はっぴーふぇいす

1歳まで


その間看護師さんにすべてお世話をしてもらっていたので、初の我が子ながらあまり関心がなく「初ママブルー」(こんな言葉あるんか?)に陥った私。でも見舞いにきてくれた友達から「みんな最初はそんなもんだよ」と励まされ
少し浮上。
私は入院は長かったのですが、元から病気で入院していたわけではないので産後一週間でかいくんを病院に残したままとっとと退院しました。
そして、あまり出ない母乳をなんとか搾乳しては病院に届ける毎日。
まだ病院に預かってもらってる荷物、のような存在の我が子ゆえ、毎日の母乳宅配に「めんどくせぇ」などと思ってしまったバカ母でした。
 やっと2週間後にかいくん退院。
退院して実家に迎えてよくよくかいくんを観察すると、やはり可愛くないわけがない我が息子♪
今までほとんど乳児と接した経験が皆無な私は最初は恐る恐るという感じの接し方でしたが、すぐに「赤ちゃんマジック」なるものにハマってしまいました。
ヘタすると家事もせず(恥)一日かいくんを眺めてはウットリする毎日でした。
 かいくんは哺乳力が弱くてなかなか母乳が飲めない子でした。私の母乳もあまり足りているとはいえない状況だったので
母乳とミルクの混合で育てました。粉ミルクやらミルトンやらにやたらとお金がかかり、子供育てるって大変だぁと実感したものでした。
 かいくんは初めての子にしては珍しくほとんど手のかからない赤ちゃんでした。
生後四ヶ月くらいにはほぼ朝までまとめて寝てくれるようになり、かいくんより半年も前に生まれた友達の子供は1歳近いのに、
まだ夜中2時間おきに起きると聞いたときは「ひょえー、大変!」と思いました。夜寝せるときも抱っこなどせずベビーベッドにぽんと置いて
顔をじっと見つめていてやると安心するのか私の顔を見つめながら穏やかに眠りについていく子でした。

 首のすわりは順調だったのですが、育児書に書いてあるように寝返りができ、お座りをし、ハイハイをするといった一連の発達がすべて遅めでした。
とても心配するのですが遅いながらも発達はしていくし検診でも「そんなに気にすることはない」といわれたので、あまり気にすることなかったのですが
ハイハイだけはなかなかしない。やっとハイハイができたか?と思うと、後ろに後退していってしまう「逆ハイハイ」で友達ママとかにこの頃から
笑いをとる子でした。
本人は一生懸命私の方に近づこうとするのですが、かいくんが頑張れば頑張るほど後退していってしまって泣きながら後退していく様は我が子ながら
笑えて笑えてそして可愛くて仕方のない光景でした。
 1歳の誕生日を迎えるまでに突発性発疹で病院にかかる以外は風邪ひとつひくことなく健康そのもので成長していきました。
1歳頃にやっと2、3歩歩けるようになりました。


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