2012年10月27日
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になり、将来の地位が約束されています。

しかし、実際は桐壺帝の子ではなく源氏の君の間の子でした。

何事もなければ、源氏の君と藤壺中宮の2人だけの秘密として

将来の帝の地位は保証されていました。

藤壺は宮廷の中にいる間、先帝の皇子(みこ)・源氏の君と会わない訳

にはいかず、2人だけの秘密がいつの日か露見することを恐れています。

そこで、藤壺中宮は出家を決意します。

その後、桐壺帝が亡くなってから1年が過ぎていました。

そして、この日、桐壺帝をしのび藤壺中宮主催の「御八講」が開かれました。

原文には、次のように記されています。

下の写真1行6字目から2行11行目まで。

12月10日賢木37b額

「中宮の御八かう(講)なり。

いみじうたうた(尊)し」

12月10日賢木37b拡大

原文の現代語解読文は次の通りです。

「桐壺帝をしのび藤壺中宮主催の御八講が

開かれる。とても華麗で荘厳なものである。」

桐壺帝をしのぶ御八講の後、藤壺中宮は出家します。

このことにより、源氏の君は藤壺中宮に言い寄ることができなくなります。

こうして、2人の秘密は守られ2人のこどもは桐壺帝の子として

のちに帝の地位につきます。それが冷泉帝です。

冷泉帝の肖像は、2000円札に描かれております。







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最終更新日  2012年10月28日 01時57分09秒
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