全184件 (184件中 1-50件目)
『登録者50万人超のYouTuberが明かす “顔出しナシ”でYoutubeで稼ぐ本』を読みました。YouTube登録者数55万人の本解説チャンネル「学識サロン」のまぁ~さんが書いた本です。これまで自分は自己流でYouTubeをやってきたので、知らなかった機材やフォントなど色んなことが初めて知れて勉強になりました。ちなみに、私もまぁ~さんが主宰する「YouTuberのためのオンラインサロン(学識サロン)」に参加しております(・∀・)登録者50万人超のYouTuberが明かす “顔出しナシ”でYoutubeで稼ぐ本 [ 学識サロン まぁ~ ]
2022.09.20
岸田奈美さんの初の単行本『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』をいま読んでいます。大変なことをここまで面白く書かれると、本当に笑っちゃいます。帯に『情報過多の日々をつづる~』とありますが、文章自体も情報過多というか、マシンガンのムダ撃ちみたいな感じなのですが、そこが凄い良いんですよね。シンプルに面白いです。「無用の用」を体現したような文章技術です。あと、本の造作自体ですが、突然写真が入っていたり、カバーを取ったら出てくる写真がとても素敵でした。家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった【電子書籍】[ 岸田奈美 ]ーーーー笑えて泣ける岸田家の日々のこと車いすユーザーの母、ダウン症で知的障害のある弟、ベンチャー起業家で急逝した父ーー文筆家・岸田奈美がつづる、「楽しい」や「悲しい」など一言では説明ができない情報過多な日々の出来事。笑えて泣けて、考えさせられて、心がじんわりあたたかくなる自伝的エッセイです。
2020.09.21
「TACNEWS」5月号は、「萌さんとカッキーの読書室」で『仮想通貨脱税』佐藤弘幸著(扶桑社)を取り上げました。仮想通貨脱税 [ 佐藤 弘幸 ]
2020.04.02
先日、中央公論新社さんから『丸山式「謎手紙」のススメ』という、謎の本を御献本頂きました。そして、謎のお手紙をまた頂きました。丸山桂里奈さん、ありがとうございます。著名人に並んで私の話もあって、大変恐縮です。丸山式「謎手紙」のススメ (単行本) [ 丸山 桂里奈 ]
2019.11.19
天津向さんのラノベ作品『クズと天使の二周目生活 5』 (ガガガ文庫)を読みました。クズと天使の二周目生活 5【電子書籍】[ 天津向 ]声優ラジオを舞台にしたライトノベルの5巻目。4巻で一応の区切りがついて5巻目から新展開です。これまではラジオ番組の自体で起こりがちなトラブルを解決していく物語だったのですが、今回は悪人スポンサーとのトラブルというお話。4巻まで根っからの悪人が出てこない作品から、そうじゃない話になったので違和感というか、リズムが変わった感じはしました。『盾の勇者の成り上がり』的な感じになったというか。巻が進むにつれて、これまで出てきたキャラの出番が少なくなってくるのは仕方ないのですが、メインヒロイン萌香がちゃんと中心だったのは良かったです。
2019.09.05
『バズる動画・ライブ配信 確実に拡散するしくみ インフルエンサーマーケティングの基本がわかる本』飯田祐基・著(ダイヤモンド社)を読みました。バズる動画・ライブ配信 確実に拡散するしくみインフルエンサーマーケティングの基本がわかる本【電子書籍】[ 飯田祐基 ]私は今でこそ動画も作っていますが、基本、「ライブ配信」を主に活動しているのは、インフルエンサーマーケティングをやっているライバー社の影響です。そして、本書の著者が、そのライバー社の飯田祐基会長です。この本の中身ですが、動画やライブ配信の基礎知識が充実しているので、始めたばかりの私のような人間にはちょうど良いです。どちらかというと、「動画」<「ライブ配信」のような熱さがあるので、ライブ配信がよくわかっていない(私のような)人には、いい教科書だと思います。『クリエイターに求められるのは、企画力と表現力』『ライバー(ライブ配信者)に求められるのは、トーク力と会話力』という、「動画」と「ライブ配信」では全然違うんだな、ということがよくわかりました。
2019.08.29
『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』幡野広志著(ポプラ社)を読みました。ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。 (一般書 225) [ 幡野 広志 ]とても良い本を読みました。「がん患者」「安楽死」などがテーマなのに、語り口がとても柔らかいので、すっと腑に落ちる感じで読むことができました。内容ももちろん素晴らしいのですが、構成とタイトルが本当に秀逸です。「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。」というタイトルの意味が最初わからないのですが、読み進めていくうちに「家族のことか!」と判明し、最後にもう一つ意味が隠されていることに気付かされる構成が、「なるほど!」と思わず膝を打ちました。ぜひ多くの方に読んでいただきたい本ですね。ーーーーあらすじ・内容「34歳のときに治らないがんの告知を受けた。後悔はない。それは、すべてを自分で選んできたからだ。」 家族、友人、仕事、お金、自分の居たい場所、そして生と死。命を見つめ続けてきた写真家が、大切にしてきた「選ぶ」ということ。 生きにくさを超えるために、自ら「選ぶ」ことの意味を、強くやさしいことばで綴る。「生きにくさを感じている人に、生きやすさを感じてもらえることを願って――。」
2019.06.15
『なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則』(日経BP社)を読みました。なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則 [ 日経トップリーダー ]去年の夏にヒットした本ですが、つい最近、身近に倒産があったので、いま読んでいます。取材記事みたいな感じで客観的に記述されているので、シンプルで読みやすいです。各社、倒産に至ったポイントを3点ほどにまとめてくれているのもGOODです。「成功体験が忘れられない」「環境の変化に対応できない」といった原因が多いのかな、と思いながら読んでおりました。具体的な例については、せっかく動画があるので、6月3日夜のYouTubeLiveで紹介しようと思っております。
2019.06.02
『PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』ローレンス・レビー (著)を読みました。PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話 [ ローレンス・レビー ]「ジョブズが自腹で支えていた赤字時代、『トイ・ストーリー』のメガヒット、株式公開、ディズニーによる買収……。小さなクリエイティブ集団をディズニーに並ぶ一大アニメーションスタジオに育てあげたファイナンス戦略!」という当時のCFOの回顧録なのですが、面白かったです。『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』などで有名なピクサーが、有名になるまでのお話なのですが、知らないことだらけでした。最初の『トイ・ストーリー』の公開の1週間後にIPO(株式公開)だったことや、「ピクサーがディズニーと揉めて、ディズニーに買収された」とニュースか何かで読んだ記憶があったのですが、そんな事情では全くなかったこと、などなど。当時のアメリカのCFOの仕事と役割もよくわかる一冊でした。エンターテインメント界の会計に携わる人には、楽しく読めると思います。
2019.05.17
なぜ次回のYouTubeライブで、格闘技界の脱税を取り上げようと思ったかと申しますと、『平謝り』谷川貞治著(ベースボールマガジン社)を読んだからです。【中古】 平謝り K‐1凋落、本当の理由 /谷川貞治【著】 【中古】afbK-1の谷川貞治プロデューサーが書かれた本です。2012年と少し古い本なのですが、K-1の運営会社FEGが活動停止したのが2011年なので、倒産直後のリアリティと申しますか、熱の冷めやらない感じが文章にも出ています。「自分がどれだけ頑張ってきたか」が出過ぎている感じも、冷静に執筆ができない現れだと思いますので、そこがまた面白いです。そして、当時のK-1や格闘技を見てきた者にとっては、ただただ懐かしいと思います。今回、私が手に取った理由は、新日本プロレスを子会社に持つブシロード社の役員になったことで、「格闘技界の事情も知っておいた方がいいな」という軽い気持ちだったのですが、そこにも税金の話が関わっていたので、税の専門家としても興味深かったです。脱税がらみの話については、4月22日(月)夜23時からの『平成の格闘界脱税事件簿「K-1事件とは何だったのか?」』と題したYouTube生配信の中でもお話しいたします。
2019.04.20
『すごい準備 誰でもできるけど、誰もやっていない成功のコツ!』栗原 甚 著(アスコム)を読みました。すごい準備 誰でもできるけど、誰もやっていない成功のコツ! [ 栗原甚 ]著者の栗原甚さんは、『\マネーの虎』を発明した日テレの名プロデューサー。準備の大切さをいろんな番組の裏話を交えながら、教えてくれます。テレビ番組の作り方の勉強にもなるので、「中居くんに、世界に一つだけのプレゼント」「まさに、奇跡の実写化『天才バカボン』」「俳優・吉田栄作を口説き落とした方法」といったエピソードはテレビ好きとしても面白かったです。これを読んでから、お客様との面談の前の準備をより丁寧にするようになりました (^_^)/
2019.04.11
『会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか』ルートポート著(KADOKAWA)を読みました。会計が動かす世界の歴史 なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか [ ルートポート ]ここのところジェイコブ・ソール著『帳簿の世界史』、田中靖浩著『会計の世界史』と、会計と世界史をテーマにした本のヒットが続いているのですが、その中で本書は短編エッセイ色が強く、かつ守備範囲が広いです。守備範囲が広いというのは、哺乳類やホモサピエンスといったヒトの進化の話とかも、簿記の話に結びつけているあたり。強引ですけど、面白いです。これまでの本にあまりなかった話でいうと、「江戸時代の帳簿と西洋の帳簿の違い」「新大陸の銀による価格革命」「イギリス東インド会社(EIC)の設立とその顛末」「ジョン・ローの奇策」「明治日本に訪れたウサギ・バブルの結末」「産業革命はなぜ、イギリスだったのか?」「AIは私たちの仕事を奪うか?」といったところまで踏み込む感じが良かったです。会計の勉強にも、世界史の勉強にもなると思います。ーーーーー【第1章】 偉人とお金の意外な関係シャーロック・ホームズの“金銭感覚”/投資家として大成功したダーウィンの“目利き” ほか【第2章】 なぜ「文字」よりも先に「簿記」が生まれたのか?最初の簿記はメソポタミアの「駒」/ヨーロッパで起きた数字のイノベーション ほか【第3章】 一国の運命をも翻弄する会計の力球根1個で家が建つ!? オランダのチューリップ・バブル/フランス革命の引き金となる1冊の暴露本『国王への会計報告』 ほか【第4章】 産業革命。そして、簿記から会計へ産業革命は、なぜイギリスだったのか?./鉄道が生んだ公認会計士 ほか【第5章】 これからの「おカネ」の話をしよう財務省が消費税を上げたがるワケ/ビットコインが問いかけるマネーの本質 ほか
2019.03.30
『マンガ 自営業の老後』上田惣子 著(文響社)を読みました。マンガ 自営業の老後【電子書籍】[ 上田惣子 ]面白かったです!一般の人にどうやってお金や投資のことを伝えたらいいのか、というのはよく考えるのですが、「自営業」+「老後」という切り口は素晴らしいです。年金、不動産投資、年を取っても働く、といった話がバランス良く入っていて、入門書としてよくできていると思いました。ーーーーーライター、イラストレーター、カメラマン、デザイナー、プランナー、ITエンジニア、ミュージシャン、カフェオーナー、ネイリスト、コンサルタントなどの 個人事業主必読! ! フリーランスが、死ぬまで幸せに生きるために、 いま、できることのすべて みんなが苦手な年金や税金の話を 超絶わかりやすく体感できる実用コミックエッセイ。 老後貧困に陥らないために、そして、死ぬまで黒字でいるために何をすればいいのか。 53歳 超ずぼらイラストレーターが、専門家と先輩の力を借りて、 ギリギリセーフで老後の備えを始めます。 会いに行った人→ ・老後に備えまくっている30代のデザイナー加藤さん(確定拠出年金、小規模共済) ・不動産コンサルタント長谷川高先生(大家さんは甘くない) ・年金と保険のスペシャリスト田中章二先生(年金未納者、何歳まで間に合うの?) ・65歳のフリーライター佐竹さん(国民年金暮らしと家計を大公開) ・現役サービス業 80歳もつ焼き屋の山本さん(80代で働ける幸せ) ・管理会計のプロ! 65歳売れっ子公認会計士 林總先生(自営業の会計、キャッシュフローについて)
2019.02.13
この年末年始に『会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカーー500年の物語』田中靖浩著(日本経済新聞出版社)を読みました。会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカーー500年の物語 [ 田中 靖浩 ]会計士作家という意味では大先輩にあたる田中靖浩先生の本ですが、今作はいつも以上にが構成や雑談の入れ方が名人芸です。簿記からスタートして、財務会計→管理会計→ファイナンスと、歴史の流れ、歴史の必然として新しい会計が生まれてくる様子が描かれています。そんな堅苦しい難しい話を極力少なめにして、面白い雑談でパッケージングしているのが素晴らしいです。おそらく「雑談:会計=8:2」ぐらいの配分じゃないでしょうか ( ゚Д゚)ヒットした『帳簿の世界史』がクラシック音楽だとしたら、本書『会計の世界史』はポピュラー音楽。どちらも会計のより深い理解につながると思います。ーーーーー【内容情報】(出版社より)数字のウラに隠された、驚くべき人間ドラマ。誰にも書けなかった「会計エンタテインメント」爆誕!【本書の特徴】その1 ダ・ヴィンチ、レンブラント、スティーブンソン、フォード、ケネディ、エジソン、マッキンゼー、プレスリー、ビートルズ……意外な「有名人」たちが続々登場!その2 冒険、成功、対立、陰謀、裏切り、愛情、喜びと悲しみ、栄光と挫折、芸術、発明、起業と買収……波乱万丈、たくさんの「知られざる物語」が展開しますその3 簿記、決算書、財務会計、管理会計、ファイナンス、IFRS……物語を楽しく読み進めるだけで、これらの仕組みが驚くほどよくわかりますその4 イラストと写真、ひと目でわかるイメージ図が満載。会計の本なのに、細かい数字はいっさい出てきません!「私はこれまで数々のビジネススクールや企業研修で会計分野の講師を務めてきました。会計を『大局的に・楽しく』学んでもらうのはとても難しい作業ですが、講義で『歴史』をもちいる手法はかなり効果的でした。会計ルールの誕生エピソードや人物秘話を少々大げさな講談調で語ると、受講者たちが身を乗り出してきます。本書はそんな経験をもとにしています。皆さんにも『好奇心とともに会計を理解する』経験をしてもらえれば嬉しいです。」──「旅のはじめに」より【「9つの革命」で全体像がわかる】第1部 簿記と会社の誕生「3枚の絵画」15世紀イタリアから17世紀オランダへ銀行革命/簿記革命/会社革命第2部 財務会計の歴史「3つの発明」19世紀イギリスから20世紀アメリカ、21世紀グローバルへ利益革命/投資家革命/国際革命第3部 管理会計とファイナンス「3つの名曲」19世紀から21世紀・アメリカ標準革命/管理革命/価値革命【内容情報】(「BOOK」データベースより)「会計ギライ」の方を悩ませる、数字および複雑な会計用語は一切出てきません。「世界史ギライ」の方をげんなりさせる、よく知らないカタカナの人や、細かい年号もほとんど出てきません。登場するのは偉人・有名人ばかり。冒険、成功、対立、陰謀、愛情、喜びと悲しみ、芸術、発明、起業と買収…波乱万丈、たくさんの「知られざる物語」が展開します。物語を読み進めると、簿記、財務会計、管理会計、ファイナンスについて、その仕組みが驚くほどよくわかります。
2019.01.05
『自分マーケティング 一点突破で「その他大勢」から抜け出す』川上徹也著(祥伝社新書)を読了いたしました。自分マーケティング 一点突破で「その他大勢」から抜け出す [ 川上徹也 ]インパクトのあるゴルゴの表紙なのですが、内容はビジネス書です。川上徹也さん作品の特徴でもある“実例の多さ”は、今回も健在です。自分という商品を「キャリア」「スキル」「人柄」に分解する方法は、他でも使えそうですね。なお、山田真哉も実例としてちょっと取り上げられております ( 一一)
2018.12.01
いまカバンに『コーヒーと楽しむ 心が「ホッと」温まる50の物語』西沢 泰生著(PHP文庫)を入れています。コーヒーと楽しむ 心が「ホッと」温まる50の物語 (PHP文庫) [ 西沢 泰生 ]1話あたり4~5ページなので、すぐに読み切れる分量です。よくこんな良い短編がたくさん揃えられるなぁ、と思いながら読んでおります (*´ω`)【内容情報】コーヒーが冷めないうちに読み切ることができるショートストーリー。ベストセラー作家が贈る、疲れた心に効く、真実の物語50を収録。
2018.10.21
『物を売るバカ2』川上徹也著(角川新書)を読んでいます。物を売るバカ2 感情を揺さぶる7つの売り方【電子書籍】[ 川上 徹也 ]前作『物を売るバカ』もそうでしたが、事例が多くて、いろんなヒントになりそうです。『つぶれない店』などテレビでも取り上げられそうな商売がたくさんあります。世の中にはいろんなアイデアがあるんだな、と本当に驚きます。●感情で売れたヒット事例を70以上掲載! 本書で紹介されている事例の一部・眠っている間に「キレイになれる」バス・並んでまで食べたくなった「福岡の至宝」・新潟の錆びたバラック長屋はなぜ人気スポットになったか・40代男性に熱狂的なファンが多い「風で織る」タオル・地味な羊羹がグッドデザイン賞でブレイク・漁師が1年穿いたジーンズが新品の倍の値段に・日本一「懐かしい」を売りに再生した遊園地
2018.10.16
『死ぬこと以外かすり傷』箕輪厚介著(マガジンハウス)を読みました。死ぬこと以外かすり傷 [ 箕輪厚介 ]いまの箕輪さんがどのようにして出来上がったのかがよくわかる本ですね。学生時代に世界を放浪してそうなタイプだな、と前から思っており、その通りだったので答え合わせみたいでした (;'∀')『マスにヒットするコンテンツというのは、突き詰めると特定の誰か一人に鮮烈に突き刺さるものだ。』という一文も、まさにそういう思いで過去に本を作ってきたので、嬉しかったです。自分にとって答え合わせみたいな感じで読みました。本を書きたい人に本を書いてほしいのではなく、本を書く時間がない人に本を書かせたい、というのは面白いですね。私もそういう人の本こそ読みたいです。
2018.09.22
新刊『丸亀製麺はなぜNo.1になれたのか?』を頂きました。いまでも月2~3回は丸亀製麺でうどんを食べていますが、たしかに丸亀製麺の躍進はずっと気になっていました。昔、NHK『ルソンの壺』でも取り上げられていましたが、神戸の会社ですし、1号店は加古川(昔住んでいた町)ですし。「なぜセントラルキッチンをつくらないのか」「なぜ値下げ競争に巻き込まれないのか」「国内ナンバー1の羽田空港店はなぜ「歩数」に注目したのか」とか面白そうですね。この本の帯には、釜揚げうどん(並)1杯の試食券が付いているのもユニークですね。丸亀製麺はなぜNo.1になれたのか? 非効率の極め方と正しいムダのなくし方 [ 小野正誉 ]
2018.09.07
久々の“読書前感想文”なのですが、親族が執筆している本が我が家に届きました。『サイバー空間を支配する者 21世紀の国家・組織・個人の戦略』持永 大,村野 正泰,土屋 大洋 (著) 日本経済新聞出版社サイバー空間を支配する者 21世紀の国家・組織・個人の戦略 [ 持永 大 ]サイバー空間の話なのですが、アメリカ・中国の現状に関する記載も多そうで勉強になりそうです。あとサイバー空間の歴史に関する記述もあるのが嬉しいですね。【内容情報】(出版社より)○サイバー攻撃、スパイ活動、情報操作、国家による機密・個人情報奪取、フェイクニュース、そしてグーグルを筆頭とするGAFAに象徴される巨大IT企業の台頭ーー。われわれの日常生活や世界の出来事はほとんどがサイバー空間がらみになっています。サイバー空間はいまや国家戦略、国家運営から産業・企業活動、個人の生活にまで、従来では考えられなかったレベルで大きな影響を及ぼしつつあります。○サイバー空間では、国家も企業も、集団も、個人もプレイヤーとなる。その影響力はそれぞれの地理的位置、物理的な規模とは一致しない。そして、経済やビジネスでもデータがパワーをもつ領域が広がっていますが、その規模はGDPでは測れません。〇本書は、これほど重要になっているのに、実態が不透明なサイバー空間を定量・定性的に初めて包括的にとらえ、サイバー空間の行方を決める支配的な要素を突き止めるものです。果たして、そこから見えてくるものは何か? 日本はサイバー空間で存在感を発揮できるのか?○執筆には、三菱総合研究所で進めているサイバー空間分析プロジェクト・メンバーと、サイバー研究で知られる慶応義塾大学の土屋大洋教授が入り、骨太の分析と展望を展開します。
2018.09.04
先日、某雑誌で久々に読書についてのインタビューを受けました。私は人気の高い3冊について、コメントをしております。また掲載されましたら、お知らせいたしますね。統計学が最強の学問である データ社会を生き抜くための武器と教養 [ 西内啓 ]マンガで入門!会社の数字が面白いほどわかる本 [ 森岡寛 ]稲盛和夫の実学 経営と会計 (日経ビジネス人文庫) [ 稲盛和夫 ]
2018.09.02
『会計探偵リョウ・ホームズ 』Rootport(著) KADOKAWAが8月4日に発売され、私も推薦文を書かせて頂きました。昨日のブログでご紹介した通り、こちらの感想については「TACNEWS」9月号に書評として掲載されているので、改めては書きませんが、ストーリー構造そのものがこれまでの会計小説とは一線を画しておりますのでぜひご注目ください。なかなか修羅の道だろうなぁ、とは作家的に思います (;'∀')
2018.08.05
『最強の農起業!』畔柳茂樹著(かんき出版)を読みました。最強の農起業! ブルーベリー観光農園で失敗しない農業経営 [ 畔柳茂樹 ]農業経営の本なのですが、「営業日が年間60日で年収2000万円!」という帯がキャッチ―でどういうことなんだろう?という興味で読み始め、次々と「なるほどねぇ」と思うようなことが出てくるので飽きずに最後まで読み切りました。なぜ観光農園で人気のイチゴではなくブルーベリーなのか、稼ぎやすい団体客を断るのか、自分で予約システムをつくるのか、など一つ一つが「なるほどねぇ」だったのです。元々、5兆円企業のデンソーの企画部の課長にいた方なので、それまでやられてきた効率化やコストダウン活動の経験、思考法が農業経営でも生きたのでしょうね。ボトルネックを探して改善することで生産性向上し、市販のツールを使いこなして集客力アップ、など勉強になりました。
2018.06.30
ずっと読みたかった本、『古賀史健がまとめた糸井重里のこと。』糸井重里・古賀史健著(ほぼ日文庫)を読みました。古賀史健がまとめた糸井重里のこと。 (ほぼ日文庫) [ 糸井重里 ]糸井さんの自叙伝的な作品なのですが、183ページの文庫と薄かったためか、あっという間に読み切りました。コピーライター時代の話、「TOKIO」や「MOTHER」の裏側、聞いたことがなかった話が多かったので面白かったです。続編というか、完全版みたいなものが今後できれば、ぜひ読みたいです。
2018.06.26
先日の『浅野真澄×山田真哉の週刊マネーランド』の最後でも取り上げた浅野さんの旦那さん、畑健二郎先生の新作『トニカクカワイイ』第1巻(小学館)。トニカクカワイイ(1)【電子書籍】[ 畑健二郎 ]結婚したところからスタートする、ボーイ・ミーツ・ガールモノです。謎の人として登場した美少女・司は、1巻の最後まで謎のままです。また登場人物は、ほぼずっと司と主人公・ナサの夫婦だけ。そんな超シンプルな状態なのに、面白い話が何回も作れるなんて、畑先生凄すぎでです。あと、浅野さんの会社の準備をしながら、よく毎週描けるなぁと思いました ( ゚Д゚)
2018.05.30
『クズと天使の二周目生活 2』 天津 向 著(ガガガ文庫)を読みました。クズと天使の二周目生活 2【電子書籍】[ 天津向 ]前作に引き続き、アニラジを舞台にした作品なので、個人的に親近感を持ちながら読んでおります。今回は、新たな敵(?)として、新しい天使や先輩のスター声優が出てきたので、1巻からの「わかばラジオ」メンバーもより深掘りされてチームワークが目立つ話になっていました。ラストのイベントでの番組対決の中身も見たかったところですが、構成作家の苦悩とラジオ作りの面白さが出ていて良かったです。
2018.05.25
いま空き時間で『よくわかる音楽著作権ビジネス 基礎編』を読んでいます。これまで顧問先にアーティストや音楽出版社のJASRAC印税の取り扱いとかなどをしていましたが、初めてちゃんと系統立てて学ぶことができました。JASRACとの付き合い方も学べますし、JASRACのどの辺が硬直化して使いづらくなっているのかもよくわかります。よくわかる音楽著作権ビジネス 基礎編 5th Edition【電子書籍】[ 安藤和宏 ]JASRAC×NexToneに注目!最新事情が学べる著作権ビジネス本2016年2月1日に設立したNexToneが著作権管理事業に参入し、長く続いたJASRACの独占的な管理時代に変革が起きています。本書はNexTone設立の経緯やJASRACとの違いなど、今まさに知るべき最新情報にフォーカスした、新装改訂版です。マンガを導入したケース・スタディ形式で、著作権の基本的な構造や法律理論から実際の運用方法に至るまでが学べます。実際に著作権ビジネスの現場で手腕をふるう著者ならではの見解や注意点などを盛り込んだ、1話完結型。必要な項目からサクサク読み進めることができる、著作権ビジネス本です。【CONTENTS】[総論編]1話 音楽産業の基本構造と権利関係2話 レコード会社の役割13話 レコード会社の役割24話 プロダクションの役割5話 JASRACの役割16話 JASRACの役割27話 NexToneの誕生とその役割8話 音楽出版社の役割1─音楽出版社とは─9話 音楽出版社の役割2─共同出版とは─10話 音楽出版社の役割3─原盤権とは─11話 音楽出版社の役割4─原盤権と出版権とは─12話 替え歌と著作者人格権13話 カバーソングと編曲権14話 アレンジャーの権利15話 P.D.と編曲著作物16話 専属作家制度と著作権17話 旧法時代のレコードの権利18話 団体名義の著作物[各論編]■海外との関係19話 JASRACの信託者と非信託者20話 ベルヌ条約と万国著作権条約21話 ローマ条約とWIPO実演・レコード条約22話 外国曲の著作権23話 戦時加算に気をつけろ!24話 適法訳詞と著作権■放送と著作権25話 放送と音楽著作権26話 実演家と二次使用料27話 レコード製作者と二次使用料■CMと著作権28話 CM音楽と著作権1─既成曲─29話 CM音楽と著作権2─オリジナル─30話 CM音楽と著作権3─局制作CM ─■エンターテインメント・ビジネス31話 映画音楽と著作権32話 ゲーム音楽と著作権33話 カラオケと著作権34話 演劇と著作権35話 ライブ演奏と著作権■レンタル・レコード36話 レンタル・レコードの歴史と背景37話 実演家とレンタル・レコード38話 レコード製作者とレンタル・レコード■音楽配信39話 音楽配信と著作権1─ダウンロード販売─40話 音楽配信と著作権2─サブスクリプション・サービス─41話 音楽配信と著作権3─動画投稿サイト─■独占禁止法42話 再販制度と著作権143話 再販制度と著作権2■パブリシティ権44話 パブリシティ権145話 パブリシティ権2■索引■参考文献■著作権裏話
2018.04.13
『大人の教養として知りたい すごすぎる日本のアニメ』岡田斗司夫・著(KADOKAWA)を読みました。大人の教養として知りたい すごすぎる日本のアニメ【電子書籍】[ 岡田 斗司夫 ]たしかにアニメ痛、もといアニメ通になれそうな本です。歴史学であり、構造論であり、作品を深く理解するうえで欠かせない視点をわかりやすい言葉で知ることができます。でも『シン・ゴジラ』『君の名は。』『風の谷のナウシカ』『機動戦士ガンダム』『この世界の片隅に』は、見ていないと面白くないと思います。『機動戦士ガンダム』のアムロとシャアの対比が、リア充VS非リアという構図が面白かったです。ーーーーー【目次】第1章 すべての映画はこれからアニメになるーー『シン・ゴジラ』という庵野秀明の革命第2章 世界標準の「ルック」とはどういうものかーー『君の名は。』のもつ宇宙サイズの構造第3章 誰も語らなかったジブリ作品の「変遷」--原作版『風の谷のナウシカ』から読み解く第4章 緻密な演出が「優れた」SFドラマを生むーー『機動戦士ガンダム』と富野由悠季の思想第5章 そしてアニメは新次元に到達したーー『この世界の片隅に』のすごすぎるリアリティ
2018.03.21
最近発売された『パパ1年目のお金の教科書』岩瀬大輔著(ちくま新書)に私もたびたび登場しておりますので、良かったら手にとってご覧ください。パパ1年目のお金の教科書 (ちくま新書) [ 岩瀬 大輔 ]
2018.03.03
『サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方』正田圭著(CCCメディアハウス)を読みました。サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方【電子書籍】[ 正田圭 ]連続起業家(シリアルアントレプレナー)になるための本のようです。具体的な登場人物や実例も豊富ですが、実際に役立てるというよりも、若い人に心を奮い立たせる「檄文」のような感じでしょうか。「儲け話は他人の作ったシステムに依存している」「お金が大事か時間が大事かではなく、お金も時間も両方手に入れるにはどうしたらよいか」「起業に仲間なんていらない」「お金は人と違って裏切らない」といった視点は勉強になりますね。なお、山田真哉の名前も本書のどこかに出てくるのですが、それは読んでのお楽しみ、ということで。
2018.02.11
この年末年始に読んでいたのは『日本経済の心臓 証券市場誕生!』日本取引所グループ著(集英社)です。証券市場誕生! 日本経済の心臓 [ 日本取引所グループ ]経済史が好きな人は面白いと思います。世界最初の先物取引市場は大坂だ、というのは有名な話ですが、どうして先物だったのか、どうして大坂なのかという事情がわかりやすく描かれています。久留米藩が起こした詐欺事件も面白かったです。また幕末から明治初期に起こった洋銀取引や秩禄処分が取引所や鉄道を作っていく流れなどはテレビ番組にしてもいいくらいのダイナミズムがありました。大河とかでもやってくれないかな (*´ω`)ーーーーー目次第1章 江戸期 ―証券取引の夜明けー1 米は大阪をめざす2 蔵屋敷と米切手………6 世界最初の証券先物市場・堂島米市場………10 日本における投資家と投機家の原型 ―本間光丘と本間宗久―第2章 明治・大正期 -兜町と北浜―1 明治初期の堂島米会所2 取引所設立の背景 ―武家の退職手当(秩禄公債・金禄公債)の売買―………4 「天下の糸平」と呼ばれた男5 明治の若き経済人、島清こと今村清之介6 証券市場の設計者、渋沢栄一………11 五大友厚 -ボッケモン人生をまっとうした男―………17 証券の街、兜町の誕生18 取引所倒産の危機19 感謝を忘れずに120周年第3章 昭和期 -戦後の証券市場復興と隆盛―1 戦争下の兜町(昭和20年)2 終戦 -新円交換と集団売買(昭和20年~24年)3 「国民一人一人が株主に」………5 証券取引所再開に向けたGHQとの折衝………7 証券取引の再開 -東京証券取引所の誕生―8 商法改正とコーポレート・ガバナンスの萌芽9 山崎種二………11 バブル期のある日の証券売買立会場
2018.01.07
『「コト消費」の嘘 』川上徹也著(角川新書)を読みました。「コト消費」の嘘 (角川新書) [ 川上 徹也 ]「コトがモノにつながらず、『コトを売るバカ』になっている」という指摘からスタートする本書ですが、黒門市場、宙ガール(株式会社ビクセン)、星野リゾート青森屋、そして台湾の宮原眼科など、「コト消費」の先端事例が豊富です。事例が多い本は、当然、具体的に理解できるので有難いです。『「モノ」の消費につながっていない「コト」は、人はあまり記憶に残らない』『人を前面に出すと、コトとモノがつながる』『「人格(キャラ)」を鮮明にするということは、ある種のブランディングができている』など文の端々にある著者のコメントも為になります。「●大型商業施設の「コトモノ指数」を評価」というパートでは、GINZA SIXや銀座ロフト、阪急うめだ本店などの14施設のレポートがあるのですが、ここがちょっと読むのがしんどくなるのですが、他は面白くてどんどん読み進めることができました。
2017.11.25
『クズと天使の二周目生活』天津向・著(ガガガ文庫)を読みました。クズと天使の二周目生活 (ガガガ文庫) [ 天津 向 ]お笑い芸人・天津の向さんのライトノベルと言えば『芸人ディスティネーション』ですが、芸人ディスティネーション (ガガガ文庫) [ 天津向 ]今回はお笑いではなくラジオ、特にアニラジ(アニメ系ラジオ)を舞台にしています。構成作家さんが主人公です。そのため、前作と違って著者の向さんのお姿がチラつかなくて、すんなりこの世界に入り込めました(有名著者ならではの問題ですね)。ラジオにちょっと関わっている僕が読んでも、「あー、こういうことってあるある」という感じですから、普段からアニラジを聴いている層にはドンピシャに届くのではないでしょうか。他にラジオを舞台にしたライトノベルを読んだことがなかったので、僕には相当面白かったです。二周目生活とあるように、1回こっきりのタイムリープモノ。10年位前から人生をもう1回やり直す話なのですが、1巻でやり直しているのは、まだ最初の数ヶ月だけ。これからどう人生をやり直していくのか、とても楽しみです。あと、1巻のラストシーンの続きがとっても気になっています!
2017.11.12
『銀河鉄道の父』門井慶喜著(講談社)を読了しました。銀河鉄道の父 [ 門井 慶喜 ]タイトルから想像が付くかもしれませんが、宮沢賢治の父、宮沢政次郎の物語です。賢治が生まれてから死ぬまでをほぼずっと近くで見てきた父の視点から賢治のことが語られていきます。前半は賢治が本当にどうしようもない放蕩息子なので若干イライラしながら読んでいましたが、だんだん賢治が独り立ちしてきてからは、まさに自分の子供が成長するかのように喜びながら読むことができました。また、当時の社会、岩手県の状況など、賢治の作品の素となる背景を知ることができてよかったです。賢治ファンなら、みんな知っていることだったんですかね?その辺はよくわかりませんが、「賢治の有名エピソードはここで出てくるのか!」という点も多々あるので、賢治ファンのほうがより楽しめるのかもしれません。明治・大正期の家父長制での父親の存在というのは、実に威厳のあり、常に偉そうなものだと思っていましたが、みんな案外、政次郎のような内心だったのかもしれませんね。
2017.10.29
ニコニコ生活講座で一緒に出演中の風呂内亜矢さんの新刊『図解でわかる! 投資信託』を読みました。図解でわかる! 投資信託 (図解でわかる!) [ 風呂内亜矢 ]シンプルなレイアウトなんですが、投資信託の中でも難しい箇所税金やリバランス、リアロケーションの説明などがわかりやすかったです。来年から「つみたてNISA」も始まりますので、投資信託ジャンルは盛り上がりそうですね。
2017.09.28
お笑いの天津・向清太朗さんの新刊『ただのオタクで売れてない芸人で借金300万円あったボクが、 年収800万円になった件について。』を読みました。はい、山田が帯を書かせて頂いている本です。でも、読んだのは最近です (;´∀`)前半は、お笑いコンビ天津としての浮き沈み(主に、相方がエロ詩吟でブレイクして妬んだ話)、後半は、マンガ・アニメ好きが高じて仕事になった天津以外の活動について、エピソードを中心に語られています。そのエピソードの節々にに気付きがあったり、笑いがあったりと、168ページの本とは思えない、なかなかの充実ぶりでした。お笑いとマンガ・アニメの両方が好きな人には、絶対面白いと思います(ターゲット狭いな・・・)。個人的には、『アニメ系のMCの人は、痩せている眼鏡の方と、痩せているアナウンサーの方が多い』という一節に腹を抱えました(鷲崎健さんや吉田尚記アナ?)。ただのオタクで売れてない芸人で借金300万円あったボクが、年収800万円になった件について。 [ 向 清太朗 ]
2017.09.12
『7SEEDS』の最終巻、35巻を読みました。7SEEDS 35 (フラワーコミックス) [ 田村 由美 ]長い旅でしたねえ。大団円で良かったです。『BASARA』が歴史物で大河ドラマのような感じで好きだったのですが、『7SEEDS』はもの凄い費用をかけて作っている海外ドラマを長年かけてようやく見終えた感覚です。表紙が女性陣でカバーを外すと男性陣って洒落ているなあ、とかナツが主人公だったんですねー、とか新巻さんがまた野球できるようになるといいなあ(日米野球?)とか細かいことはいろいろと話したいことがたくさんありますが、やっぱりこれまで悲しい話がたくさんあったのが、昇華されたような気持ちになったので良かったです。番外編も楽しみにしています。BASARA(27)【電子書籍】[ 田村由美 ]
2017.08.10
お笑いコンビ天津の向清太朗さんが9月3日に『ただのオタクで売れてない芸人で借金300万円あったボクが、 年収800万になった件について。』という本を出されることになったのですが、この本の帯を書くことになりました。どうしてこういうことになったのか、という話はまた改めて (-ω-)/ケイクスでは、この本の一部が読めるようです。どうして【売れてない芸人】の僕の年収は800万円なのでしょうか?
2017.07.30
待ちわびていた、『ハヤテのごとく』最終巻となる第51・52巻を読みました。ハヤテのごとく! 52 SPブック「ハヤテ大反省会・下」付き限定版 小学館プラス・アンコミックスシリーズ / 畑健二郎 ハタケンジロウ ハヤテのごとく! 51 SPブック「ハヤテ大反省会・上」付き限定版 小学館プラス・アンコミックスシリーズ / 畑健二郎 ハタケンジロウ あー、ちゃんと完結してしまいました。ハッピーエンドでとても良かったのですが、終わってしまうと寂しいですねえ。とはいえ、タイトルの意味も判明し、ヒナギクさんや西沢さんにも見せ場があって良かったです。最後の戦いはちょっと複雑で動機とかがよくわからなくなったのですが、それはまた後日、読み返そうと思います。さて、一緒に付いている冊子「大反省会」も凄かったです。マリアさんの名字が出されなかった理由は、驚愕でした。そう考えると最後のマリアさんの行動も納得できる、という凄い設定でした。最終巻の感動も、全部この裏設定に持っていかれた感があります (゜o゜)
2017.06.18
とある故あって、『不倫の教科書 既婚男女の危機管理術』長谷川裕雅 (著)を読みました。不倫の教科書 [ 長谷川裕雅 ]本書の内容紹介が次の文章なのですが、ーーーーーこんなに怖いのに、止めることができない不倫。実は身近な不倫は、自分はやってなくても巻き込まれるリスクにあふれています。「不倫」の法的位置付け、交際中の心得、トラブル対策をベストセラー『磯野家の相続』の著者、長谷川弁護士が「話題の不倫事例」をまじえつつ、わかりやすく論じる、「それでも不倫を続けたい人」のためのく「危機管理術」!ーーーーーなんだか本として流通させていいのか、という感じもしますが、同性相手だったら不倫になるのか、といった法的な話からSM行為で傷害事件が発生したら犯罪になるのか、といった「それ不倫、関係なくない?」といった話まで、幅の広いジャンルがカバーされていました。SNSから不倫がバレることもあれば、SNSきっかけで不倫が始まりさらに詐欺が潜んでいるという話が本書の最初のテーマでした。「それは当たり前じゃないか」と思ったのですが、意外と「自分だけは大丈夫」って誰しも思ってしまうからこそ、SNS情報の流出による発覚が後を絶たないのでしょうね。そういう点ではたしかに『教科書』なのかもしれません。
2017.05.12
先日、映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』を観に行った時に、一緒に行った攻殻ファンから渡された士郎正宗原作本の3冊を読み終えました。攻殻機動隊 (ヤングマガジンKCDX) [ 士郎正宗 ]攻殻機動隊(2) (KCデラックス) [ 士郎正宗 ]攻殻機動隊1.5 [ 士郎正宗 ]最初はSF刑事モノだと思っていたら、いやはや、ここまで壮大な物語に繋がっているとは思っていませんでした。素子があんな状態になるなんて・・・。たしかにこれから考えても、映画版とか薄ーく見えてしまうでしょうね。コンピュータネットワーク系の近未来モノは『攻殻』の後も無数に出ていると思うのですが、そのうちかなりの作品が『攻殻』の影響を受けていたんだなーということを今更ながら知りました。さて、私が借りた『攻殻機動隊1.5』には、CD-ROMが付いていてそこにも何かのマンガがあるはずなのですが、中身が空っぽでした。人形使いにゴーストハックされたのか (;´・ω・)
2017.05.06
昨年秋にTwitterで話題になったマンガの書籍版『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』(汐街コナ著、ゆうきゆう監修)を読みました。追い詰めらる人の気持ちがわかるだけでなく、その対処法も教えてもらえるのが素晴らしいですね。ゆうきゆう先生のアドバイスもちょうどいい感じに入っていますし。私も中小零細企業の経営者ですが、自社をブラック化させないためにも、ぜひ経営者が読むべき本だと思います。結局、社員に辞められて損をするのは会社だけですしね。そして改めて、アンパンマンの歌詞は素晴らしいと再確認した本でもあります。「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由 [ ゆうきゆう ]
2017.04.26
ただいま久々に本を書いております。調べてみると、山田個人の本だと『結婚指輪は経費ですか?』以来、2年ぶりになるようです。結婚指輪は経費ですか? [ 山田真哉 ]今回は小説ではないです。ビジネス書の予定です。
2017.04.20
唯一無二のビジュアル鉄道大百科「週刊 鉄道ペディア」(小学館)がついに我が家に50巻全部揃いました!路線の紹介や歴史的な話など、ネットに載っていない情報も多いので、大変面白いです。【中古】鉄道ペディア(1) 2016年 3/1 号 [雑誌]コアなファンからビギナーまで、見たい知りたい国鉄・JRのすべてを1.名列車 2.車両 3.JR全路線 4.名駅舎 5.鉄道遺産 6.鉄道クロニクルの6ジャンルで網羅。北海道新幹線部分開通、京都鉄道博物館オープンなど最新注目情報も満載!
2017.02.18
毎巻楽しみにしているアイザック・アシモフ原作作品のマンガ版『銀河帝国興亡史3』を読みました。銀河帝国興亡史3 ファウンデーション 対帝国 [ 久間月慧太郎 ]主人公の一人である銀河帝国将軍ベル・リオーズが恰好いいですね。金髪の孺子ラインハルト・フォン・ローエングラムの原型なんじゃないか、と思うくらいに。そして、心理学的な要素も多かったですね(そもそも歴史心理学の話なのですが)で、ラストの急展開には驚きました。続きも、ぜひマンガ版で読みたいです。
2017.02.11
まあ、キツいタイトルなのですが、「面白くないマンガ」に当たっちゃった、という話です。もちろんタイトルは書きません(ムダに敵は作りたくないので)。私は基本的に面白そうなマンガしか読まないので、たいてい面白いか、普通、という感想になることが多いのですが、たまに出くわすのです。最初は面白かったのに、だんだん面白くなくなってくるマンガが。今回もそうだったのですが、その理由は1.伏線がない展開(もしくは大した伏線ではない)2.だんだんご都合主義3.ただただ冗長連載モノの場合、連載が進んでいくうちに時間に追われてプロットがあっても行き当たりばったりになるのでしょうねえ。まあ、自分の作品にもブーメランで返ってくる話でもあるのですが (*_*;)
2017.02.08
去年ヒットした『23区格差』池田利道著(中公新書ラクレ)を読みました。23区格差【電子書籍】[ 池田利道 ]ウィキペディアをひたすら見ても飽きない僕のようなタイプには知らなかった細かい情報がたくさんあって楽しめる本でした。豊島区・池袋の町が山手線建設の妥協の産物だった、とかああなるほどねえ、という感じでしたし。データで攻める感じは好感を持てましたね。ただ東京出身じゃないだけに位置関係がまだ完全に把握はしていないので地図は随所に欲しかったです。
2017.02.07
『総理』の山口敬之さんの新作『暗闘』を読みました。暗闘 [ 山口敬之 ]総理 [ 山口敬之 ]安部さん周辺の話は各所のニュースで流れていた話の再確認のような感じだったのですが、トランプ陣営の過去の論文など、トランプアメリカの考え方や、ロシア、中国の戦略など現在の世界情勢の勉強には非常になりました。これからの政治を読み解くには、シンクタンクの論文というのも大事なんですねえ。ーーーーー安倍・トランプ会談の意味/オバマ外交とは何だったのか/トランプ政権が狙うアジア政策とは/今後の日米関係の行方/TPPと交渉力/官邸と外務省の軋轢/日本版NSCと外交担当総理補佐官新設の意図/官邸主導「北方領土交渉」の全貌/内なる敵による情報漏洩/保守政治家としての宿命……ほか 最も政権中枢を取材してきたジャーナリストが独自情報(ソース)から描く知られざる安倍外交の全貌。
2017.01.29
『報道ステーション』『スーパーJチャンネル』で活躍されていた気象予報士の荒木真理子さんが初めてのご著書『10秒で伝わる話し方』を出されるということで、できたばかりの本を持って弊社に立ち寄って頂きました。10秒で伝わる話し方 [ 荒木真理子 ](サインを書いて頂きました)テレビ番組の裏話も書いてあるとのことで、読むのが楽しみです。
2017.01.27
『ビジネスの世界で戦うのならファイナンスから始めなさい』正田圭著(CCCメディアハイス)の帯に推薦文を書いております。原稿の段階から読ませて頂いていたのですが、今のファイナンスのことが、とても分かりやすく理解できる一冊です。「ファイナンスってなんのこっちゃ?」という方にぜひ読んで頂きたいです。ビジネスの世界で戦うのならファイナンスから始めなさい [ 正田圭 ]
2016.12.17
全184件 (184件中 1-50件目)