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おはようございます、紙太材木店の田原です。蓄電池飛行機に始まって自動車も発火の恐れとか最近ではスマートハウスで蓄電池付きの住宅もあるから販売者はさぞ心配してるでしょうがそこに住んでる購入した方はもっと不安なはず。蓄電池が付いてる家を想像すれば太陽光パネルやエコキュートも付いてるわけで設備機器の総額は随分なものになる。実際、蓄電池が必要かどうかは別にしてヨーロッパの人達は総じて朝が早い。まだ朝が暗いうちに通勤、通学も珍しくなくその分明るいうちに帰宅できるからその後の家で家族と過ごす時間を大切にする。となれば住まいのあらゆることに関心が向うしこうしたい、ああしたいがお金がかかるなら自分でやろう。ということになる。いま日本ではエコハウスが大はやりでTVをつけても雑誌を開いてもその手の宣伝で溢れている。太陽光パネルはお約束でエコキュート、蓄電池でエネルギーを無駄に消費しないと言われれば、なんだかそんな気分になってしまう。おまけに消費税が上がりそうなので駆け込み需要の獲得競争もあるから売り込む側の熱に入れようもかなりのものがある。ただ冷静に考える必要がある。日本のエコハウスを購入あるいは販売する人(上記の設備機器尊重住宅)とヨーロッパの人達の住環境の質をいかに上げるかいかに快適にするかという考えとは根本的に違うものがある。ドイツやスイスにもエコハウスはあるし上述の設備を備えたものもあるがあくまで従属的な設備そんな設備なんぞ無くても快適で、エネルギーを無駄に消費しない家が先ず第一というのが根本的な考えになっている。もちろんそこにはより上質な住環境の獲得という目標がある。それは、家族と過ごす時間の尊重の場合もあるし転売時の高値を期待するものもある資産価値の向上といったものも。そういった動機が住宅の質を向上させているが日本ではそういった貪欲な動機がまだ希薄で、そのため、うわべの設備機器に目がいってしまう。より上質な住環境は設備で購入したり与えられるものではなく自分自身の頭で考え、獲得するものと考えないとむだなお金を使ったりお金をかけるべきところに使わなかったりということになってしまう。その根本は普段の家族との生活を尊重する事から始まるのではないだろうか。
2013年03月29日
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おはようございます紙太材木店の田原です。TOYOキッチンデザインセンスは抜群設計事務所の中にはTOYOしか使わないところもあるほどデザイン系の事務所からは圧倒的な支持がある。当然ながら価格もそれに比例しているから一般に住宅を建てようとする方からは最初から検討外にしている場合もある。しかしどんな製品も廉価版というのがありそれなりにお値打ちな製品もある。基本設定は同じで例えば奥行きが75cmと通常より10cm余分にあったりシンクのサイズが通常の巾の倍近くある(一般のジャンボシンクといっても80cm程度だけどTOYOは120cm以上)当然水栓も2セットある。また、テーブルのように足があり宙に浮いた感にも魅かれるものがある。ステンレス加工にも定評があり廉価版と言えどそれは全て共通。それに通常のキッチンではバックガードがあるがTOYOのはそれが無いつまり対面を意識した作りとなっている。(壁付けでも同じ)もともと関市でスタートの会社なんで近所のよしみで親しみはあるのだがなんせ価格が強気で他のメーカーとは一線を画しているから誰でもご紹介というわけにもいかないところが難しい。同時にデザインはモダン系でとくると自然派住宅の中でそのデザインをどう活かすかという問題もある。HPではお手軽見積りもあるので誰でも概算がわかるようになってるがレンジフード別、水栓別などクリックして選択していくたびに金額が上がる。挙句に割引率も少ないのでこれくらいかなぁと思ってる金額の倍と思っていい。お試しはこちらということで高性能で手の届く自然派住宅を謳っている手前それなりのご提案をすることになる。扶桑町の家Bこのアングルだとシンクの巨大さが良く分かる。一番お求め易いのはPORTOという商品で実際売れてるのもそれじゃないかと踏んでます。でもこれは残念ながらショールームには置いてない。売りたいのはBAY以上というお店の気持ちが伝わってきます。デザインも素敵ですが上にあげた他のメーカーには無い機能や作りに魅かれる方も多い。一度ご検討してみる価値はあります。もちろん、モダン系のキッチンでも上の写真のように少し工夫すれば自然派住宅の中でも違和感はありません。実は先週末の名古屋でショールーム巡りの帰り道扶桑町の家Bのご主人からシャッター雨戸が開かないと連絡がはいり急遽お伺いすることに。そのとき久々にこのキッチンを見たのですがショールームでいろいろキッチンを見た後だったのでシンクのでかさや、機能性、飽きの来ないデザインなど今更ながらその良さを再確認した次第。TOYOキッチンスタジオ名古屋/名古屋支店〒465-8670 名古屋市名東区一社2-21TEL:052-709-1040FAX:052-709-0185営業時間:10:00~18:00休館日:毎週水曜日/夏期/年末年始スタジオ岐阜/岐阜営業所〒500-8384 岐阜県岐阜市薮田南4-12-16TEL:058-276-1040FAX:058-276-8154営業時間:10:00~18:00休館日:毎週水曜日/夏期/年末年始
2013年03月27日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。ウッドワン、金山にショールームがあります。瑞浪には工場があってそちらにも展示してありどちらに行くか迷いますが今回は金山パインの無垢のドアが知られているので自然派の工務店ではこのドアを標準採用しているところが多い。もともとが無垢の建材屋さんがスタートなので数年前「ベルテクノ」のキッチン部門を買収して出してきたのが、無垢材のキッチン出自が建材屋さんなので、展示や店内の雰囲気はPanaやクリナップなどを回ってくると素朴でもまぁ、それでいい。経費かけてなさげなところがほっとするし金山駅からは少し歩く距離お客様にとっては物が良ければいいわけだけど、物の良さの割には認知はあまり高くない。ウッドワンもそれを自覚しているようで機能、設備より無垢を前面に押し出してくる説明になる。金山のショールーム、どちらかと言えばカントリー調最近の住宅雑誌の影響からか無垢でカントリー調は売れ筋のようで商品のデザインもそちらを出しているから若くてこだわりのあるご夫婦には好評のはず。ただ、わたし的にはもう少し和の要素を含んだ商品が欲しいところ上の写真でもオークの框扉のタイプがぎりぎり採用できるところでパインのフラットは標準採用するかどうか思案中。これでもう少し和の要素が感じられる商品が出れば即、採用なのだけれど。一番下の写真でも框扉の中の縦ラインがあるのと無いのとでは随分違う印象になる。縦があることでカントリー調が強く出ているわけで框プラス縦ラインで少々うるさく感じてしまう方もいる。このあたりはウッドワンも分かっていて縦ライン無しの商品もある。私の希望と感想木造モダニズムという観点から現代的なデザインを考えるともう少しだけ和のテイストの入った商品が欲しい物は価格的なことを考えればとても良い商品の宣伝も今のままでいい(笑)
2013年03月25日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。先日、土壁の魅力に付いてお話しましたがその続き土壁は熱容量が大きいので熱しにくく冷めにくいということで夏はどうなんだ?熱しにくいと言う事は土壁は冷えているのか?人の体感温度は気温と床、壁、天井の表面温度を足して2で割った温度と言われています。つまり、室内の空気がいくら暖かくても床、壁、天井の表面からくる輻射熱の影響を受けるわけです。冬にエアコンでいくら暖めてもなかなか暖かくならないとか夏に2階でエアコンの冷房をかけてもなかなか涼しくないと言うのは全て室内の床、壁、天井の輻射熱の影響を受けているからです。輻射熱を分かり易く言えば冬、焚き火にあたれば気温が0度でも暖かい空気が0度でも輻射熱を受けてる顔や胸は暖かい背中は輻射熱を受けてないから寒いこのことから夏の室内の気温が少々高くても壁の表面温度が低ければ少しはしのぎ易い。土壁は熱容量が大きいから気温が少々高くても空気の熱が土壁自体を温めるには相当時間がかかる。で、検証したのがこれ2年ほど前に建てた土壁の家気温は35.4度さて、室内の土壁の表面温度を測ってみると28度他の壁でも28度一般の住宅の壁の下地は12.5ミリの厚さのプラスターボードこれにクロスが貼ってあるわけですがこの土壁は70ミリの厚さですから約、5.6倍の厚さです。この家、外壁も内壁も全て土壁なんですが一ヶ所だけボードの下地のところがあります。それは片引き戸の薄壁比較のためその温度を測ってみると31度です。同じ室内薄壁と土壁は2mほどしか離れていませんし日当りもありませんからほぼ同じ条件で3度の違い。この家の壁が普通のPBで仕上げてあればすべて31度でしょうから体感気温もそれなりに高い恐るべし土壁この家は昔ながらの土壁で真壁の家ですから外壁も漆喰仕上げの純和風壁の表面温度を各所で測ってみて分かったのは直射日光が当れば70ミリの土壁も31度とPBと同じになる建物の北側の壁は1階も2階も一様にPBの壁に比べて3~4度低い結論土壁の家は涼しいさて、「夏を旨とすべし」と言ったのは吉田兼好でも健康のためには「冬を旨とすべし」土壁の家で冬を健康に過ごすにはしっかり十二分に断熱すべしその上で暖房するでなければその熱容量の大きさから一度冷えるととても寒い家になってしまいちょっとやそっと暖房したぐらいではなかなか暖まらないことになる。東濃流通木材センターでの研修では断熱仕様は土壁の外に高性能フェノールフォーム66ミリに加えて高性能グラスウール32K 50ミリ同時に気密もとる。管柱は15cmの5寸角これだけやれば土壁で夏も冬も快適に過ごせる。田原義哲の Instagram その1https://www.instagram.com/quaint.private.house.life/田原義哲の Instagram その2https://www.instagram.com/yoshisatotahara/紙太材木店の Instagramhttps://www.instagram.com/kamita_zaimokuten/
2013年03月22日
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こんにちは紙太材木店の田原です。熱気球なぜ浮くのかというと気球の中の暖かい空気が周りの冷たい空気のより軽いからで水槽の中に油を入れると油が浮かぶように暖かい空気は軽いので上昇します。それを応用したのが熱気球どれくらいの浮く力あるかというと実は簡単に計算できて気球の外の空気の密度から気球の中の空気の密度を引いて体積ををかける例えば外気温1度の時の空気の密度は1.29Kg/m3バーナーで暖めた80度の空気の密度は1.0Kg/m3(空気の密度を求める公式)だから1.29-1.0で0.29Kg/m3これに気球の体積をかけると浮力がでる。丸い気球の体積を2000m3とすると0.29×2000で580Kgの浮力があるわけで大人10人ぐらい浮かせることができそう。さて、なぜこんな話をするかと言うとあなたの家にも浮力がある!で、計算して見ましょう。最近はやりの寸胴、総二階の建物1階の床面積50m22階の床面積50m2とすると、この家の体積は50m2x(1F天井高3m+2F天井高2.5m)で275m3真冬の外気温を1度とすると密度は1.29Kg/m3室内を暖めて25度にしたとすると密度は1.1843Kg/m3その差は0.1057Kg/m30.1057×275m3=29.06Kg!あなたの家の真冬の浮力は29Kg家は何トンもありますから残念ながら29Kgの浮力では浮かびませんね・・・でも考えてください。2階の天井の面積(床と同じ)が50m2ということは1m2あたりにすると581gの浮力がある1m2に581gの浮力(揚力)もし天井に小さな穴があいていたら随分な勢いで暖かい空気が出て行くでしょうね、水蒸気も一緒に。これまでの住宅では天井の気密なんてことは考えられてません。暖房して部屋を暖めれば暖めるほど浮力が増して天井のスキマから水蒸気と暖かい空気が逃げていきその逃げた空気の分だけ床面に近い隙間から冷気がはいってきました。まあ、煙突と同じですから寒いはずですね。断熱材を厚くしたから云々という問題とは別の話天井面の防湿、気密施工もとても大事ですね、ということで2階の天井にダウンライト付けます?
2013年03月20日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。毎年、何件か土壁の家のリフォームをする機会があります。土壁の場合、どのように断熱性を確保するか毎回頭をひねります。お客様の中には土壁だから暖かいと誤解されてる方もみえますし工務店の中にも昔ながらの土壁は暖かいと宣伝しているところもありますから聞いているほうとしては混乱してしまいます。断熱性だけを見れば土壁の熱伝導率は0.69w/mK程度グラスウールの1/10程度の断熱性しかありません。つまり10センチの厚みの土壁=1センチのグラスウールこのことから土壁自体に断熱性能を期待するのは無理でも、上のお客様のように土壁の家は暖かいし夏は涼しいと言う人もいる。これは断熱性とはまた違う土壁の持つ質量の違いによるもので土壁は熱容量が大きいから。断熱性は無いのに熱容量が大きいと暖かい?簡単に言えば断熱性は無いが熱しにくく冷めにくいつまり暖めるのに時間がかかるが一度暖まると冷めにくい逆に一度冷えると容易に暖まらない。断熱気密が不十分な家でコンクリートの壁なんぞがあると壁から冷気でゾクゾクすることになる。(コンクリート面を暖めれば暖かいが 熱容量の大きなコンクリートを暖めるには かなりのエネルギーを使うことになる。)人の体感気温は気温だけでなく周りの壁や床、天井の表面温度からも影響を受けるのでこのようなことになる。土壁の魅力はその大きな熱容量と調湿性能断熱性は無いけれどそれを補って余りある魅力です。ということは断熱性は別に付けてあげればすむということになる。土壁の魅力を生かして断熱性を付ける!しかしこれが難しい。土壁の断熱性を上げる場合既存の土壁の外側に断熱材を入れ土壁は室内側になるようにする。そうしなければ室内の調湿は確保できないし断熱材の外側に土壁があっては熱容量も生かせない。しかし断熱材を土壁の外側にいれただけでは結露の問題が出てくる(断熱材の中の結露です)十分な断熱性を確保しようとすれば断熱材を2重にいれその間に気密シートをいれるということをしなければいけないが気密シートを入れる位置を間違えたり二重の断熱材の熱抵抗の計算を間違えるとやはり結露の問題が出てくる。というようなことでリフォームで土壁の魅力を生かす理論は分かっていてもその手間や予算的なことを考えると二の足を踏む事になる。土壁の熱容量や調湿性を生かしたリフォームを希望される方がいれば紙太材木店までご連絡下さい。新築ではドイツの最新エコ建築事情をみると土壁の性質を生かした家づくりが行われていますし新住協の金子建築工業さんの所ではそのモデルハウスもあります。土壁で断熱、気密といった性能も確保できる時代ですからご興味のある方は一度お訪ねになってみてはいかがでしょう。
2013年03月18日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。本日は岐阜市で雨漏れ補修の相談築25年ほどの2x4の家で10年ほど前にベランダの下の部屋を増築今年になって増築した部分の天井から雨が降った後に水が伝うとのこと当時のベランダの床はモルタルか鈑金仕上げ今回はモルタルなので当然ヒビが入っている。ベランダに水を張って様子をみるとしばらくして水が垂れてきた。一般的に奥様には人気のベランダ洗濯物や布団が干せるのが理由ですが実は金食い虫なのは知られていないあるいは意図的に知らせていない。今主流のベランダの防水はFRP防水2x4を含め木造住宅のほとんどのベランダはこの防水で仕上げてあります。この防水の保証期間は10年つまり10年毎にFRP防水をやり直す必要がある。大手の住宅メーカーなども10年毎のFRP防水のやり直しは保証期間延長の前提条件になっているが、防水のやりかえには既存の防水を剥してやりかえるから5万、10万ではおさまらない。漏らなければいいんじゃない、とお考えの方もいますが定期的にやらなければ当然数年後には劣化したFRP防水から雨水が浸入、そして雨漏れとなるが室内に水が出てきた時には既に構造体である柱や梁が相当痛んでいる場合が多い。となれば水に濡れたクロスの張替程度ではすまない。室内は言うまでも無く外壁を剥し、柱を取替え、梁も交換なんてこともある。というより何度も経験してきました。アメリカでもヨーロッパでも日本のような形の取って付けたようなバルコニーはとんと見かけない。はっきり言えば外観デザイン上は不細工。挙句に金食い虫、中古で売るときはマイナス要因だからけちんぼの彼らは絶対バルコニーなんぞ付けない。コロニアル様式では見かけるがそれでさえ屋根は付いている。新築をお考えの奥様金食い虫のバルコニーなんぞお止めなさい。林望先生の「思想する住宅」を読むと住まいの固定観念を鋭く衝く文章に出会えます。あなたが終生住む家なのですから常識なんかに縛られてはいけません。この時期、花粉症の皆さんは布団など干してもらいたくありませんし、(PM2.5も心配)真夏に布団など干したら暑くて寝られません、冬はめったに干す機会はありませんから秋の2ヶ月ほどしか干せません。それならベランダではなく庭あるいは駐車場でできます。布団乾燥機を使ってもいいどうしても干したければ布団干しは旦那さんの仕事にするという手もあります。濡れた重い洗濯物1階から2階まで毎日運ぶ事になりますし、そうなれば毎日2階まで取りに行くことに。冬場の洗濯物は室内の乾燥を防ぐため室内干しが一番有効です。う~ん、こんな事を書くとお客さんが減っちゃうかもしれませんね、皆さん、ベランダ大好きですから。でも、老婆心ながらのご提案でした。田原義哲の Instagram その1https://www.instagram.com/quaint.private.house.life/田原義哲の Instagram その2https://www.instagram.com/yoshisatotahara/紙太材木店の Instagramhttps://www.instagram.com/kamita_zaimokuten/
2013年03月15日
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こんにちは紙太材木店の田原です。先月お引渡しをした土岐の家 リノベーション写真が整理できました。二間だけの改装ですが、内容は随分濃い。床、壁、天井、建具、家具、照明のバランスが良く上品に仕上がっています。気密や断熱が写真では見れないのが残念(笑)紙太材木店リノベーションのスタンダードが確立されました。詳しくはフェイスブックアルバムをご覧下さい。
2013年03月13日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は1度昨日の昼から急激に寒くなりました。三寒四温という言葉の通りしばらくは寒い日と暖かい日が交互にやってきそうです。ということで暖房デグリーデーこれは暖房期間中(一冬)に積算で何度暖めなくてはならないかを示すものデ下の表がそれ。一日の平均気温が18度を下回ったときに例えば1月10日の一日の平均気温が3度とすると18度まで暖めるのに15度分暖めなくてはなりません。これを一冬の間、18度以下になった日を毎日積算すると暖房デグリーデー(単位は度日)になります。(出典 木造住宅の省エネルギーを計算で確かめられるこれからの時代の建築技術者育成講習会)少し見にくいですがこれは恵那の金子建築工業で行われた研修の資料岐阜県内の主要な町の暖房デグリーデーが出ています。真ん中の縦ライン2100度日の美濃加茂市で区切ってあります。(この表は同時に冷房デグリーデーも表示してあります)このラインより左は美濃加茂より暖かい右は寒い美濃加茂は北関東の宇都宮とほぼ同じ岐阜や大垣より寒いんですね。美濃加茂周辺の川辺町や八百津、七宗といった加茂郡は山間部の郡部ですからもっと寒い。暖房デグリーデーこれがわかると年間の暖房負荷がわかり暖房負荷から一年間の暖房エネルギー消費量が計算できる。そうなんです、Q値と暖房デグリーデーで一年間の灯油消費量まで計算できるんです。ということは壁や天井に入れてある断熱材サッシの性能気密の度合いこれによってあなたのお住まいの寒さ度も分かると言うもの。ただし私の家のように断熱材の入っていない土壁の家サッシではなくガラス戸の家気密測定不能の家この3つが揃っていると計算のしようがありません・・・まだまだ寒い日が続きます部屋の中は、お風呂も脱衣室も暖かくして過ごしましょう。
2013年03月11日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。自然な素材を品よく仕上げる。ともすれば自然素材を使うと素材自体がもっている力に頼ってしまう場合が多い作り手や設計者は意識してないのだが素材に力があるのでそれを取り付けてお仕舞い。あるいはそこで満足してしまっているという例を雑誌やネット上でよく見かける。大手のHMの家に使ってある材料に比べれば素材自体はとてもいい。にもかかわらず、全体の印象はデザイン的な感性というものが不足しているように感じるのは私だけではないはずで、もう一歩、デザインに気を使えば全体の印象はガラリと変わる家が多くある。「自然素材でデザイン」では少し分かりにくい。別な言い方をすれば「自然な素材を品よく丁寧に仕上げる感性」とでも言ったらいいかもしれません。せっかくの材料なのだからありのままをそのままドンではなく隠すとかチラ見せするという工夫をするだけで印象は随分ちがってくる。見えそうで見えなくて想像力を持ってもらうというような感覚でしょうか。同時に大きければいい、力強ければいいわけではなく太さ、厚さ、大胆さと細さ、薄さ、繊細さの組み合わせとバランスはとても大事魅かれるものが感じられる部屋や外観年齢とともに変わっていくものもありますが自分が40代、50代になってもよかったと思えるデザインかどうか日本人の繊細な感性を考えるとそこのところもとても大事だなと思う次第です。
2013年03月08日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。紙太材木店の家の特徴、デザイン、素材編-普遍的なデザインを求めて-住宅の外観にも流行りがあるのをご存知でしょうか。流行の外観デザインを引っ張るのは大手の住宅メーカー宣伝力もありますからTVや雑誌に頻繁に出てこれば目新しく気持ちも魅かれます。プロバンス風の家、コロニアル風の家、最近ではモダンをキーワードにBOXタイプや片流れ屋根の家など後を追う工務店や設計事務所なども流行の外観デザインを競って取り入れています。ただ、流行は移り行くものですから、10年後には全て過去のもの。「あのころの家ね、随分流行ったけど・・」シーズン遅れの洋服を見るような感覚を覚えるかもしれません。ということで住宅のデザインで流行を追うのはやめました。サイディングも使わないことに。-美濃地方にふさわしい住宅を目指して-住宅の普遍的な外観デザインがあるとすればそれは時間によって選別され残されたもので何世代にもわたり試され、そして残ったものと言う事になる。美濃地方の古い町並みと言えば美濃市の卯建つのある町並みが有名で商家が多い。川辺町でも戦前に建てられた住宅で残っているのは農家や商家がほとんど。でも、様々な共通点がある。「軒」や「庇」は暑い夏の日射を防ぐように、冬の日射は家の中に入るように工夫されている。もちろん、雨が直接外壁に当らない役割もある。昔は真壁で漆喰仕上げだから雨の当りやすい壁は板張りにしてある。戦後の建物ではその部分が鈑金になっていることがほとんどだがそれ以前は板張りしかない。ご近所を見回しても戦前の建物はみな板張りで仕上げてある。特に西側の壁は風雨だけでなく西日が当る。この壁に直射日光が当れば質量の大きな土壁が畜熱することになるが板張りがしてあることにより直射日光の熱が土壁を築熱することを防ぐ役割を果たしている。これらのことを考えると昔の棟梁達はいろいろ工夫して家の外観にパッシブな配慮をしていた事が分かる。(家の構造を工夫して出来るだけ暮らしやすくする事)同時に長持ちさせる工夫にもなっている。となれば「家のかたち」外観の設計については、パッシブに配慮された設計であるべきということになる。さて、この美濃地方西濃地域は滋賀県に接し伊吹山からの伊吹下ろしが有名で強く乾燥した風が隙間風として入ってくる。関が原の積雪で新幹線が遅れるのは毎年のこと中濃、東濃地域は山沿いの山間部で盆地もあり気候的には準寒冷地のところのもあるのに多治見市のように日本一暑くなるところもある。こういった気候に対応した家づくりをすることはとても大切で十分に配慮されるべきでしょう。となると、この地で快適に住む上では高い気密性能と、断熱力が不可欠で家を建てる上での基本となる。近年の夏の蒸し暑さは耐え難いものがあり多治見市をはじめとした美濃地方でも連日35度を越える日が続く事も間々あります。夏の蒸し暑さ、冬の厳しい寒さを考えるなら室内での暮らし易さにはその気候風土にあった素材を選ぶことが必要で合板フローリングと言った新建材ではなく昔ながらの無垢の木や塗り壁といった素材を中心に選択したいものです。-スタンダードな家づくり-以上のことから美濃地方で建てられるべき住宅の概要がおのずと分かってきますが限られた予算の中でそれをいかに最適に配分するか予算とデザインにはバランスが必要でそれをするのが私たちの仕事だと思っています。日本の真ん中の美濃で地域の気候風土に合わせた、伝統を受け継いだ家づくりが日本のこれからのスタンダードな住宅となると信じています。
2013年03月06日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。紙太材木店の家の特徴、デザイン、素材編前回までのお話は家の性能についてのお話内容は一般的な言葉で言えば高気密高断熱住宅や熱交換、地中熱利用etc面白くないなぁという声が聞こえてきそうです・・いえ、ちゃんと聞こえてます。日本全国、北海道を除いてこの種の住宅は不人気で高気高断住宅にのめりこむと会社がつぶれてしまうというジンクスすらあります。率直に言えば高気高断に力を入れないほうがお客様にウケがいい。これは日本だけに起こる珍しい現象で諸外国では先ず第一に性能(気密や断熱を数値で確かめる)次にデザインや間取りなのが日本では先ず第一に間取りやデザイン性能なんて気にする人は実は10人に一人なのが現実暖かい家がいいと言いながら・・だから、勘違いして住宅の性能にのめりこむと会社がつぶれてしまうことにもなりかねない。ものづくり日本の遺伝子をもった工務店ほど潰れる可能性が高いなんてことも。一般的に自然系をウリにしている住宅会社の場合、気密を否定的に表現しています。気密イコール窒息住宅ビニールクロスイコール呼吸できない住宅エアコンのいらない家自然なチカラで快適な住まいを作る仕組みetcこういった説明や表現は住宅の勉強初心者の方の共感を生みます。紙太材木店の場合、自然系で世界基準の高気密、高断熱!日本でしか通用しない自己満足高気密ではありません。ということで、それで行こう。自然系で性能は世界基準!この岐阜県の南半分の美濃地方事務所の外に温度計が下げてあります。毎朝、気温を確認するのが私の日課朝の6時半、1月から2月の末まで大抵マイナス3~5度今朝もマイナス3度です。八百津町の家でも計測してます地元の人は分かりますが久田見や潮南ではなく伊岐津志で昨年の最低気温はマイナス9度マイナス7度もあります。はっきり言えば加茂郡、美濃加茂、可児は冬は準寒冷地。夏は35度を越える日も続き、相対湿度も高く亜熱帯までの気候の同居する地域。(可児市はあの暑い多治見市の隣)この地域で冬に室内を快適にしようとするには気密処理をしていないとむずかしい。でなければ薪ストーブのような高火力のものを使うかファンヒーターとエアコンと炬燵のどれかを2つ同時に使うしかない。気密が取れてなければ、高価な全館空調をいれて床暖房もという家もあります。また、35度を越える夏の暑さをパッシブで制御しようなどというのははっきり言えばあまりに建築的に無知汗をだらだら流している施主に今年はエアコン使わなくても良かったわね(我慢した)などと言わせるようなことを(洗脳)すべきではない。風の通りや、熱気抜きの対策はしてありますが、夏、暑ければ我慢せずにエアコンをお使い下さい、とアドバイスすべき。冬季、この美濃地域で無暖房で暮らすにはQ値、0.8程度にまでする必要がありますが、これは現行の次世代省エネ基準で北海道基準の倍の性能でも、実は技術的には既に可能な範囲で自然素材で無暖房住宅も設計可能(7年後の2020年にはドイツではそのような家しか建てられません!)でも、その前に自然系で性能は世界基準の家!美濃地方では人跡未踏のエリアを目指します。「紙太材木店の家の特徴、デザイン、素材編」前置きが長くなってしまったような・・・イントロと言う事で御容赦。
2013年03月04日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。紙太材木店の家の特徴、前回までは室内空気環境について述べてきましたが今回は「地中熱の利用と熱交換で更なる省エネを確保」地中熱を利用なんて聞くと大それた設備や工費が必要になるんじゃないかと思いがちですが実は何も必要ありません、ただです加えて、熱交換なんて聞くとこれまたややこしい装置がなんて思いますがそんなものも必要ありませんから、これもただつまり両方とも特別な装置や機械を使うわけではありませんから費用はかかりませんしメンテナンスが必要と言う事もありません。設計の工夫、施工の精度、それに優れた換気装置があれば可能です。なぜ地中熱の利用と熱交換が必要かというと換気のために暖房された空気を捨てると言う事は真冬に新鮮だけど冷たい空気が室内に入ってくる事を意味します。つまりいくら暖房していてもきちんと換気すると寒い暖房の効率が落ちるわけです。(24時間連続で換気しますから)だからといって室内を暖めるためにガンガンストーブを焚くのは暖房費が嵩んでしまいますし省エネとはなりません。きちんと換気量を確保しつつ(常に新鮮な空気が室内にある状態)室内の温度も少量のエネルギーで快適にするためにはこの地中熱の利用と熱交換が必須であり同時にそれを可能にするためには設計の工夫施工の精度それに優れた換気装置この3つが必要です。その結果、実測で81%の熱交換を可能にしています。これは外部の気温が0度の時室内の暖房された23度の空気を換気すると室内に入ってくるときには18度になってる事を意味します。これってとってもお得なぜなら室内の暖房器具は18度の空気を23度に5度分だけ暖房すればいいわけですから特別な装置は不要で、設計の工夫と施工精度それに換気装置だけで真冬に18度の空気が手に入るもちろん世の中には熱交換率90%以上の換気装置もありますが設置コストやフィルターのメンテナンスなどを考えると我々のシステムのほうがずっと優れていると自画自賛しているわけです。いかに少ないエネルギーで快適な環境を作りそれを長く維持できるか冬の室内の暖かさときれいな空気は人の健康にとって必須のもののはずです。間違っても暖房した空気を循環させたりしてはいけません。次回はようやくデザイン、素材のお話乞う、ご期待!
2013年03月01日
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