桜庭和志スペシャル・プロレスラー最強伝説 | メタボの気まぐれ

総合格闘技界のＩＱレスラー・桜庭和志

1990年末～2000年代初頭頃のPRIDEにおいて
強豪外国人に対し互角以上の戦いを演じた
数少ない日本人選手の一人である。

1999年11月21日のPRIDE.8で当時不敗神話を誇っていた
グレイシー一族の一人、ホイラー・グレイシーと対戦。

２Ｒも、引き込んだホイラーにハーフガードから
チキンウィングアームロックを極めた桜庭、
ホイラーはタップせずセコンドのヒクソンもタオルを投げない

桜庭はマイクアピールで「次はお兄さん僕と勝負してください!」と
ヒクソンに対戦を要求した。

2000年5月、桜庭は「PRIDE GP 2000・決勝大会」に出場し
ホイス・グレイシーとの対戦が決定した。

ホイラー戦での裁定に不満を持つホイスはルール変更を要求、
桜庭も受諾し、15分無制限ラウンド・レフェリーストップ
および判定無しで行われる事になった。

試合は桜庭はホイスの道衣を脱がせようとするなど
観客を沸かせ続け、桜庭がホイスの左足にローキックで
ダメージを負わせて、7R開始直前にホリオンがタオルを投入し
桜庭の勝利で実に90分に及ぶ死闘に終止符が打たれた。

バックを捕られるもアームロックで切り返しTKO勝ち。

12月23日のハイアン・グレイシー戦では
ハイアンが直前に怪我をして10分1Rに変更、
試合は桜庭が終始優位に立って判定勝ちを収めた。

グレイシー狩りと呼ばれたグレイシー一族相手の4連勝を果たし

ただ勝利するだけでなくファンを喜ばせる為に戦うという
ファイトスタイルでファンを魅了し高く評価された。

桜庭の活躍と共にPRIDEは大きく成長を遂げ
2000年の桜庭はPRIDEのエースとして
全盛期を迎えていたといえる。

そんな桜庭の試合を収録したＤＶＤが「桜庭和志スペシャル
プロレスラー最強伝説」であり
彼の強さを思う存分、見る事が出来るＤＶＤである。

音声は「実況なし」「実況＆解説」
「桜庭和志＆山口日昇の特別解説」の３つがある。