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ここ数日、ブログを気にしつつも、書けないでいます。こんな近況報告しか出来ず、情けないですが、もう少ししたらきちんとまたブログを書きます!こっちは寒いけど、天国はどうかな?
2008.01.31
悔しいです。このブログを通じて、色々な方からご連絡を頂くようになりました。医師の方、助産師の方、ご自分の出産を経験したことで想うことのある方-そして、助産院で出産したことにより、母子に悲しい結果を残してしまったと後悔している方……日本助産師会は、琴子を亡くした年の10月に出向いた私たち夫婦に対し、改善を約束しました。でもそれを信じたいとおもったけれども、おもうだけでは変わらないと感じた結果、私は提訴しました。私は提訴したけれども、助産師会が私たちに約束したことは、本来は当たり前にあるべき『安全』のための改善ですから、搬送を受ける病院の方たちをも含め、お産をする人、関わる人たちに向けたものであって、私たち夫婦だけの問題ではない。でも、私にくださるお話は、あまりにも酷いものが多いです。そして、皆さんが自己責任に苦しみ、このブログでも紹介できないままでいる。悔しい気持ちを抱えたまま、警鐘すら鳴らせずに苦しんでいる方たちがいる。改善を約束してもらってから4年は経ちました。どうなんですか?子供が死んでも、母親が死んでも、子供や母親に障害が残っても、子供や母親の意識が戻らなくても、それぞれの助産院は今日も助産院のままです。無事に産むことが出来た人の話ばかりです。助産院、自宅出産を計画されている方には『安全に対する意識』を何度も話し合って欲しいです。搬送についても、ちょっとでも異常がある・感じられるときには速やかに搬送を決断して欲しいとおもうようにして欲しいです。分娩後の飲酒についての件も、あれ以降は回答がありません。助産院のHPなどを見ていると、扱えないお産のことなど表記がありますが、分娩中の異常などには触れていません。分娩後についても。言葉で表現しきれない悔しい気持ちがあります。
2008.01.18
当ブログでも以前に紹介させて頂きました、桜ママさんからのご意見です。※助産院での出産にて-桜ママさんのお話(2007.8.29) 桜ママさん、いつも有難うございます。下記、桜ママさんからのメールからです。記事は桜ママさんの地元のフリーペーパーにあったものだそうです。---(記事)改正医療法により存続が危ぶまれていたB助産院が嘱託の医療機関を確保し4月以降の出産が行えることになった。嘱託先は日本赤十字医療センター(東京都渋谷区)。改正医療法では助産院の開設規定が設けられ、救急時の搬送先となる嘱託医療機関との提携が義務付けられている。B助産院も複数の医療機関に提携を打診したが、人手やベッド不足などを理由に以来を断られていた...(省略)...提携先の日赤医療センターへは救急車でも約30分かかる。この他に提携先が見つからなかったと言うのが現状... この助産院は横浜市青葉区にあります。私が運ばれた時は確かに救急車で5分ほどの総合病院と提携していました。きっと近かったからここに運ばれても私は無事に助かったと思います。でも現在はこの総合病院との提携はなくなり、それから地元の個人病院が提携先になってましたが、また医療法が改正されたのでしょうか、今度は提携先(きっと総合病院並みのという規定になったのでしょうね)がなく存続が危ぶまれて出産したママたちが何度となく駅前などで署名運動をおこなってたようです。それで今回新聞にこの記事が載せられてました。私が気になったのは下線部の部分です。地図を見ていただくとわかると思うのですが、この助産院の最寄の駅から日赤のある渋谷駅まで、急行電車でも30分かかります。それを救急車でです。高速道路を使うのでしょうか?一般道なら国道246ですが昼間とても渋滞します。たとえ渋滞してなくても30分でつくでしょうか?高速道路だってかならず途中首都高をつかいます。首都高は渋滞だったとして救急車が優先できるような側道が確保されてますか? ありません。真夜中だったら高速つかって渋滞なくてノンストップで思いっきりとばして30分ありえるかもしれません。じゃあ日中だったら?救急車ってそんなところまで行ってくれるんですか?この助産院、よく救急車呼ぶって言ってました。めったになんてことじゃないと思います。私が運ばれた30分後に同じく陣痛仲間のママが運ばれました。助産院側にしてみればこっちはお産を行いたいのに病院側が協力しないからしかたないじゃないの、だったら提携してよって気持ちなのでしょう。でも、提携先がこんなに遠いということちゃんと説明するのでしょうか。私が運ばれた時「その為に私たちは救急車で5分の病院と提携してるの。だから安心だったでしょ?」と言っていました。こんどは「提携先は30分かかるけど、日赤医療センターよ。大病院よ。安心でしょ?」っていうんでしょうか。そんな遠くて助かる命が本当に助かるのかな...ここまでくると医療現場や医療の法律の問題なのでしょうけど、こんな提携先でも許されるという改正医療法も疑問視です。 ---以上です。桜ママさんの疑問は私も同じで、これでも提携先となるんでしょうか。提携先までだけでも30分、では、助産院まで救急車がかかる時間はどうなのでしょうか。助産院のすぐ隣でいつでも待機しているわけではないですし、『30分かかる』ではなくて、『30分以上かかる』が正しいわけですよね。今回は搬送にかかる時間が主ですが、最近では『提携先の病院では既にお産はとっておらず、搬送が必要なときに頼れない』というような話も頂いていますので、助産院でのお産を選択される方には、十分に検討して頂きたいです。更に常々の疑問なのですが、自宅出産の方は、搬送までの時間はどうなっているのでしょうか。私の家からだと、1時間くらいはかかるとおもいます。運良ければ1時間以内には病院に入れるのかもしれません。でも、搬送時間は通勤時間の計算とは違って、余裕に家を出るとか、そういうことが出来ませんから、まぁとにかく、妊娠出産に関わらず、搬送には1時間は覚悟しておかなきゃです。こんなうちでも、望めば自宅出産が可能になるのでしょうか?もう一度、桜ママさんの意見よりでも、提携先がこんなに遠いということちゃんと説明するのでしょうか。本当にね。『提携先はここよ』だけじゃなくて。
2008.01.16
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ぐーたら産婦人科医さんが、私の拙い体験からここでひとつお話をさせてください。私はお産を終えた患者さんには『よくがんばったね。』などと声をかけて褒めてあげます。実際にはそれほどよいお産と思えないお産でもそのように言います。それは今後の育児に向けて自信をつけてもらいたい、大変な育児を乗り切って欲しいという願いからです。そんな私にある患者さんが次のように言われたことがあります。その方は一人目のお子さんを死産された方ですが(その時お産をとったのは私です。私が助けられなかったのです)、次のお産では帝王切開で無事お産をされました。その後も何度かお会いしたり、メールでお話を聞かせていただいているのですが、その方から『入院中、他のお母さんが先生方から、よくがんばったねと褒めれるのを聞くと悲しい気持ちになりました。』というような内容の話を聞かせていただきました。死産などの悲しいお産を経験された方にとっては『自然分娩でお産をしたことをほめる』という習慣がこころを傷つけるということを知りました。それ以来、私の分娩観は変りました。『自然分娩したこと、母乳で育てたこと』を、それ以外の形のお産を否定するがごとく、礼賛するというのは何かおかしい。当然そのとおりできればそれにこしたことはないのでしょうが、少なくとも医療人である我々はむしろ、悲しいお産をした方にこそ目を向けるべきではないかと思うようになりました。そういう点で、自然分娩、母乳礼賛を唱えるような医療人には疑問を持っているのですがいかがでしょうか。私の意見も偏っているのかもしれませんが、是非意見をお聞かせください。というご意見をくださいました。私の個人的な意見・感想なんですが、想うことがありましたので、この場にて返事を書かせてください。決して天使ママさんたちの代弁としてとか、そういうことではなく、引用させていただくことはあるけれども、全くの私個人の意見です。きっと、ぐーたら産婦人科医さんが救えなかったと嘆かれる天使ちゃん、そして天使ママさんは、ぐーたら産婦人科医さんが一生懸命救おうとしてくれたからこそ、メールでなり、その後も担当医であって欲しいと願っていたんだとおもいます。私から言うのはおかしいかもしれないけれども、有難うございます。ぐーたら産婦人科医さんだけじゃなく、赤ちゃん、お母さんを救おうと最善を尽くしてくださる医師の方たち、助産師の方たち、看護師の方たちには感謝しています。そして、これからも赤ちゃんやお母さんが亡くならないように、少しでも生き易いようにと励んでくださる陰には、天使ちゃんや亡くなったお母さんたちへの想いがあるんだろうなぁと、以前にこのブログでも紹介させて頂きましたが、産婦人科医はがんばってる。-死産を乗り越えること/ブログ主;haruさんも思い出し、胸が一杯になりました。お産が無事に終わった方に、「おめでとう、よく頑張ったね」って声を掛けられるのは、とてもとても当たり前のことだとおもいますし、また、それを辛くおもう天使ママさんの気持ちも、当然のものとおもいます。そして、「おめでとう」が無事に生まれた赤ちゃんとお母さんだけのための言葉のような、その存在が悲しいとでも言いましょうか…だからといって、子供が死んだときに『おめでとう』とは言われたくはないのですが;;仏教の説法の一つに亡児の亡骸を抱きながら、その子を生き返らせて欲しいとお釈迦様に頼む母親の願いがあります(ご存知の方も多いとおもいます)。ある宗教学者が、その解釈を自身の著書の中で披露されているのですが、『死んだ子は死んだ子のままで愛していいんだよ』というような一文があるんです。当ブログでも以前にこの本を紹介させていただいているんですが、私は天使ママさん数名に、この本を熱く紹介しました。(コチラ)私はこの言葉に相当救われました。私の親も誰も、こんなことを言ってはくれなかったですから。私は医療の場で責任を持つ立場ではないからこそ、こんなことを願ってしまうのかもしれませんが、私は母親学級などで、死産や医療を必要とするお産についての具体的な説明をして欲しいとおもっています。死産などについては、経験のある方で受けてくださる方がいれば、これから出産をする方に向けて、直接お話をしてもらっても良いのではとおもっています。それは、決して乱暴な気持ちからではなく、『命は奇跡の結晶』っていうことを、ただ幸せを夢見るだけの気持ちの中で想うのではなく、壮絶なまでの経験をしても、尚、その天使ちゃんの親であり続ける天使ママさんたちの気持ちをも含めて、奇跡を叶えることを想ってほしいからです。そして、不安を煽ることだという声もあるとおもいます。ただ不安を煽るために話すわけではなく、だからこそ、そのお腹の中の命を大事にして欲しいという天使ママさんたちの気持ちを知ってもらえれば、不安を煽る行為にはならないとおもっています(同時に、それが容易いことともおもっていません)。そして、悲しいお産になってしまった方には、上記の本や、誕生死の本を薦めて欲しいです。少しでも早く、『一人じゃないよ、皆が一緒にいるよ!』っていうのを伝えて欲しいです。母親学級では、搬送の問題や緊急帝王切開に対しての心構えなど、他にももっともっと、具体的に話して欲しいです。帝王切開に対しては、臓器提供意思表示カードのように、「緊急時には切ってください!」と、先に意思表示がしておけるようなものがあればいいのにとおもっています。自然分娩が素晴らしいというのは、私の中にはもうないものなんです。勿論、これはぐーたら産婦人科医さんも同じだと存じていますが、過度な医療介入は論外です。そして、母乳育児も、私は出来る人もいれば、出来ない人もいる。母乳育児が出来ることは理想的なことだとはおもうけれども、母乳育児が出来るからって、肩で風切ることではないし、出来ないからって敗北ではない。お産だって、自然分娩が理想的だとしても、出来ないからって敗北ではない。でも、帝王切開した方たちの中には、そのお産を受け入れ難くおもっている方も少なくないと知り、琴子を亡くした後、逆にショックでした。『子供が生きているのに、何で?』って。ある助産師の方と、助産院での出産の危険性を話したことがあります。その方は、関東の有名な某総合病院の産科に勤めていたこともあり、悲しいお産も知っている方です。今は勤務を辞めています。その方の周囲には、病院でのお産を選択した結果、帝王切開になってしまったことを嘆いている方が多くいるそうです。私は『子供が生きているのに?』とおもわず聞いたのですが、「琴母さんはお産の地獄を見たからよ」と言われました。地獄を見ていない方にとっては、私たちの話は『噂』くらいにしかおもわれない、感じられない、それこそ、昔話に似たようなものなのかもしれません。私自身、あのまま琴子が無事に生まれていたら、自然分娩や母乳育児を礼賛していたとおもいます。そうやって、帝王切開をした方たちや、お子さんを亡くした方や、母乳育児が理想的だと知っていても出来ないと悩んでいる方たちを傷付けていたんだとおもいます。自然分娩で産んだ方に対してだけ、母乳で育てた方に対してだけしかないような褒め言葉・風潮が悲しいですよね。私にとって、帝王切開で子供を出産したという方は、眩しいくらいに素晴らしい存在です。また、お腹の中の赤ちゃんが亡くなってしまい、それから赤ちゃんを出産するというお産は、どのお産よりも素晴らしい母性愛に満ちたお産だとおもっています。中には、子宮も一緒にお空に還した方もいます。どんなに願っても、もう自分では子供を産めないという辛さと共に、亡くなった赤ちゃんを愛し続けている方もいます。私は天使ママさんたちに出会って、琴子のことだけじゃなく、『自然分娩にこだわる』必要性が見出せなくなりました。悲しいお産を産科医療の中心にしてくれとまでは言いませんが、亡くなってしまった命を無視したような話は受け入れ難いです。なんか、ついついあの想いもこの想いも…と、横から上から下からと、全く話がまとまりません…とにかく、かなり的を射ていないことをお詫びします。
2008.01.10
2008年になり、あっという間に8日も経ちました。しばらくぶりになりました。心温まるお言葉くださった皆様、有難うございます。また、いつもご覧くださっている皆様、有難うございます。フィッシュさんが以前にくださった、助産師の開業権の件が気になったままなのですが、数日後には書きたいです。ご意見くださった皆様に返事を書きたいのですが、時間がなくて叶わなくてすみません。今年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。
2008.01.08
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