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龍刀【朧火】製作所
三章後編【最凶の黒】
有機物が焦げた臭いが少しずつ増し、不安も増してくる。
エリア8に着くと、
黒焦げの雪獅子が2体・皮が裂けて絶命しているフルフルが一体、
転がっていた。
「誰かいないのか!?」
ガウルの声を聞いて、岩影から他のハンターが現れる。
だが、一人だ。
「ほかの奴らは?」
ガウルが周りを見るが、いない。
ハンターがかすれた声で言う。
「みんなはモドリ玉でキャンプに戻した…ここは危険すぎる…逃げ…」
言う終わる前に、ハンターは倒れ、腰から角笛が落ちて欠けた。
「まさか…自分を囮に!?」
ヴェールは角笛を見て言った。
ガウルは何も言わず、
一応持って来ておいたドキドキノコと素材玉を調合し、彼に当てる。
緑の煙がハンターを包み、止むとハンターはいなかった。
キャンプへもどされたのだ。
「危険なのは百も承知だけど、あの背中の痕。
フルフルによる焦げ痕じゃないわ。」
エレンが言ったことは、みんなも気になっていた。
とにかく四人はエリア8を離れ、エリア6へと移った。
そこでみんなは、言葉を失った。
先ほどにはなかった二頭のフルフルの残骸。
しかもそれらは…
「こ……焦げてますわ…さっきのハンターさんみたいに…」
ヴェールが驚きながら焦げた外皮を触った。
なんとか電気袋ははぎ取れたが、
皮はどこも使い物にならなかった。
周りを警戒しながら四人は移動していく。
確認されているターゲットの内、
ドドブランゴ三頭・フルフル四頭は、
不明の事故がほとんどだが、討伐した。
だが、残りの三頭がちっとも見当たらない。
どこかへ移動してしまったのかもしれない。
四人は半分諦めかけていたが、
エリア8に再び来た時、一気に緊張が高まる。
ドドブランゴが一頭いたのだ・・・・だが、様子がおかしい。
岩影から見ているのでよく見えないが、
何かと戦っているように見えた。
戦闘が激化した頃、初めて相手が見られる。
だがそれは、見たこともないモンスターだった……
対峙しているドドブランゴより一回り大きい黒い獅子。
「なんだ・・・あれ。」
「あれは、まさか・・・ラージャン!!」
ガウルが全身を震わせ、ようやく言い放った。
「ラージャン?なんですの?それは・・・」
「ドンドルマが指定する、危険禁狩区で発見される凶暴な牙獣よ。
一流のハンターでも生還が難しいモンスターだ。
あまりに危険ゆえ、
ドンドルマの大長老にみとめられし者に口伝されるほどだ。」
「そんなに強いのか?」
「目に入った生物はすべて攻撃する習性がある。
さらにフルフルの電撃とは比べ者にならない雷も放出する。
今はまだ黒い・・・ここは退くしかない。」
「残りのモンスターはどうするの!?
しかもあんな奴放って置くわけには・・・」
抗戦していたドドブランコの雪玉がラージャンの角に当たり、
鋭い角が根元から折れた。
怒り狂ったラージャンの体毛が金色に代わり強い光を放った。
「マズい!!ああなるとドドブランゴごときでは相手にならん、
直ぐに退くぞ。」
ラージャンの口から放たれた雷球が一瞬でドドブランゴの体毛を黒こげにした。
「急げ!!気付かれたら終わりだ!!」
「ガウル、ラージャンがいた証はもって帰らないと・・・」
気が抜けたようにレスが言葉を残すと、走り出していた。
先程折れたラージャンの角に向かって・・・
「ダメよ!レス!」振り返るエレン。
ガウルが無理やりエレンをひっぱり寄せる。
「俺にまかせろ。二人は先に、これで帰るんだ」
ガウルは急いでドキドキノコと素材玉を渡して飛び出して行った。
「ちょ、ガウルさん!」
エレンの呼び声は届かなかった。
レスは角だけを見て走る。
その存在に気付いた金色の獅子は、雄叫びとともに体制を整える。
口が金色の光で溢れる。
「横に飛べレス!」
レスはガウルの声のまま横に飛んだ。
飛ぶと同時に獅子の口から激しい光が放たれる。
レスはスッと立ち上がり角を目指す。
レスを狙う魔物の注意を角笛で引くガウル獅子は向き直り、
もうひとつ雄叫びをあげる。
真紅の瞳に睨まれたガウルは一瞬恐怖で動けなかった。
過去の記憶が脳裏によぎる。
「ガウルさん!しっかりして!」
ガウルを見ていたエレンが我慢できなくなって、
ラージャンの目に入る範囲まで飛び出した。
「ヴェール!補助をお願い!」
「な、何をする気ですの!?」
「いいから、拡散弾を装填しといて!」
エレンは先ほどもらった材料でモドリ玉を作ると、角笛を吹いた。
その音でガウルも我に帰る。
「レス!これを!」
ちょうど金獅子の角を拾いあげたレスにガウルはモドリ玉を投げる。
レスに当たったモドリ玉は緑の煙を出して、レスが消えた。
金獅子がエレンに向かって雷の球を空中から投げる。
エレンは必死に横に飛んで避ける。
大地が割れ、雪が溶けるのを見たエレンの頬に冷や汗が伝う。
(冗談じゃないわ…なんなのコイツ、桁が違うわ・・・)
金獅子がさらに雷球を投げようとするが、角笛の音でやめる。
遠くのほうでガウルが挑発している。
ラージャンは恐ろしい速度でガウルに近付くが、緑の煙に消え、見失う。
振り返ろうとする金色の背に、大爆発が生じる。
いきなりのことで前に押されるその隙にエレンは、
ヴェールをボウガンごと担いでべつのエリアへと移動する。
すぐにヴェールの分のモドリ玉を調合し、二人同時に使う。
緑の煙が立ち上る中、獅子の悔しそうな咆哮が雪山に響いた。
全員が生存しているか確認すると、馬車はすぐに撤退していった。
「ムォ…まさかモンスターの以上発生だけでなく、ラージャンが出現するとは。」
ギルドマスターはすぐ兵を呼び、
中央大陸の街にいる大長老に手紙を書いて渡した。
兵士が受け取るとすぐに街の外へと走っていった。
「おぬしたち大儀じゃったの、見事じゃ!!」
「あの人たちは生きてるんですか?」
エレンが心配そうに訊く
「命は取り留めたようじゃ。」
その言葉にみんなはホッとする。
8人のハンターはクエストを完遂していないが、
特別に多額の報酬金と無料での治療を受けた。
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