- Joker -

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■黄昏レストラン




アタシ…    珈琲が美味しいあの店でいつもアタシと待ち合わせた…
         今でも通りかかるたび思い出す…バックミラーに映った二人…

女友達…    「第一アンタねぇ!普通じゃないわよ!なんで今まで気がつかなかったの?
           成長しないわよ!都合のいい女!待ち続けるだけの恋人なんて…!」

アタシ…     いつもの苦く甘いコーヒー覚えてますか?
          「ねぇマスター、いつものコーヒー淹れてくれますか?」
          「マスター聞こえてますか?」

マスター…     「ー…ー…ー…ー」

今の私と     誰もが立ち寄るレストラン、待ちわび人を待っている黄昏レストラン
昔の思い出に   路地の向こうから聞こえるアコーディオンの音色寂しく響き渡る…
浸るアタシ…    アンタに胸トキメいてた、あの頃今でも時々思い出します
           今日も待ちわび人を待つ誰もが立ち寄る 黄昏…たそがれ…レストラン

アタシ…      黄昏たレストラン…待ちわびたレストラン…
           「ねぇマスター、コーヒーおかわりください…。」
           一人きりレストラン…思い出のレストラン…


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