♪~人生楽ばかり~♪

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ジョニーは戦場へ行った


監督:ダルトン・トランボ
出演:ティモシー・ボトムズ
   キャシー・フィールズ
   マーシャ・ハント
   ジェイソン・ロバーツ
   ドナルド・サザーランド
   他

カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を得た作品。
ジョニーは戦場へ行った1
戦争により負傷し、人生を、人間としての存在をも奪われた一人の男の物語です。
ガールフレンドとの甘い思い出を胸に、戦地へと赴いた青年ジョニー(ティモシー・ボトムズ)だが、敵の攻撃により目と耳、両手両足を失ってしまう。
移送された病院で自らの境遇を理解したジョニーは、絶望のどん底だった・・・

監督は、ハリウッドに吹き荒れた「赤狩り」の犠牲となり1949年に投獄された経験を持つ「ダルトン・トランボ」。
出所後、「ローマの休日」(当時原作ともども偽名だった)「スパルタカス」「いそしぎ」などの脚本を書きつつ、齢65歳にして監督デヴューを果たした作品です。

「誰もこの映画を超える事は出来ない。神の映画だ。」
これは当時の批評ですが、そのとおり素晴らしい出来の映画と言えましょう。
戦争が引き起こす悲劇、残酷、絶望、苦痛、そして暗闇を一人の負傷兵の物語ですべて味わえるストーリー。
ラストシーンを見終わった時、直ぐに立ち上がることが出来ないほど衝撃、心に残るものを感じます。
今、皆に見て欲しい、一度は観るべき映画だと思います。

ジョニーは戦場へ行った

原題は、「ジョニーは銃を手にした」ですが、これは第2次世界大戦の時、アメリカが志願兵を募る際のキャッチコピーの「ジョニーよ銃をとれ」(このコピーも「アニーよ銃をとれ」という劇からのもの)を逆手に取ったもので、この題名も反戦を意味している。


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