黄門

黄門

容疑者Xの献身


著者名 東野 圭吾
出版社 文芸春秋

 「このミス2006」でダントツ1位だったので、買ってみた。面白い。一気に読んだ。ラストでは思わずこみ上げた・・・
 こんな愛情表現があるのか、献身、無償の愛などという言葉はあるけど、ここまで自分が捨てられるか?

 花岡靖子、美里親子のもとに別れた夫が現れる。ヒモのような夫に愛想を尽かし、逃げるように別れた経緯があり、二度と見たくもない夫であった。ひょんな諍いから娘と母は元夫を殺してしまう。アパートの隣人であり密かに花岡靖子に思いを寄せる中年の高校教師が後始末を買って出る。そして完璧なアリバイで警察を欺く・・・
 これ以上は読んでのお楽しみ 


点数 80
スリル  ★★
泣ける  ★★★
ドキドキ ★★


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