*cheerful girls*

*cheerful girls*

回旋異常・・・出産


陣痛にあわせて片手でお腹を押し、片手で私の頭を持ち上げていてくれた
励ましの言葉もかけていてくれた、
だろうと思うが、ほとんど内容は覚えていない・・・

「あ、頭が出てきてるよ」

が、しかしそこからがまた長い
陣痛時が短いのでいきみと同時に頭が出てきても
陣痛がおさまると頭もひっこんでしまう
頭が出たり入ったりするうちに赤ちゃんの心拍がさがり
酸素マスクをつける

「赤ちゃんに酸素をあげるために、しっかり息して!」
というダンナの言葉
子宮口全開から、もう何時間がたっただろう
壁の上にあるテレビのスクリーンは
「東京フレンドパーク」が中盤にさしかかっていたところだった

苦しみながら、
なんで、東京フレンドパークなんだー?
誰かテレビ消してくれないかな
なんて思っていた

赤ちゃんもせまい産道から抜け出せなくって、苦しんでいるだろう
私も体力が限界にきてたし、もうろうとしてきた
自分でも、赤ちゃんの頭が出ては入りを繰り返しているのが分かる
また、ひっこんでは
「あぁぁ、」とため息がでる

その時、また院長先生が様子を見にきた

なんだか、妙にホッとして
もうどうにでもしてください、状態

助産師さんとボソボソと話をしたあと
「次の陣痛の波で頑張って赤ちゃんを出してあげましょうね」と言われ、

ジョキッ! と会陰切開

そして3回目のいきみで
先生の手?腕?が子宮口の中へ

うぐぐぐぐぐぐぅ!!!!!“o(><)o”

その瞬間ダンナが
「ほら、産まれたよ、かわいい赤ちゃん!」

19時46分、出産!!

やったぁ!

あれ、あれれ?
でも、泣き声がきこえない
羊水をかなり飲み込んでいるらしく
背中をかなりたたかれていた
なんとかか細い声で

ふぎゃ・・・

と泣き、私の胸元へ
「お疲れさま、頑張ったね」
と声をかけるも、すぐに看護師さんに連れて行かれる

 感動、、、というよりも
正直、疲労感と
ちゃんと産まれてきてくれてよかった・・
という安堵感のほうが強かったな


赤ちゃんが向こうに連れていかれ、先生が後処理をしながら
「よく頑張ったね。本当は赤ちゃんは下向きに出てくるんだけど、うまくまわれなくって、上向きのままで産道からなかなか出れなかったんだよ。」
と言っていた

回旋異常で後頭後方位で産まれてきたらしく
もう少しで帝王切開にするところだった
と聞かされた

私が必死にいきんでるときに
助産師さんも先生もダンナも、みんな知っていたらしいけど
誰もそのことを言わなかったことは、とてもありがたかったと思う
もし途中で聞いてたら、怖さのほうが勝っただろうし
こんだけ頑張れなかったかも・・・


しかし、子宮口全開から3時間弱
いきみっぱなしで、顔は真っ赤にむくれ
お股は感覚がないくらいバンバンに張れ
ちょっと変な話、大きい水袋をオマタにぶら下げている感覚だった


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