RS女将繁盛記ヽ( ´ω`)ノ

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第四話


















檸檬「実は私の母親の墓が地下墓地にあるんです。
   もうすぐ母の命日なので・・・墓参りに行きたいんです・・・
   死んでから一度も墓参りに行けてないので・・・」





少しの沈黙の後、海猫は口を開いた。





猫 「・・・分かった。
   じゃぁバインダーをぶっ倒してくれば良いって事よね?」





それを聞いて、檸檬は嬉しそうに顔を上げた。





檸檬「本当ですか!?」





猫 「えぇ、急ぐ用も無いし。
   丁度いい戦力も居るしね。」





海猫は倒れているアバフを槍で小突きながら言った。





ア 「・・・・痛ってぇ・・・・('A`)」





ようやく目覚めたらしく、頭をさすりながら起き上がる。





猫 「じゃぁ、アバフ。行くわよー
   ポーションの用意は出来てるわよね?」





ア 「ちょ、え?
   何が?何がどうして?え?」





思い切り状況が飲み込めないアバフを尻目に、





海猫は、さっさと出発した。





猫 「ほら、早く来ないと置いてくわよー!」





そう言い残し、西門を潜った。





ア 「ちょ、待て待てwww今行くからww」





急いで走っていくアバフ。






海猫の後を追うように、西門を潜る。





依頼をした檸檬は、笑って手を振っていたが、





二人が居なくなった直後、笑みは不気味に変わった。

























































檸檬「アバフか・・・
   まずは小手調べです・・・。
   本当に存在が危険なのか・・・ね。」



















































そう言うと檸檬は、路地裏の闇に消えていった。























第四話 End


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