被災地に行ってみて考えたこと

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2011年05月08日

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実質5日間で

仙台、石巻、福島、郡山をまわりましたが、

考えたことを書いてみます。

たった5日で体験したことは

全体のほんのわずかな部分ですが

実際に見て肌で感じたことを

書いてみます。

まず感じたのは、

無償で支援することと

分けて考えるべきであるということ。

自力生活の難しい

障害のある方や高齢者の方には

当たり前だが

引き続きボランティアベースでの支援が必要だ。

一方、現地で感じたのは

元気な方もたくさんいるということ。

たとえば

怪我をした場合は

まず応急処置が必要だ。

応急処置については

終わりつつある。

日常生活に戻る次の段階としては

リハビリが必要で

徐々に負荷をかけていく必要がある。

地域によってはこの段階に来ていて

現地でどう雇用を生み出していくか

が必要になってきている。

ということで、

考えたアイデアを五月雨式ですが

書いてみます。

まずは、参加を制限するほど

ボランティアの方が来ているようだが

これを現地活性化に生かさない手はない。

私も無料の炊き出しにはお世話になったが

現地の経済的に困っている方を除いて

炊き出しはやめてしまってもいいのでは。

代わりに現地の飲食店が

「ボランティアお疲れ様セット」などと銘打って

生ビールとおつまみを出したりする。

現地の方とも交流できる機会になるかもしれない。

また、被災地の福祉施設の授産品の消費先がなく

困っているという話も聞くが

飲食物であれば

メニューとして出すのもいいかもしれない。

福祉系のボランティアの方は

思わず注文が進んでしまうかもしれない。

それと、仙台のサウナでマッサージを受けようとしたところ

予約が詰まっていて散々待たされた。

他の都市で仕事に就けない視覚障害者のマッサージ資格者を集めて

マッサージサロンをオープンしたらはやりそうだ。

現地の経営者の方は多くを失い

再出発をされる場合が多いと思われるが

逆に言うと新事業を立ち上げる方も

たくさんいるということになるので、

そういう方のための

ビジネスマッチングや新規投資募集を

ネットやリアルで行う。

地元旅行会社と

私が所属する中小企業家同友会などの地元経営者団体がタイアップして

他の都市の経営者向け

「被災地企業見学＆ビジネスマッチングツアー」

など企画してもいいかもしれない。

まだ他にもありますが

別の機会にシェアします。

ともかく

人が集まるということは

ビジネスチャンスです！

現地活性化をテーマに

いろいろと動いていきたいと思います！

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書名：世界一の障害者ライフサポーター
著者：木村志義
出版社：講談社
定価：本体１４００円（税別）
発売日：２００８年１１月７日

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