かずやんの旅日誌

かずやんの旅日誌

2024年12月23日
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カテゴリ: バイク旅
※本来なら動画を載せる予定でしたが、仕事が忙しく編集する時間が取れないため、スクショ写真のみで更新します。
編集する時間が取れたら後日公開するとともに、こちらも写真からの差し替えを行います。


小鳥の囀りと、周囲のホンダミュージック(いびき)で目が覚める。
朝日があと僅かで顔を出す湖畔は静寂に包まれていた。





テントからカメラを抱え起き出す。
湖畔にInsta360をセットし、タイムラプスで日の出を撮影する。
湖上を飛んでいく水鳥や、時折はねる魚たちも朝日を待ち侘びているかのようであった。
しばらくして朝日が顔を出し、冷えた体とテントサイトを温めてくれる。





さあ、今日も一日楽しもう。

楽しむためにはまず腹ごしらえをしなければ。
アイアンズの朝は、セルフうどんと相場が決まっている。
飲み過ぎと語りすぎで喉を痛めたあじゃぶシェフが老舗ラーメン店の職人を彷彿とさせる手際で、うどんと天ぷらを仕上げていく。
その姿はまさに職人である文蔵さんと言ったところだろうか。
では、隣で補佐するかずやんが、サブちゃんと言ったところか。
???「天ぷらうどん一丁!」
???「にゃーーーーーー!」
(あじゃぶさんもかずやんもラーメン赤猫にはまっているのです)





天ぷらうどんをいただき、余った出汁も全て飲み干して、1日活動する活力を得たアイアンズ。
チェックアウトまでは時間があるので再び語り合う。

哲さんのアクロスを囲んでいろんな話が飛び交う。





そのアクロスのメーターは、38万キロを越えていた。





哲さんとアクロスと一緒に記念撮影。







そういえば同じように撮ったのは、アイアンホース20周年記念以来だ。

時の流れは早いものだ。

アクロスの次に人気だったのが、ポンコツ親父さんが乗ってきたハンターカブだ。
細かい作りが秀逸で、とてもいいデザイン。
整備性も申し分ないが、意外とシートが高くかずやんはやじろべえ状態に。
うん、やはり私にはモンキー一択なのだな。
(将来的にミニバンにモンキーを積んで旅しようと計画中)

そんな楽しい時間もあっという間に過ぎ、全員で撤収作業に入る。
これだけ人数がいれば撤収も早く、10時前には全ての作業が完了した。
名残惜しいが、それぞれ帰路につく。
あじゃぶさんが荷物満載の愛車で出発。




親父さんも出発し、主役の哲さんご夫婦も出発。






気がついたらかずやんととうだいえんさんだけになってしまった。
とうだいえんさんに見送られかずやんも出発。





最高に楽しい時間でした。
またみんなで集まって語り合いたいですねぇ。
とうだいえんさんと娘さんに手を振りキャンプ場を後にした。




↑たまたますれ違ったこけさんと


「バイクはこちらに!」
誘導員が声を張り上げて車とバイクを捌いていく。
キャンプ場を出発した私は、すぐ近くのメタセコイア並木道に来ていた。







しかし私の目的地はこの先なので、走行動画だけ撮りスルーしていく。









メタセコイアは南阿蘇にもあるが、ここまでの並木道は初めてだ。
観光地化されるのも納得だな。
並木道をすぎてまもなく到着したのは、マキノ白谷温泉八王子壮。
昨夜はお風呂に入れなかったので、ここでこざっぱりしていく。
体を洗い、髭も剃り、リフレッシュ完了。
温泉を後にして琵琶湖東岸へ向かう。

道中、琵琶湖を反時計回りする道は大渋滞。





一方時計回りのこちらはガラガラである。
そんな快適な道を走り、長浜市までやってきた。
ここまで来たならあのパンを買わなければ。
到着したつるや本店。





そう、サラダパンのお店だ。
3年前、北海道帰りに立ち寄った時以来だ。
早速自分用とおみや用を買い込み、エコバッグまで購入。
これがまたいいデザインだ。
ホクホク顔で店を後にした。





「バイクはこちらに停めてください。」
忙しい中、親切に店員さんが案内してくださる。
つるやを出発した私は、長浜市中心部にある成駒屋に来ていた。





長浜名物焼き鯖そうめんを食べるためだ。
以前から食べたかった焼き鯖そうめんをついにいただける。
テンションを上げつつそうめんを注文。
さらに魅力的な品をメニューに発見。
ビワマスのにぎりだと!?
旅は一期一会。この出会いに感謝していただかなければ(クルシイイイワケ
程なく運ばれてきた焼き鯖そうめんは、そうめんに焼き鯖の汁がしっかり染みており、とても美味しい。





味付けも濃くなく鯖の旨みと煮汁の旨みがマッチしている。
これは日本酒と合わせたい一品だ。
お次はビワマスのにぎり。





口に含んだ直後は、あっさりとしたサーモンという感想だったが、噛んでいくと鱒自体の旨みが口中に広がり、それを酢飯が引き締めてくれる。
これは美味しい。
こちらも日本酒とよく合いそうだ。
満足して店を後にするのだった。

「いや、さすがにしんどい。」
長浜を後にした私。
彦根城下でお使いを達成し、大阪へ向け高速を走っていた。
しかし行楽日和の3連休。
サンデードライバーも多く走る道路は至る所で事故が発生しており、私が走る京滋バイパスも大渋滞である。
全く動かないなら間をすり抜けていくのだが、中途半端に動くものだからそれもできない。
他のバイクはお構いなしですり抜けていくが、急に車線変更されたら弾き飛ばされて空を飛んでしまう。
そして飛んだ先は谷底だ。まず助かるまい。
そう思いながら走るも、クラッチを握る左手がそろそろ限界。
そこで先述した言葉が出てきたのであった。
幸い本当に限界になる前に渋滞は解消。
京滋バイパスから第二京阪に移り、順調に大阪南港に向かっていた。





しかし寝屋川を過ぎたあたりからGoogleマップの様子がおかしい。
沈黙することが増え、曲がるポイントを過ぎてから案内するようになってしまった。
そして東大阪ジャンクションを奈良方面に行けと言い出したのだ。
事故渋滞でも発生しているのかと思い、言う通りに奈良方面に向かう。
すると急に高速を降りろと言い出した。
これはいよいよいかんな。
高速を降りてセブンで確認すると、今度はUターンして元の道に戻れと言い出した。
いや、そもそもここは一体どこなのだ!?
目の前にはコーナン東大阪菱江店がある。





やはり先ほどのジャンクションを奈良方面ではなく大阪方面に向かわなければならないようだった。
ここからは地図を頭に叩き込み、Googleマップは無視して入っていく。
フェリー乗船開始まで30分。
南港までの距離は22キロ。
余裕を持ってルートを組んだがかなりギリギリになってしまった。
そのまま阪神高速を爆走していく。





ちょうど私の前に爆走している車がいたので、セーフティーカーにさせてもらった。
セーフティーカーのおかげで無事天保山ジャンクションに辿り着いた。
南港まで後わずかだが、ここら辺は道が入り組んでいて分かりにくい。
看板も夜ではよく分からずよせばいいのに再びGoogleマップに頼る。
そして案の定行き止まりに案内される。





これはあれだ。昨日話していたネクタイダーさんの策略に違いない。
行き止まりをパスしてようやくの思いで大阪南港フェリーターミナルに到着。
するとちょうどバイクが乗船開始するところであった。
わたわたとQRコードを準備してすぐに乗船。





さっき道を確認した東大阪のセブンで弁当を買っておいて良かった。
名門大洋フェリーはバイクは地下(3階)に降ろされるようで、けたたましいサイレンと共にタラップが下がっていく。





3階車両甲板に到着すると、そこはバイクが30台近く停まっていた。





客室も満室だし、この航路はドル箱なのだな。

荷物を整理して客室に上がる。
今宵は普通のツーリストベッドだ。
狭い空間が秘密基地感を醸し出し、なんともワクワクする。
昔はこの感覚で北海道に渡ったものだ。

着替えを済ませ、なぜか売店にあったオリオンビールを購入。
デッキに上がり潮風を浴びながら大阪の夜景に乾杯!





次はいつフェリーで来られるのだろう。
半日有給を取れば、弾丸にはなるがフェリー旅が実現可能なことがわかった。
また機を狙って来ることにしよう。
出港時刻となりフェリーは岸壁を離れる。
行きと同じく出港の警笛は鳴らさないようだ。





出航後に入浴と晩御飯を済ませ、再びデッキへ。
時刻は21時過ぎ。
なんでもフェリーが明石海峡大橋を潜るというのだ。
瀬戸内海航路の魅力のひとつである。
ライトアップされた明石海峡大橋は美しく、普段明るい時間に見る橋とは違う雰囲気を醸し出していた。





今回時間があればあの橋を渡って淡路島にいく予定であった。
私がドライフラワーを始めるきっかけとなったパルシェ香の館に行きたかったのだが、また次の機会だな。
今度はフェリーで大阪に上陸して、四国に渡るのもいいかもしれない。
でも日本海側を走る構想も捨てがたい。
行きたいところ、再訪したいところが多すぎて、とても今の休みでは足りない。
しかし長旅となると、1ヶ月を過ぎたあたりから、旅の感動が薄れてしまうのも経験しているため、今の旅スタイルがいいのかもしれない。
そう考えながら明石海峡大橋を通過。
またいつの日かあの橋を渡り淡路島を目指すその日を夢見て、離れていく大橋を見つめるのであった。

4日目に続く。





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最終更新日  2024年12月23日 06時43分13秒
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Re:Moon Reaching Commemoration Touring 3日目(12/23)  
うしまる さん
38万キロというのに、まるでまだ買ったばかりのような輝きの愛車がステキですね! しかし、かずやんさんもモンキー推しでしたか(笑)。ワタクシも長年来のモンキー推しでして、「何時か将来こいつで走りたい」の最上位であります。

(2024年12月28日 19時01分53秒)

Re[1]:Moon Reaching Commemoration Touring 3日目(12/23)  
うしまるさんへ
そうなんです!とても大事に乗られてるんです!
だからこその38万キロかもしれませんね^_^
モンキーは短足なワタクシにちょうどいいのです(笑)
できればミニバンに積んで旅に出たいですね〜(´∀`) (2024年12月29日 08時38分27秒)

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