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2021年02月12日
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テーマ: 友人と一緒(1166)
カテゴリ: カテゴリ未分類
友人との思い出話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20210115.html

「陶芸で闘病なんて、前の朝ドラのスカーレットの息子みたいやな」など途切れることの無い会話が続きましたが、夕方になっていよいよ別れることに。帰り際にお父さんにお願いして2ショットの写真を撮ってもらいました。実は今まで一度も彼の写真を撮ったことがなかったのですが、これが最初で最後のものに。

帰り際に彼が「オレもちょっと外に出るわ」と、二人で外を少し歩きました。なんとこの期に及んでまだタバコを吸っているとのこと。無茶苦茶ぶりに呆れながら、まあ残り少ない彼の人生、好きなようにさせたら良いとご両親も黙認しているのでしょう。近所の自販機まで一緒に歩いていきました。

「ちょっとゆっくりめに歩いてくれる?」と言われ、彼に歩調を合わせて歩きました。ほんの200mくらいの距離でしたが、5分くらいかけて。道中「ここの幼稚園に通ってた」とか「昔からこの床屋がある」とか、彼の地元トークを聞きながら。

自動販売機の手前の信号で別れることにしました。信号待ちの間、私は「自分の納得いくまで闘い抜いてくれ」と最後に伝え、握手して「じゃあまた」と別れました。彼は少し意外そうな、そしてまた少し寂しそうな表情を見せました。心中どうだったのかはわかりませんが「最近すごく寂しさを感じる」と漏らした彼の本音が現れたのかも知れません。

ここで変に名残惜しむと別れられなくなるのでスッと帰ろうと思い、横断歩道を渡って立ち去りました。数十秒歩いてから一度振り返りましたが、彼もそれを察したように、振り返らず家に戻っていきました。

私はこの時「これだけ元気ならば、また来年会うこともあるだろう。もう一度来よう」と思っていました。しかし結局、これが彼との最期になりました。(つづく)





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Last updated  2021年02月12日 09時15分08秒
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