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始計編
主孰有道、将孰有能、天地孰得、法令孰行、兵衆孰強、士卒孰練、賞罰孰明、吾以此知勝負矣。
2.主はいずれ道あるか、将いずれ有能か、天地いずれ得たるか、法令いずれが行わるねか、
兵衆いずれが強きか、士卒いずれが練れたるか、賞罰いずれが明らかなるか、われ、これをもって勝敗を知る。
孫子は作戦を立てる前にその勝負は何を持って勝ち負けの判断材料とするかを項目別にその材料を上げている。
これを「七計」という。
1.トップはどちらが明確な方針を持っているか。
2.その作戦指揮官(グループのトップ)はどちらが有能か。
3.時期・状況はどちらに有利なのか。
4.統率・秩序はどちらが行き届いているか。
5.末端の働き手はどちらの能力が高いか。
6.末端の働き手はどちらが経験をよく積んでいるか。
7.賞罰の評価はどちらがはっきりしているか。
これは相手がいる場合の勝敗に対する判断材料ですが
相手のいない戦いもあると思うので一概には言えませんが
その仕事なりなんなりの成功するか否かの可否の判断材料を
明確にして事に臨めということでしょうね。
その判断材料も正しいか否かも問題になるでしょうが
漠然と物事を行うより、考えて行動する方がなんぼか間違えが起こらない
少なくとも最悪の事態は回避できるのではないでしょうか。
う~ん...深いィィィィ。