cafe sabot じつこ

cafe sabot じつこ

高野山、熊野古道、十津川温泉の旅(0510)


早朝、5:30分宇多津駅出発。
今回の旅は、最近とても興味がある仏教につて少し学ぶ事ができるかもという期待でとっても楽しみでした。
「真言密教」の総本山である「高野山」と自然神の「那智の滝」、行者の修験の場であった熊野地方と私の知識欲を満たしてくれそうな所ばかり。もちろん初めて行く所ばかりです。

高野山
<壇上伽藍>
高野山はそれ自体が一つの「都市」という感じで、町の至る所に寺院があります。空海が開祖となって「真言密教」を開いた地。紅葉にはまだ少し早く、でも平地よりは少しひんやりするのも、なんだか神聖な雰囲気のような気がします。

仏教と一口に言っても宗派は様々。私の家は「浄土真宗」です。でも案内人いわく、宗派というのは出家をしない限り関係ないのだそう。たまたま自分の家のお寺さんが○○派という理由で、うちは○○派だと思ってる人が多いとのこと。元を正せば、膨大な釈迦の教えの中の一つのお経を取ってそれをメインとしているだけの話し。だから仏教というくくりの中ではちっちゃい問題なのかもしれません。

まず大門で案内人を乗せてまず向かったのは<壇上伽藍>。「伽藍」とはお坊さんの修行と生活の場の総称です。その中にある<合掌の塔>はカラフルな色に塗られていて、あまりお寺らしくない建物だと思っていたんですが、それにはちゃんと意味がありました。この塔は5色(白、赤、青(緑)、黒(紫)、黄(金))で塗られています。そこから、お寺のお供物には必ずこの色に関係するものが供えられるそうです。それは
白=大根、赤=にんじん、青=きゅうり、黒=なす、黄=かぼちゃ、ごぼう
です。これらのお供物を下げて料理したものを「精進料理」と呼び、逆に「精進料理」には必ずこれらの野菜が入っているそうです。

gasshou.jpg


案内人から興味深い事を聞きました。「合掌」には深い意味があって、右手=精神、左手=肉体を表すそうです。そして左右の手を合す事で肉体と精神のバランスを保つということを意味しているそうです。どちらが勝ても人間ダメなんでしょうね。何の気なく手を合わせていた事もこういう話を聞くと、もっと意味をもってきますよね。

残念ながら見る事ができませんが、ここには空海の結跏趺坐(けっかふざ)図があるそうです。その顔は西向きに描かれていて、空海が密教を学ぶために留学していた「長安」と生家のある「善通寺」そして、高野山が一直線状にあるそうです。善通寺のそばに住んでいて、空海のコトって何も知らないと実感。もっと色々知りたくなりました。

高野山は世界遺産に指定されていますが、私はてっきりこの高野山という地域全てが世界遺産かと思っていました。でも本当はこれが世界遺産なんだそうです。他のお寺などはあくまでも付属品。。。。
この塔は釈迦の体を表しているそう。書かれている梵語の説明がよく聞き取れなかったのが残念。

kouya-sekaiisan.jpg


<金剛峯寺>
高野山のいわゆる本堂。今でこそ、一般の人も正面門から出入り出来るけど、その昔は大僧正か権僧正と皇族のみ出入りをすることができなかったそう。それ意外の僧侶は横にある小さな木戸から出入りして、一般の人は別の門からしか出入り出来なかったそうです。高野山にはたくさんの宿坊がありますが、今でもこの本堂に泊れるのは皇族だけだそうです。

kongoubuji.jpg


<昼食>
「数珠屋四郎」で釜飯の昼食。やはりというか、名物の「ゴマ豆腐」はおいしかったです。昼食が終わった頃から雨が降ってきて、どんどん雨脚が激しくなってきました。なんとかもう少しもってほしかったけど、雨は激しくなる一方。。。。

kamameshi.jpg


<奥の院>
空海の廟があるところ。そこにいくまでの杉並木道の両脇にたくさんのお墓が並んでいます。中にはこんなユニークなものも。。。企業のお墓もありました。

fukusuke.jpgokunoin.jpg


あいにくの雨が本格的などしゃぶりに。。。近年こんな雨の中を歩いた事がないと言うくらい降られました。足も靴の中までびしょびしょ。。。そうこしているうちに「一橋」へ。ここから先は写真撮影も禁止で、空海の廟をお参りしたら、帰りにはかならずここまで空海がお見送りに来てくれると言われている橋です。いわば、この世とあの世の境目なのかもしれません。このあたりになるともう案内人の方の説明も雨音に消されて全く聞こえない。。。でも事前に渡されていたマップによると有名な武将のお墓もこのあたりに点在しています。

廟では、様々な年齢の方が一心にお経を唱えていました。私の唯一、分かるお経は般若心経ですがそれを一心に唱えている姿はやはり何か心をうつものがあります。

短時間の高野山で、とっても残念でしたが、ますます色々知りたくなって、もっともっと自分なりに勉強してまた来たいと思います。今度は宿坊で泊まって、ゆっくりとあちこちを見て回りたい。

そしてバスは一路、龍神スカイラインを通って今夜のお宿「十津川温泉」へ向けて。スカイラインと言っても、雨で桐も出ていて何も(/-\)ミエナイ・・・・・ 。しかも靴の中まで濡れて、(((p(>◇<)q))) サムイー!!。早く温泉に入りたい!でもこの十津川温泉は「秘境」と言われるだけあって、高野山から三時間半もバスに揺られたところにあります。一番近いコンビニまで1時間半(車で)というまさに「秘境」でした。でも温泉はイオウの匂いが少しして、ぬるぬるした温泉で、久々に温泉らしい温泉に入ってのんびりできました。



© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: