Ｇメン'７５中屋・島谷・田口刑事 | メタボの気まぐれ

「ハードボイルドＧメン'７５」

Ｇメン史上、人気のあった作品と言えば“香港カラテシリーズ”と
新Ｇメンの再編成時に必ず事件になるのは“対ニセ白バイ警官”の
二つのシリーズでありました。

この時期に登場したのが中屋刑事（伊吹剛）島谷刑事（宮内洋）
田口刑事（千葉裕）である。

中屋刑事は殉職した津坂刑事（岡本富士太）の後任として
第105話「香港－マカオ警官ギャング」より登場。
柔道を得意とし熱血漢であるがゆえ短気が禍して
スタンドプレーに走り黒木警視正（丹波哲郎）や

麻薬の売人に恋人を殺害された経験があり麻薬を強く憎んでいる。
警部補に昇任してからは他のメンバーと屋台で
愚痴をこぼすシーンが多く吹雪刑事や田口刑事など
若手の引き立て役に回る事が多くなる。

島谷刑事は第227話「Gメン対香港の人喰い虎」にて初登場。
暴力団担当の警視庁捜査四課の刑事で空手の使い手。
二人の弟が存在しており、一人は厚生省の麻薬取締官で
香港に潜入していた捜査官・達也（石田信之）
もう一人はベトナム戦争の北爆の際に生き別れ香港コネクションの
雇われ者となっていた邦彦（ジョニー大倉）
ともに香港での事件の際に失うことになる。

運悪くお偉方の息子だった為に謹慎処分を受けた事もある。

しなやかな空手アクションで草野が去った後の
香港カラテシリーズを盛り上げた。

二人は捜査ミスの責任を負いＧメンを去る事になった。

そして第205話「新Gメン対ニセ白バイ警官」にて白バイ隊員として

警察学校時代の同期に自らの白バイを盗まれてしまったが
自身で真犯人を射殺、その捜査を通じてGメンに加入した。

登場時は一番の若手で後輩の吹雪刑事（中島はるみ）が
加入する頃から先輩刑事らしい成長を見せる。
マリコ・寺岡刑事がシンガポールに帰国すると同時に
研修のためFBIへ出向しGメンを離脱した。

演じた千葉裕は学園ドラマ「われら青春」で生徒役で注目を浴び
その後「太陽にほえろ」「俺たちの勲章」「Ｇメン'７５」で
ゲスト出演を経てＧメンのレギュラーとなる。

1981年に飲食店を始め事業の道に入り1985年に俳優業を引退。
以降、本格的に事業に専念し飲食店、輸入日用品販売、
レンタカー事業や全国でスキューバダイビングなどの
事業を展開し活躍しています。