姿は、どこからどうみても女の子そのものだった。
 ……まあ、胸とお尻がないだけで、今の克哉は女の子には違いがないのだが。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Mar 5, 2005 12:07:13 AM
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: