太陽にほえろ！警部、ＤＪ編 | メタボの気まぐれ

山さん（露口茂）殉職後、７人体制となった七曲署一係。

第692話「捜査に手を出すな」を皮切りに
数々の難事件に取り組んできた一係だが
ここでボス（石原裕次郎）の病気が再発！

第700話「ベイビー・ブルース」から６人体制となり
ボス不在の中、事件は難航していく・・・

しかし第706話「ボス！任せてください」より
警視庁捜査第一課強行犯捜査三係の警部
橘兵庫（渡哲也）が病気休暇中の藤堂が

橘兵庫は藤堂の城北署時代の後輩で
デスクワークに拘る事なく
積極的に現場に出る姿が初期の藤堂を思わせた。

彼は部下をニックネームで呼ぶ事がなかったが
藤堂同様、部下を信頼している。

そしてもう一人、葛飾柴又署交番勤務から
一係に配属された刑事がいた。

太宰準（西山浩司）ニックネームはイニシャルのＤＪ

赴任前日にたまたま爆弾事件の犯人と遭遇し
仲間になる振りをするいわば潜入捜査を独断で行い

足の速さや身の軽さにおいては歴代刑事の中で

それゆえの問題行動も多く
いつ刑事をクビになってもいいようにと
アルバイト情報誌を常に携帯している。

西條からは「ダサい準のＤＪ」と言われており
復活した鮫島勘五郎（藤岡琢也）とも

この鮫島勘五郎は藤堂の元同僚で
橘警部の元上司、刑事退職後は探偵事務所
結婚相談所、進学塾を経営し新人刑事と絡み
今回は料理学校を経営し若い妻を貰っている。

この新シリーズの経緯は病中の石原裕次郎が
渡哲也に「太陽にほえろ」がピンチになったので
自分の代わりに出演してほしいと願い
プロデューサーの岡田晋吉の面目を保つ為でもあった。

またメインテーマも大幅にアレンジされ
15年目にして心機一転のスタートを切った。