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お待ちかねのJT(日本たばこ産業)
常に高配当利回りランキングの上位に君臨する銘柄。
今回初の減配を決めたJTだが、それでも配当利回り5.93%。
株価は2,193円。
売上高は2010年度まで6兆円を超えていたが、
2010年10月の大増税の影響もあり、
その後は2兆円台まで落ち込み、2021年度までほぼ横ばい。
それでもやはり日本の禁煙ムードが強くなり、
利益は徐々に減少している。
EPSも数値自体は高いが、減少傾向にある。
営業利益率も同様に高いが減少してきている。
自己資本比率は大きな乱れはなく46.9%で
とりあえず安全圏といえるだろう。
営業活動によるCFは増減はあるものの意外と乱れはない。
当然毎年黒字をキープしている。
国内たばこが不調とはいえ海外ではそこそこ好調。
その他の業績も支えになっていると考えられる。
配当は常に右肩上がりできたJTも今年はついに減配を決定。
154円まで上昇した配当金も130円となった。
JTの最も気になるところは配当性向だ。
2020年で約88%と利益のほとんどを株主に還元している。
株主にとって配当金を高くしてもらえるのはありがたいが、
この配当性向の数値は普通の企業ならかなり危険だ。
会社に残るお金が利益の約12%とかなり少ない。
もちろん仕方のないところもある。
なにせ筆頭株主が財務大臣だからだ。
国からの圧力もあるのだろう。
日本たばこ産業法で財務大臣がJTの株の1/3を保有することになっている。
そう考えればこの銘柄は安全のように感じる。
しかし、過去に国が株を持つ東電が震災によって大暴落をした前例がある。
財務大臣が筆頭株主であっても過度な資産投資は危険だ。
加えて今後も更なる減配のリスクが付いて回る。
減配すれば株価も下がる可能性が高い。
その点を考慮してどの程度購入するかを考えるべきだろう。
ちなみに私はタバコは吸わない。
近くで座れるのもいい気分ではない。
それでもJT株を持っていれば多少変わってくる。
なにせそれで売り上げや利益が上がるからだ。
もっと吸え~ってなる。
たばこは値段は税金の方が高い。
国たばこ税、地方たばこ税、たばこ特別税、消費税と4重課税となっている。
多額の税金を払いながら、たばこで寿命を縮め、
受け取る年金を減らしている。
国への貢献ご苦労なことだ。
もっと吸え~ってなる。
筆頭株主が財務大臣と言っても配当金は当然政府の財源になる。
去年で言えば1,000億円以上になるのかな?
まあ、天下り先の公益法人に融資される事実も否めないのだが。。。
もちろんそれだけではないことを考えれば、
たばこは「百害あって一利なし」というわけでもない。
吸わない人も知らないうちにそこそこの恩恵を受けているのだ。
さあ、喫煙者よ、しっかり働いていっぱい吸ってくれ。
ただ、離れて吸ってくれればありがたい。
匂いが移る(´・ω・)
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