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2021.10.14
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配当金などの不労所得は、さらに投資に回すことで
複利の力が加わり、後々大きな爆発的な戦力となる。

毎月10万円分の株式を買い、4%の配当金があるとすれば
1年で120万円の株式と4万8千円の配当金という不労所得が手に入る。
(もちろん決算月諸々の問題もあるが、一旦そのあたりの事柄は無視する)
2年目も同じ条件で投資を積み立てていくと
2年目が終わるころには手元の株式は240万円分となり、不労所得は9万6千円となる。
さらに1年目の配当金と2年目の配当金を合わせて14万4千円が手元に残る。
ここで毎月の10万円に加え、手元に残った14万4千円のうちの10万円も

すると3年目が終わるころには370万円の株式と14万8千円の不労所得、
そして手元には19万2千円の配当金が残る。
以後、手元に残ったお金のうち、10万円単位で再投資に回すと10年後にはどうなるのか。

複利の力を使わなければ単純に
1,200万円分の株式と年間48万円の不労所得、そして手元には43万2千円の配当金が残る。
これが複利の力を使うとどれほどの違いが生まれるのか。
複利の力を加えた10年後の資産は
1,430万円分の株式と年間57万2千円の不労所得、そして手元には65万6千円の配当金が残る。

10年間複利の力を使って増やした資産。
ここで一旦追加投資をやめて10年間寝かせるとどうなるだろうか。
株式は1,430万円のまま、年間の不労所得も57万2千円と変わらない。

57万2千円を10年間受け取れば572万円、加えて元々あった65万6千円。
株式と10年間で受け取った配当金だけ見ればわかりやすいだろう。
1,430万円と572万円=2,002万円。
つまり、10年間頑張り、その後10年間その資産に手を付けなければ
それだけでかつて騒がれた2,000万円問題が解決する。

そうなれば無理して正社員で働く必要がなくなる人も出てくるだろう。
いわゆるサイドFIRE状態だ。

もちろんこの計算は株価の変動、配当金の増減、税金などの要素を除外しているため、
机上の空論に近い。
それでも的外れな話でもない。
まともな投資先に投資していれば、株価の成長も期待できる。

既に見直されている2,000万円問題だが、
年金だけでは毎月約5万5千円の赤字になることから、30年で2,000万円という数字になった。
つまり年間66万円の不労所得があれば貯金2,000万円に匹敵するということだ。
10年でやめずに投資を続けると12年目の途中で超える計算だ。
ちなみに11年目が終わるころには不労所得は年間64万4千円となる。
ただし繰り返しになるが、利回りが高ければいいというものではない。
まともな投資先に投資していることが大前提だ。
投資する際は十分にその企業のことを調べること、
そして、最低でも決算時には企業の業績を確認して
業績次第では入れ替える必要もある。
10年で投資をいったんやめるとしても完全放置で良いわけではない。
一生横ばい、好調な企業は存在しないのだ。






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最終更新日  2021.10.14 23:29:47
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