黄門

黄門

アイムソーリ、ママ


著者名 桐野夏生
出版社 集英社

 書店で、帯に「かつて女であった怪物たちへ、そして、これから怪物になる女たちへ捧ぐ、衝撃のの問題作!」とあったのに惹かれて購入。確かに読み物としては面白いんだけど、幼児虐待や親殺しなどが頻発してる現代社会のほうがあまりに病んでいて、凄惨さが伝わらない。
 売春宿で生まれ父も母もわからない、戸籍もない女の子がやがて、成長する中で生き抜くためにたくさんの殺人、盗みをはたらく泥沼の人生が描かれている。


点数 60
スリル  ★★
泣ける  ★
ドキドキ ★★


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