1

「新しい空気は酸素が多くて、出る空気は二酸化炭素が多い。」これは、子どもたちのこれまでの生活経験から知っていたことであろう。そこで、今回は【実験6】「酸素、二酸化酸素、それから、理科室にボトルのあった窒素の性質を調べる」。まず、「水上置換法」で、それぞれの気体をビンの中に集める。次に、火のついたロウソクをビンの中に入れ、燃える様子を観察する。実験結果は、二酸化炭素と窒素では、ビンの中にロウソクを入れた瞬間、火が消える。酸素は、炎が大きくなり、一気にロウがなくなってしまった。次時は、いよいよ【実験1】から【実験6】までの結果をもとに、「2本のロウソク問題」を考える。※ 今回の記録は、平成25年5月8日(2校時)のものである。
2013.05.10
閲覧総数 300
2

てんびん棒を使って「てこのきまり」を見いだした子どもたちであるが、今回は「てこの働き」について学習する。導入では、モビールをつくったときの「何個のおもりでもつり合わせることができる」という気づきからスタートした。まず、てんびん棒の片方のおもりの数を1個、もう片方を6個にしてつり合わせる。「1個のおもりで6個のおもりを『持ち上げて』いる」と説明し(このとき、子どもたちの中から「1個のおもりで、もっと多くのおもりを『持ち上げる』ことができる」と声があがった)、竹竿と水を入れたペットボトルを提示した。木片を支点にし、てんびん棒と比べながら「てこ」の説明をする。その後、子どもたちは力点や作用点の位置を変えながら「手ごたえ」の違いを調べていくことになる。このとき、まず実験結果を「予想」させる。もちろん、単なる「カン」ではなく、てんびん棒での実験をもとに、その「予想」を説明させた。実験結果は、子どもたちの「予想」どおりである。しかしながら、てこのおもしろさを「手ごたえ」として実感していたのだろう、あちこちで驚きの声があがる。「もっと重たいものを持ち上げてみたい」という要望から、ペットボトルを砂袋に代えて実験を続ける姿も見られた。また、「ペットボトルの重さと力は同じだ」という気づきも出される。授業も「まとめ」のとき、(今回も)思いがけないことが起こる。「もっとも楽にペットボトルを持ち上げるにはどうすればよいか」と問うたときである。力点も作用点も竹竿の先端にし、支点を作用点に近づける。すると、手を離してもペットボトルが持ち上がったのである。「モビールのときと同じだ。」次時は、いよいよ「棒の重さ」も含めて、自分たちのつくったモビールを説明する。
2006.02.27
閲覧総数 73
3

このblogで紹介している授業記録は、授業ビデオを起こしてきちんとしたプロトコルをつくる場合もあれば、授業ビデオを流し見しながら板書を撮影したものにメモし、それをもとに書くこともある。(もちろん、前者の方がよいのだが・・・。授業リフレクションを授業研究の中心にするといいながら、「時間がない」と言い訳してしまう・・・。)このことと合わせて、最近は「座席表」を見ることも多い。この「座席表」とは、授業中に教師がチェックしたものではなく、授業後の子どもの考えを座席表にまとめたものである。以前は、子どものノートを見たり授業中の発言を振り返ったりしながら私自身が書いていたのだが、最近は、子どもたちに直接書かせている。やり方は簡単で、A2(A3用紙2枚)に拡大した座席表に自分の考えを書いたポストイットを貼り、それをA4もしくはB5に縮小コピーするとできあがりである。ただし、ポストイットの大きさが60mm×55mmと小さく、書き込める量が少ないため、子どもの考えが十分に表れるとは限らないし、子どものノートを一冊ずつ見た方が、授業中のメモ書きなども発見することができるなど、子どもの見取りは深まるだろう。しかし、ポストイットを使った方法の方が断然手間が少なく、スピードも速い。私の場合、次時に子どもたちにも配るので、この方法の方が都合がよい。実は、数年前まであまり「座席表」を重要視していなかったのだが、2年前の社会科の初志をつらぬく会全国集会で報告をしたとき、「授業中に発言した以外の子どもたちの考えはどうしているのか」と問われ、何も答えられなかったことがきっかけとなって授業で「座席表」を使うようになった。(おそらく、安東小学校などで使われている「カルテ・座席表」とは、目的も方法も異なっているのだろう。)であるから、私の授業は前時の板書のコピーと「座席表」をノートに貼ることからスタートすることが多い。子どもたちも、授業前に友達のコメントを見て質問したり「分類」したりすることが多くなったように感じる。もちろん、この「座席表」をつくることが目的ではない。また、「座席表」さえあれば子どもに学びが起こるということでもない。しかし、この「座席表」が、子どもを見取る一つの道具となるとともに、子どもたちのとっては「対話」を活性化させる「きっかけ」になるであろう。
2013.01.24
閲覧総数 1171
![]()

