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歴史小説とやや並行して、「老いの生き方」等に関する本を読みました。というのは、年をとっていくという実感があまりわかないので、世の中の先輩たちがどのように「老い」と向かい合っているのかを知りたくなりました。
どうして老いるのか
老いるとどのように性格等が変質するのか
認知症などにかからないためにはどうしたらよいのだろう
老いとともにどのように生きていったらよいのだろうか
うつくしい老年をすごすためには
孫たちとの接し方など
図書館には「老い」に関する本は結構あるものだと驚きでした。自分が元気なときは、「老い」など無縁、年より扱いされると腹がたつものです。最高の薬は、 40 歳近くになる娘から、「うちのお父さんは若いよね」といわれることです。でも最近は、よくつまづくことも多くなりましたし、物忘れも多くなりました。人にはいいませんが、自分ではひたひたと迫ってくる老いをひそかに感じますね。
わたしと同じ世代の方への参考として、ご参考までに要約を整理してみました。
<ずばりそのまま「定年後」は>
〇「定年後」(加藤仁)
退職とともに始まるもうひとつの人生を、どのように生きるか ?
心得ておくべきことは何か ?
三〇〇〇人以上の定年退職者への長時間取材を二五年余り重ねてきた著者が、注目すべき具体例を紹介しながら、その要諦を語る。仕事・ボランティア活動や楽しみ・学びから家族・地域とのかかわりまで、実践的なヒント満載の決定版ガイダンス。

〇「ひまつぶしの隠居学」(加藤秀俊)
森羅万象、世の中はおもしろいことだらけ。なにかを知って、ああ、おもしろいねえ。きょうも物知りになった、と夜、寝る前に満足感にひたりながらニヤニヤできれば、それでいいのだ。現役をはなれて自由になった隠居には目的なんかなくてよろしいのである――人生を味わいつくした碩学 ( せきがく ) による極上随筆集。 ( 講談社文庫 )
<老年の美学、人生論は>
〇「美しい老年のために」(中野孝次)
人生の実りの季節を幸福にするには、美意識がいる。「すぱっと完全に退く」「義理やしきたりにしばられない」「万年筆派宣言」など、老年という天の恵みを自分らしく生きる知恵を紹介する。
〇「老いのこみち」(中野孝次)
年をとったからこそわかる人生の喜び──老妻と小犬と漢詩と一日三合半の酒と……。自分らしく、今を生きる、美しい老年の生活術 . 自分一個で生きる自由、日溜まりで物思う贅沢、その日最初の酒のうまさ…。中野流「老年の美学」の決定版。
〇「自足して生きる喜び」(中野孝次)
心も人生も満たされる「足るを知る」生き方のすすめ。『清貧の思想』の著者が書き下ろす現代の幸福論。 ベストセラー「清貧の思想」「ハラスのいた日々」で知られる作家が贈る、心豊かな人生の過ごし方。時代の流行に溺れず、あるがままの自分を見つめて幸せに生きる秘訣を説く。
〇「この命何をあくせく」(城山三郎)
私は本が好き。旅も好き。本と旅を組み合わせれば、一プラス一が四にも五にもなり、そこに私だけの新しい世界が生まれる。一回かぎりの人生、少しでもあくせくせずに過ごそうではないか。生きることの奥深さを味わえる今こそ。作家生活約半世紀、人生の哀歓を知り尽くした著者が綴る 36 の練達のエッセイ。
<老いの体のことを調べました・・・>
〇「 100 歳までボケない101の方法」(白澤卓二)
何歳からでも効果があります。ひとつからでも効果があります。ボケない人生を今日から始めましょう。 野菜はブロッコリー、魚ならサケ。睡眠は 7 時間で 2 日前に食べたものを日記につける。アンチエイジングの第一人者による超実践レッスン
〇「老いはこうしてつくられる」(正高信男)
またげると思ったバーが越えられない。痛みを表現する適当なことばが見つからない。このようなとき、人は老いを自覚する。しかし同じ年齢でも気力の充実した人もいれば、見るからに老いを感じさせる人もいる。このような個人差はなぜ出てくるのだろうか。本書は、からだの老化がいかにしてこころの老いを導くのかを独創的発想による実験で具体的に考察しながら、人々がからだの老化を受容し、こころの老いを防ぐ方法を展望する。

〇「歩くとなぜいいか」(大島清)
歩くことはよいといわれる。「ダイエット」になるから。
「生活習慣病の予防」になるから。「考えごと」は歩いたほうがまとまりやすい
から。 ..... どれも正解だろう。だが、一番目の理由は、「歩くことが楽しい」
からだ。人はダルマさんではないのだから、一つ所にじっとしてはいられな
い。歩けば、その結果としてダイエットになり、足腰が丈夫になり、脳年齢が若
くなり、病気の予防になるのである。
本書は、長年歩くことを続けている著者が、自身の体験をもとに医学的根拠を
織り交ぜながら、歩くことのすばらしさを語ったものである。 " 歩く趣味に
「運動神経」はいらない "" 最初は無理をせず、 30 分ぐらいを目安にする "" 歩く
と、脂肪がよく燃えてやせられる "" 耳を澄ませば、気持ちいい音が聞こえる "" 血
管年齢がグングン若返る " など、いいことずくめなのだ。
時間も場所も選ばない手軽な趣味で、心身ともに健康な生活を手に入れよう !
〇「 50 歳を超えても30代に見える生き方」(南雲吉則)
私は五六歳。あと数年でもう還暦に手が届く年齢です。でも、私に初めて会った人は「とてもそんな年齢に見えない ! 」といいます。実際、自分の体の各部分の「年齢」を調べてもらったところ、脳年齢──三八歳、骨年齢──二八歳、血管年齢──二六歳、という驚きの結果が出ました。私の肉体は、実年齢よりもゆうに二〇歳以上も若いことがわかったのです。
そんなビックリするような「若返り = アンチエイジング」をどうやって実現させたのか ? 「食事の内容と生活習慣を変える」ということ、ただそれだけです。それなりに努力はしましたが、あくまでも日常生活の延長上のこと。お金や時間を特につぎ込んだわけでもありません
< 孫との攻防>
〇「わが孫育て」(佐藤愛子)
ある日、私は桃子に訊ねた。「桃ちゃん、サンタクロースは本当にいるのかな ? どう思う ? 」桃子はいった。「去年まではいると思ってたけど…」「今年は ? 」「どうもいないらしいなァと思ってる」それから困ったようにつけ加えた。「いるといないとのせめぎ合いなのよ、今んとこ」「そうか…せめぎ合いねえ…」。「孫との攻防戦」や「おばあちゃん、いろいろ」「老いのくり言」などなど滋味溢れた、円熟の日常エッセイと、「文藝春秋」「諸君 ! 」「正論」などの月刊誌から抜粋した「日本人の底力」「昔のオリンピック」「敬語コップレックス」「時は流れぬ」「どこへ行く、子供たち」「国を愛してどこが悪い」などのエッセイでは、日本人の心構えを説く。
この時期に「読んだ本」です
「定年後」(加藤仁)
「ひまつぶしの隠居学」
「美しい老年のために」(中野孝次)
「老いはこうしてつくられる」(正高信男)
「歩くとなぜいいか」(大島清)
「この命何をあくせく」(城山三郎)
「こまった人」(養老孟司)
「始末に困る人」(藤原正彦)
「にこにこ貧乏」(山本一力)
~あとがき~
本はなぜ読むのでしょうか。時間の無駄ではないですか・・・という方もあります。わたしは本が好きですね。なぜかというと、人間は自分の経験からいろいろと知識や技術などを身につけていきます。ところが、自分の経験の範囲で学べることは人類の歴史の上で本当に微々たるものです。先人が残してくれた歴史、知識、科学技術・・・すべて過去からの蓄積があるわけです。自分の知らないことを本から学べるわけで、本当に素晴らしいことですね。「温故知新」といわれます。好きな言葉です。勉強というと何か押し付けられたもののように、感じますが勉強は自分のためなのですね。「知らないことを知る」という喜びを、子どものころに感じてもらいたいものです。探求心という「エンジン」をみずからがスタートさせて欲しいものです。 以上
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