元気の素
私たちが愛する動物達は人間よりもはるかに短命です。悲しいけれどどうしようもない事実です。でも動物の世界でも、昔に比べると医学や飼い主の知識が向上し 犬も猫も頑張って長生きする子が増えてきました。 それでも人間に比べると、彼らや彼女達の一生は1/4位でしょう。子犬の時からずっと一緒にいても先に年老いていってしまいます。そして老齢の為に様々な病気になってしまいます。その中には認知症の症状もあることだと思いますが、一緒に生きてきた分どうしてもその事実が信じられなかったり、結びつかなかったりとまどったりされると思います。今まで何頭かの愛犬と共に生きてきましたが去年の夏に逝ってしまった「ジュニア」は初めて認知症となりました。約2年の間認知症介護をしてきましたが、正直と惑う事ばかりでした。その頃の我が家には勿論パソコンも無くまして犬の認知症を経験された方がいませんでした。そこでもし今、悩んでる人がいるのならば少しは助けになるのではないか?そう感じて素人の経験談ですがここに記そうと思いました。普通の闘病生活でも大変な苦労があると思います。けれど痴呆になってしまった場合は、愛犬との意思の疎通も無くなりとてもつらい気持ちにさせられます。一人でもいいから少しは気持ちが楽になってほしいこれが認知症というものなのだ・・・他にも苦しんでる人がいた、それだけでもいいのです。そんな気持ちで綴って行きたいと思っています。