黄門

黄門

椿山課長の七日間


著者名 浅田 次郎
出版社 朝日文庫

 働き盛りの46歳の椿山氏はデパートの婦人服課長。夜の接待中、突然倒れそのまま還らぬ人となった。ところが現世と来世の中間地点で、どうしてもやり残したことがあるため、38歳の美女の体を借りて三日間の限定つきで現世に舞い戻る。
 そこで見たものは、仕事ひとすじであったため、父や妻や子供たちの知られざる面であった。父はぼけて施設にはいっていると思っていたら、本当は正常で、息子の家庭のことを考えてぼけたふりをしていたのだった。そして妻は結婚前からつきあっていた椿山氏の後輩と不倫関係にあり、息子も自分の子ではないと知る・・・・・ほんとはどろどろした人間関係にもかかわらず、浅田次郎の小説には現実感がない。泣けるかといえば、そうでもない。コメディかといえばそうでもない。
 解説で北上次郎が感動巨編などと言ってるけど、そうかなあ・・・という感じ。


点数 70
スリル  ★
泣ける  ★★
ドキドキ ★


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