ジャイアントロボ | メタボの気まぐれ

ウルトラマンによる怪獣ブームが到来していた
1967年に東映は同じく怪獣路線の特撮を企画し、
ヒーローを超人ではなくロボットにした
不滅の名作を生みだしました。

それが横山光輝：原作の「ジャイアントロボ」なのです。

地球征服を狙う謎の宇宙人・ギロチン帝王は
秘密兵器としてＧＲ１というロボットを
ガルチュア博士に設計させた。

しかしガルチュア博士はギロチン帝王が組織する

偶然にＢＦ団に捕われていた草間大作（金子光伸）という
少年にＧＲ１の腕時計型の操縦システムを託すのである。

この操縦システムは音声登録・認識式で
初起動の際に声を登録した大作少年の
命令にしか従わない仕組みにより

ＧＲ1、即ちジャイアントロボは、
大作少年の命令のみ聴き分け
地球を守るため国連秘密警察機構・ユニコーンの
Ｕ７隊員となってＢＦ団とギロチン帝王が生み出す
怪獣と戦うのである。

この物語に登場するユニコーンとは

地球を防衛する機関であり

またジャイアントロボの声“グワッ”
“マッシ”はロボットながらにして重厚で
動作音の“ガシュン”もインパクトがあり、
現在の戦隊シリーズに登場するロボットの

ジャイアントロボ放映から４０年以上経った
今でも愛され続けている効果音です。

怪獣もウルトラマンの恐竜を彷彿させる物とは違い
ジャイアントロボの怪獣はタコ、植物、巨大目など
妖怪を彷彿させる怪獣が登場し
鳴き声も東宝特撮怪獣の様な楽器を中心にした
声ではなく、人声を元に加工した声なので
身近に感じる恐怖感が出てくる感じなのです。

最終回は大作少年の命令も受け入れず
ジャイアントロボは単独行動を取り
悪のギロチン帝王を道連れに宇宙で爆発する。

このロボと大作の別れは全国の少年少女の涙を誘い
感動の最終回として語り継がれているのです。