俺の空 | メタボの気まぐれ

本宮ひろ志による漫画作品「俺の空」は
1975年、週刊プレイボーイで連載された。

日本最大の財閥、安田グループの
総帥を父に持つ主人公・安田一平は
父・清十郎の正妻との子供では無く
義母から実の息子同様の深い愛情を持って育てられた。

御曹司でありながら嫌味な所が全く無く
誰からも好かれている。

学力においても高校の全課程を2年で修め

東大法学部に合格するなど非常に優れている。

安田一平は一族の掟により
1年以内に自らの手でグループ首脳も認める
人生の伴侶を見つけなければならないという事で
旅に出て大人物を目指した。

旅立ち前夜には一平の高校の担任である
婚約者がいた川村先生と肉体関係を持ち
アメリカへも旅立ち、カジノで一勝負した。

この安田一平のライバルにハーレーを乗り回し
欲しい物は何でも手に入れないと
気がすまない無頼漢な性格の

また政財界を牛耳る東北の御老人の孫娘である
御前一十三も登場し、彼女を娶る事は
東北の御老人の後継者となる事を意味する為、
政財界の若きエリートたちが
彼女をめぐって争う事になった。

その姿は一平をも驚嘆させたが、
一平以外の６人の求婚者たちに
財産を譲る形で無一文となり
一平と共に歩む決意をする。

そしてこの財産の分配によって
何かあれば日本の財界が
一平のもとに集結する事となっていた。