変身ベルト | メタボの気まぐれ

1971年の仮面ライダーによる変身ブームで
玩具メーカーのポピーは仮面ライダーが
腰に巻いているベルトを模した玩具を発売した。

これが「光る！回る！変身ベルト」である。

当初はタカトクトイスがギミックのない風車と
角度によって絵が変わるプレートが
はめ込まれているベルトを発売したが
子供たちに不評であった。

そこでポピーは試作屋に頼んで

改造してもらい、「テレビと同じ」という
コンセプトで変身ベルトを発売。

パッケージに「このベルトはライダーに
変身する時に使われている物と同じです」と表記され
「光る！回る！変身ベルト」は
1971年からの約2年で380万個を売り上げた。

値段は東映の主張により当時の玩具としては
相当な高額である1500円で発売した。

以降も仮面ライダーシリーズのベルト玩具は
作品ごとの特徴に合わせて様々な
ギミックを取り入れながら

仮面ライダーＸ「光る回る超能力ライドル」
仮面ライダーアマゾン「光る回る万能ベルトコンドラー」
仮面ライダーストロンガー「光る回る電光エレクトラー」
まで続いた。

同時期放送の超人バロム１、人造人間キカイダー、

変身プロセスが違うために
仮面ライダーシリーズとはギミックが異なる。