暖冬傾向で、ゴルフ場の予約が多い!
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
033948
HOME
|
DIARY
|
PROFILE
【フォローする】
【ログイン】
龍刀【朧火】製作所
四章中編【王座と英雄】
4人はキリンに見つからないように岩影から見つめた。
[なにやってるのかしら?]
[わからん・・・、しかし見つかってはいないようだな。]
[動くぞ!!]
レスが言い放つと同時にキリンは崖下へと飛び降りた。
「えっ・・・どうする?」
誰も話さぬまま先程キリンが居た場所まで駆けて行き、レスは下を見た。
「行けそうだな、降りよう。」
「お待ちください。地図にも載っていない場所ですわ・・・」
「ふぅむ・・・だが行くしかあるまい。
ちょうど近くにクモの巣とツタの葉がある、
あれで作ったネットを繋ぎ合わせてロープにしよう。」
四人はキリンが逃げない内にロープを作り、急いで追う。
「こんなところがこの塔にありましたのねぇ。」
ヴェールが周りを見渡す。
古塔の地下など知るハンターは少ないであろう。
なにせギルドの探索隊でさえ見つけていないのだから。
奥に進むと、そこは広い空間だった。
一番奥には玉座があり、その前でキリンが寝ていた。
「爆弾を置こう。」
レスは近付く。
「油断するな。今寝始めたのなら、足音で気付かれかねない」
ガウルがレスの後ろで言う。
そっと息を殺して近付く。
そして爆弾に手をかけた。
その時、
キリンが急に起き上がって突進した!
「うおぉ!!?」
吹っ飛ぶレスを後ろにいたガウルが受け止める。
「くっ、誘いこまれたのか!?」
ガウルはレスを立たせ、ハンマーを構える。
「ヴェールは後ろで睡眠弾をお願い!」
エレンは太刀を抜いて走り出す。
「わかりましたわ。」
ヴェールはボウガンのサイレンサーをはずし、
ロングバレルに付け替える。
「みなさん、攻撃は控えて下さいまし!
眠った瞬間に起こしては意味がありませんわ。」
三人は頷く。
キリンは前足をあげると、角が蒼白く光る。
そして、タンッと地面につくと、雷が落ちてくる。
レスとガウルは散開し、なんとか避けるが、
雷は次々と降ってくる。
「くそっ、近付けないじゃないか!」
レスは双剣を握りしめる。
その時、キリンの首を精確に弾が当たる。
一瞬ひるんだが、まだ眠りそうにない。
「さて、どうしましょうか。」
エレンが言う。
「時間を稼ぐのが役目だ。ヴェールを死守すればいい。」
ガウルは言うが、雷でうまく攻撃を当てることもできない。
中央突破されてもおかしくない。
「こうなったらアレだな。」
レスは言うと、双剣をシャランと擦り合わせる。
「まぁ、アレしかないわよね」
エレンが太刀を強く握る。
「アレか、ヴェールとの位置関係に注意しよう。」
ガウルが力を溜める。
キリンは三人を順番に睨む。
「睡眠弾の進路は確保して下さいな!」
ヴェールにも【アレ】の意味がわかった。
ボウガン使いには、まず有り得ない行為。
それは・・・・・
「それじゃ、いくわよ!!」
みんな武器を強くと握る。
突撃!!!
声は部屋中に響き渡り、三人のハンターは幻獣に襲いかかった。
【攻撃は最大の防御】
東方の国から伝わる諺。文字どうり怒涛の攻撃によって、
相手に攻撃させる時間すら与えぬ所から、できた言葉。
東方伝書【言語と文化について】より
「ふん!!」
先手をきったガウルが走る速度を落とさぬまま、
ハンマーを右から振り放った。
先端がキリンの横腹に当たり、キリンの体が軽く浮いた。
そこにレスとエレンが前足を払うように攻撃をしかけた。
前のめりになったキリンは頭から地面に叩きつけられ、
高らかな悲鳴が響きわたった。
そして起き上がる勢いを使い角でガウルを貫こうと、
後ろ足に力を入れたその時、
空気を裂いて先程撃ち抜かれた首に睡眠弾が突き刺さり、
強烈な眠気にキリンは昏倒した。
「うまく行きましたわ。」
「急いで大タル爆弾を作ろう。」
背中にあった大タル爆弾をそれぞれ置くと、
もう一つ置くために4人は調合を始めた。
ギルドの規定上、一人2つまでならば置いてもいいと決まっていた。
それ以上置くと火力が強すぎて、
モンスターが原型をとどめない可能性があるからだ。
バックから取り出された大型の木片を組み合わせ、
中に爆薬と油を流し込んだ。
「ん?ガウル、なにを取り付けているの?」
エレンが不思議そうに見入る中、
ガウルがトラップツールの中に赤い袋を入れて、
2つのタルの上に取り付けた。
「昔、仲のいい調合屋に教えて貰ってな。
奴の作る爆弾はなぜか威力が高くてな、その秘訣があれだ。」
頭の周りに置かれたタルから充分に離れると、
ヴェールはタルに向かって通常弾を打ち込んだ。
タル爆弾のひとつを抜いた弾は、爆風に巻き込まれる。
激しい爆発だが、
ひときわ大きい爆発をしたのはガウルが手を加えたものだった。
キリンは軽く10メートルくらい吹っ飛ぶ。
キリンの象徴である雷角も折れていた。
だが、死にかけのようだがまだ生きていた。
「!!!」
あれだけやっても死なないとは、さすがは幻獣だと、
思わず感心してしまう。
そこにヴェールの声が響く。
「みなさまどいて下さいまし!」
普通の弾より大きい弾を急いで装填し、キリンめがけて引き金を引く。
首に当たると、少ししてから爆発する。
内部からの爆発で、キリンの首が裂けて鮮血が吹き出す。
そのまま蒼白い幻獣は動かなくなった・・・
「徹甲榴弾…?」
レスが訊くと、少女は頷く。
「思ったよりあっさりいけましたわね」
キリンの死体を見て、ヴェールはなんだか嫌な予感がしていた。
「ところで、雷角は!?」
エレンは獣の如く周りを見回した。
「あれじゃないか?」
レスは玉座の方を指差す。
玉座に刺さった蒼い角が、
地上からさす光に照らされて、宝石のように輝いていた。
「む、あれは蒼角か?」
ガウルは角を見て言う。
「蒼角???」
エレンがガウルに尋ね返す。
「うむ、戦闘などで雷を残したまま折られた角は時々、
あのように蒼くなるのだ。かなりの珍品だ。」
ガウルの『珍品』という言葉が聞こえた瞬間、エレンが角に飛び付く。
「ゲットー!!ッゲホ!うわ、すごい埃!」
一人でバタバタと忙しい奴だなぁとレスはいつも思う。
するとエレンが不思議そうな声で言う。
「なんか玉座の後ろにちっさい石碑が…」
キリンの体をあらかた仕分けた三人が駆け寄り、石碑を眺めた。
邪龍ヲ封ジシ『雷神』と『竜騎士』、ココニ永遠ニ称エル
「ここが栄えていた時のものだろう。」
ガウルが興味なさげに立ち上がる。
「文から察するに、すごいハンターがいたんでしょう。
邪龍はなんなのかわかりませんが・・・・」
ヴェールも踵を返す。
レスとエレンはちょっと気になったが、すぐそこを離れた。
ロープを上り、古塔を出て、あとはキャンプに帰るだけだった。
古塔をでた広場で、
草食竜の【アプトノス】の群れが古塔のなかに急いで駆けていった。
「なんだ!?」
レスは群れを避ける。
その時、何かの咆哮が聞こえた。
ヴェールは背筋が寒くなる。
(まさか・・・嫌な予感的中ですの?)
四人は急いで広場に架けられた坂状の石橋のとこまで行き、下を見る。
そこには、赤い飛竜がアプトノスを喰っていた。
「火竜・・・【リオレウス】!?」
レスが思わず飛竜の名を口にする。
火竜はこちらに気付くと、
新しい餌が来たかのような嬉しそうな鳴き声をあげた・・・
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
動物園&水族館大好き!
千葉市動物公園 ブチハイエナ エサ…
(2025-11-19 18:30:04)
一口馬主について
所有馬近況更新(25.11.19)ハンベル…
(2025-11-19 21:25:30)
GUNの世界
SIG P210-6 エクセレントHW ガスBLK …
(2025-11-17 13:05:50)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Mobilize
your Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: