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おはようございます、紙太材木店の田原です。9月も末ですが昨夜は暑くて寝苦しい美濃地方でした。今日も予想気温は32度ビールが美味しいのは助かります。先週の新住協の総会2日間の総会と言っても議事の審議は1時間ほどでその後の時間は研修や事例報告に実際に建てられている高性能なQ1住宅の見学や解説などです。鎌田先生の基調講演はいろいろあるのですが一般の方向けでは付加断熱の様々な手法や付加断熱に使用できる繊維系のものではない新しい断熱材の紹介がありました。従来、新住協では付加断熱で使用する断熱材は繊維系の断熱材を推奨してきましたがこれは石油化学系のウレタンなどを使用する発泡系断熱材では火災時に延焼する可能性が高くなりそれを避けるためでした。新しい難燃性の断熱材は再評価する必要があるということでそれを付加断熱に使用する手法が紹介されました。外壁の熱貫流率は10%ほど向上しますし従来の付加断熱の手法に比べ作業工程も削減されます。実際、付加断熱の施工方法は様々なやり方があり使用する断熱材の厚みや種類で熱貫流率にかなりの違いが出てきます。どんな付加断熱にするかは年間の暖房費やコストと相談と言うことになります。その他にはQPEXの新しいバージョンが出て一般の方が見てもビジュアルで分かり易い機能が入りました。早速、昨日の新規のお客様の打合せでも使用しましたが評価は上々です。1月のその地域の一番寒い日をモデルに朝6時に家の各室(寝室、LDK、2階ホール、浴室)が何度になるかを設計中の家と過去の省エネ基準の家で比較しながら見ることができるものです。また、山形県ではQ住宅が累計180棟になったことや新住協の本部の久保田さんが自邸を建てられたのでその報告や住み心地などの報告がありました。上の写真は事務局長の会澤さんのレポートの中での資料です。住んでいる地域によってあるいは通っている病院や学校によって医療格差や教育格差があるように、住宅も建てる家によって格差があることを話されました。「格差を作るのではなく住宅格差を世に知らしめ、住宅格差を解消するそのことが未来への活路を開く」さて、今回上の写真の3名の方が理事を退任されました。高性能な住宅業界では知らない人のいないレジェンドと言っていい方で左から金子建築工業の金子一弘会長西方設計の西方里見さん新住協の会澤健二事務局長理事を退任されたといっても三人とも顧問と言う形で残っていただきます。後任はカオル建設の衣川知孝社長鈴木アトリエの鈴木信弘さん紙太材木店の田原の3名どういうわけか私が入っていますがよろしくお願いします。
2019年09月30日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。新住協の総会で仙台に来ています。鎌田教授が任意団体として設立して30年程その後NPO法人を経て現在は社団法人ですが正式な名称は新木造技術研究協議会高断熱、高気密を基本性能とした住宅技術を研究開発しそれをオープン工法として公開しています。誰でも参加できますし、営利団体ではなく民間の技術開発団体です。一般には特許を取得した◯◯工法などと宣伝して高額な加盟金や年会費を取る団体もありますが新住協では全てオープンになっています。入会金は一万円年会費が五万円しかも入会金の一万円は新住協の過去の基本的な技術資料やバックナンバーを提供する代金です。これを目当てに入会する設計事務所や工務店もあるほどでトライアンドエラーの繰り返しの末確立された技術資料です。更に言えば、小規模な設計事務所(事務員含めて3名以下)の場合年会費は3万円となっていて良質な住宅技術をできるだけ多くの実務者に安価に提供すると言う姿勢がわかります。一般の方のブログなどを拝見していると、住宅の性能に関心のある方たちの多くが新住協のについて触れられています。また全国各地で高性能な住まいを建てている工務店や設計事務所の多くが会員ですから自然に新住協にも関心が向かうことになります。紙太材木店にお問合せのある方の多くも新住協の事をご存知で皆さんかなり性能について調べたり、勉強されたりしています。日本で住まいの性能(断熱、気密)が意識されるようになったのは北海道が最初ですが、東北以南、特に中部、東海以南で一般の方が意識されるようになったのはここ5年ぐらいというのが私の実感ですがそれ以前と現在を比べると、隔世の感があります。新住協も今回の総会で日本の高性能住宅のレジェンドと言われる方が何人か理事を退任され、次の新しい高性能住宅の時代を切り開く体制に変わります。新たな体制でこれからどのような役割を果たしていくかが問われることになります。これからも良質な住宅をお考えの方には新住協、乞う、御期待!であります。
2019年09月26日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。快晴の美濃地方気温は少し低めの17.7度このくらいの気温だと湿度が80%を越えていても快適ですが気温がこれ以上下がると肌寒くなります。ちなみに湿度は88%です。前回のブログで日経ホームビルダーの記事に触れました。”「全館空調」の実力を検証する”と言うものです。全館空調には様々な方式があるのでその実際の実力を検証しようという企画です。1週間にわたって実際に建てられて住んでいる方の家の温湿度と消費電力を詳細に調査した結果を記事にしています。実務に携わる方は記事を読んでいただくとして一般のこれから新築を検討される方の興味はで、どれがいいの?かもしれませんね。詳細データはZ空調(大宮市)MaHAtシステム(愛知県、豊川市)新住協の鎌田さんが発案した階間エアコン(新潟)の三つの方式の家で取られています。期間は7月31日から8月6日までの一週間結論は記事にも出てますがどの方式も「満足度は高いが湿度に課題」つまり3つの方式共に「室温は制御できていたが、夏の快適湿度とされる60%以下は保てない」と言うものです。上の3つの方式の内Z空調とMaHAtシステムは全熱交換型の換気装置を使用していますがそれでも60%以下の湿度にできる場所と時間は相当制限されていてデータでは一瞬が複数回でとても維持できている状況ではありません。全熱交換型換気扇にすれば何もかも解決と信じ100点の住まいを夢見ている方には残念な結果ですが上の二つのシステムに限らず(他の大手のHMのシステムでも)全熱交換型換気扇を使っても日本の高湿度な風土にはなかなか太刀打ちできません。そういう意味では日本の住まいの温熱環境(湿度を含む)はまだまだ改善の余地がありある意味、発展途上と言えるでしょう。Ps調査した期間の消費電力と全館空調の費用も出てましたので参考にしてください。Z空調(大宮市)1週間の冷房消費電力73.5Kw/h 1984円(27円/kw)全館空調 130万+αMaHAtシステム(愛知県、豊川市)44.1Kw/h 1190円(同上)全館空調 200万新住協の鎌田さんが発案した階間エアコン(新潟)46.8Kw/h 1263円全館空調 25万
2019年09月25日
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鵜沼山崎町の家おはようございます、紙太材木店の田原です。3連休の最終日朝から少し強めの風が吹いていて台風が気になる東海地方です。週末はMOKスクール毎回、住宅建築の第一線で全国的に活躍されている方の講義なので、大いに刺激を受けます。第一講義は飯塚豊さん(i+i設計事務所)+相模稔さん(オーガニックスタジオ新潟)断熱をデザインに活かす-エコハウス・設計x施工-第二講義は岩村和夫さん(岩村アトリエ)環境共生住宅の30年-SDGsのグローバルな視点から、その経緯と未来を見直す-第三講義は南雄三さん(建築技術評論家)南雄三の断熱論全般-わかっているつもりだけのエコ-飯塚さんと相模さんのコラボ講義。デザインと性能を融合させた住まいのつくり方なんですが、デザインも性能も奥が深いことが分かります。今月の日経ホームビルダーの記事も紹介してましたが温熱環境、特に湿度も含めると、現代の住まいで温度と湿度それにコストで100点を取ることの難しさが分かります。そこに一歩でも近づくために常に新たな試みが続いているのが現代の日本の住まい。つまり、それらの項目については発展途上なんですが、その実態を検証したのが今月の日経ホームビルダーの記事。もちろんそれなりの性能がありますし住まい手の評価はどの住まいも満点なのですが、まだまだ改善や改良の工夫の余地があることが分かります。これから新たに住宅を建てられる方の中には、100点満点の家を求めて何年も工務店巡り、HM巡りをされている方がいます。自分で勉強すればするほど100点の家なんて無いことが分かるのですがどこかにあるはずだと…でも、そんな家は無いんですね。より住みやすい温熱環境の家を求めて努力している、改善、改良している工務店や設計事務所は数多くあります。これでいい、と思えばそこで進歩や改善の努力は止まってしまいますが、今週、新住協の総会が仙台であります。努力している、工夫している工務店や設計者が集まって年に一度、事例報告や新たな試みの検証する総会です。住まいの性能はここ数年劇的に変化してますが、全ての住まいが変わっているわけではありません。変わっていけるものだけが生き残るのはどの業界も同じ。昨年より今年、今年より来年と紙太材木店もいっぽ一歩変化しています。岩村さんは30年も前から環境共生住宅を提唱されてますから、SDGsの建築との関わりについてのお話しでした。南さんの講義、今回はある意味哲学的で多くの受講生は私も含め理解しようと精一杯頑張ったのですが…一度じっくり考える時間を持たないともったいない授業になってしまいます。
2019年09月23日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は18.2度この夏、2度目の20度以下の朝です。16度か17度になると水洗いした手でキーボードに触れると指先が冷たくなり、打ち間違いが多くなります。最近気になるCMは消臭剤商売柄、室内の匂いに関係することに反応するようです。他人の家に行って玄関ドアを開けるとその家の匂いがします。玄関には一般的に下駄箱がありますから何足もの靴が扉のある箱の中に入って置いてありますし普段使いの靴や履物はそのまま土間に脱いであることが普通です。靴に鼻を近づけて匂いを嗅ぐ人はあまりいませんがもちろん靴からは匂いが出ています。大きな下駄箱なら30足や40足は入りますし中にはカビの生えた靴もあるかもしれません。それらの混じりあった匂いが玄関にはありますがそこに住んでいる人はその匂いをあまり感じません。体臭と同じで同じ匂いには鈍感になるからです。クローゼットや押入れ、トイレや玄関が匂うのはきちんとした換気ができていない証左で淀んだ空気がそこにいつまでもあることになります。建物を建てる時は確認申請を出すことになってます。そこに換気計算書も添付する必要があって家の中の空気の総量(気積といいます)も出てますが実は押入れやクロゼット、納戸と言った非居室は含めなくていいことになってます。もちろん最近はやりのシューズインクロークも非居室を含めない気積の計算で2時間に一回の換気が義務付けられています。だからと言うわけではありませんがそれらの非居室は空気が滞留して匂いが籠ることになります。空気が滞留しているということはハウスダストも一緒です。消臭剤や脱臭剤、芳香剤で匂いは抑えられますがハウスダストや浮遊粉塵は除去できません(もっとも最近は空気清浄機なるものも出てますが)これらの対策の基本は換気です。空気の質は目に見えませんが、臭いは分かります(同じ匂いを毎日嗅ぐと分からなくなりますが)匂いがある、匂いが残っているということはそこにはハウスダストや浮遊粉塵もあると考えていいでしょう。22日の鵜沼山崎町の家の見学会ではどういった対策が取られているか確認できます。換気は気密が無ければ成立しませんからそこのところも押さえておく必要があります。
2019年09月20日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今月の新建ハウジングようやくHeat20 G3特集高断熱住宅に取り組んでいる工務店や設計事務所のG3に対する取り組みが記事になっています。進捗状況はそれぞれで既に普段建築している住まいがG3基準以上をクリアしているところもあればこれから取り組む予定と言った所もあります。紹介されているのは関東以南の6社ほどですが対象となる商圏エリアは4.5.6.7.地域G3の誘導水準は4.5地域のUa値は0.236.7地域は0.26その違いはわずか0.03ですがこの0.03を下げることがなかなか難しい(笑)それぞれの会社のG3仕様がでていて床(基礎)、壁、屋根、サッシ、玄関ドアなどの断熱仕様が出ていますが計算してみると皆さん、6.7地域のUa値0.26クリア仕様Ua値0.23仕様じゃないんですね。岐阜県の美濃地方の場合西濃、岐阜地域は6地域ですが中濃、東濃は5地域わずか0.03ですがG3のハードルが上がるんですね。紙太材木店の場合6地域であれば現行の基準でG3をクリアしていますが5地域のUa値0.23をクリアしようとすると断熱材の種類を変えるか、厚みを変える必要があります。施工性や費用、あるいはカタログ値だけでは出てこない施工精度などを考慮しつつ検討する必要があってさて、どうしたものかと思案中です。そんなところに新建ハウジングのG3特集でしたから4.5地域ではどうなのかと期待して読んだのですが、残念・・・やはり自分の脳みそで汗をかいて考える以外なさそうです。来週、仙台で新住協の総会がありますからそこのところでちょっと聞いてみましょう。と言っても、現行の北海道のG2基準がUa値0.28なんですから0.23クリアとなると未知の世界さて、Ua値のお話をしましたが性能はバランスが大切Ua値だけでなく気密や換気、冷暖房システムが伴わなければ絵にかいた餅それにもちろんデザインも大事です。性能のバランス性能とデザインのバランスそこに予算も入ってきますから設計者は夜もおちおち寝ていられません(ウソ)
2019年09月18日
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鵜沼山崎町の家 南面ガラリ戸 12時20分頃撮影おはようございます、紙太材木店の田原です。連休も最終日ですが晴れた日が続いて嬉しい限りです。一般に現場作業は日曜日のみお休みで、土曜日や祝日は出勤日。つまり、工事に入るんですね。職人さんも現場監督さんも土曜、祝日は休みではありません。と言うことで、本日も現場は動いています。高性能な家の場合お日様の日射をいかに制御するかが問われます。夏はサッシから入る直射日光をいかに防ぐか冬はいかにサッシから直射日光を取り込むか一番オーソドックスなのは夏は庇で日射を遮るという方法で、夏至や冬至を基準にするという考えもあります。実は夏至や冬至の時期と体で感じる暑い盛りや、寒さ本番の時期にはズレがあります。今年の夏至は6月21日。まだ、梅雨のさなかです。この夏至の時の南中高度(太陽が真南にきて、一番高く上がった時)を参考に庇の出を決めてしまうと、8月の暑い盛りや9月の残暑の厳しいときもお日様がサッシから入ってくることになります。岐阜は9月も半ばで夏至からは既に2か月も経っているのに未だに35度を越えた気温…もちろん、日が傾けば太陽高度はもっと低くなるわけで庇だけで防ぐことはできません。既存住宅の場合、対策は今のところゴーヤ、朝顔よしずシェードと言った所でしょうか。高性能な住宅を建てる時の定番はヴァレーマの外付けブラインドですが、一般的にそこまで意識される方は少数。既存住宅で時々見られるのが、シャッター下ろしたままと言うケース。シャッターに直射日光が当たれば熱せられたシャッターから輻射熱が室内に入りますから、効果は限定的…住まいの外観デザインや費用対効果を考慮すると建具屋さんに作ってもらう木製ガラリ戸が一番です。日本では日射遮蔽の事を考える住まい手は極々少数ですから、設計者にその必要性の説明責任があります。ヴァレーマの外付けブラインドvs木製ガラリ戸紙太材木店では今のところ2対8で木製ガラリ戸ですが、Lixilが外付けブラインドを出してきました。YKKに遅れること3年。ヴァレーマ、YKK、Lixilと揃いましたから価格がこなれてくることを願うばかりですが、そのためには実務者や一般消費者の意識改革も必要です。バルセロナのアパートの日射遮蔽用ガラリ戸緯度は函館とほぼ同じですが日射遮蔽の意識は高く、多くの家にこのようなガラリ戸がありますが庇はありません。(外付けブラインドは高級住宅用かも?)
2019年09月16日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。朝の事務所は外より室温が2.3度高いので入口のドアや通用口を開けてシーリングファンを回すと、みるみる事務所の気温が下がっていきます。シーリングファンを回すことで風が吹いてない無風の朝でも空気の入れ替えができます。もっとも、まだこの時期は蚊が入ってくるので通風するなら蚊取り線香は欠かせませんが、蚊取り線香の煙を吸うと頭が痛くなるで出来るだけ遠くに置くことにしてます。今朝は蚊だけでなく写真のカメムシも・・・紙太材木店では2階建ての家の場合、吹抜けを必ず設計しますが一般的な認識は吹抜けなんて無用の長物と考える方も多くいます。また、吹抜けを作っても後年そこを塞いで部屋にするというケースもあります。スカスカ住宅(気密が取れていない)で吹抜けを作れば冬は吹抜けから冷気が下りてくることになりますが、暖気は逆に吹抜けを通って2階に上がってしまい足元はいつまでたっても寒いままということになります。紙太材木店の家の場合この時期は2階のエアコンで1階と2階を涼しくするのですが、それには吹抜けが欠かせません。2階のエアコンで冷やされた空気は重いので下に降りていきます。そのスピードが毎秒6センチ程度とすると1時間にどれだけの冷気が1階に降りていくか?吹抜けの面積が1坪(3.3m2)とするとどれくらいでしょう?0.06mx3.3m2x60秒x60分712.8m3吹抜けから冷気が下りていけば吹抜けのどこかからは逆に1階の空気が上がってきます。その面積比を1:2とすると712.8m3の66%ですから470m3と言うことになります。実際は気体の動きはもっと複雑なのですが吹抜けを通る空気がそこそこあることがお分かりいただけると思います。470m3と言うのは1mx1mx1mの四角い箱が470個分吹抜けを通じて下りて行った空気と同じ量の空気が2階に戻ってきて、それをまたエアコンが冷やしてて1階に送る。それを繰り返すことで真夏でも1階と2階がほぼ同じ気温になっていきます。もちろん同時に2時間に1回家中の空気を換気して入換えているわけですが、これを成立させるためにはしっかりとした断熱と気密が必須条件。吹抜けがあるとより少ないエネルギーで家中を温めたり涼しくすることができます。冬はこの反対で1階で暖房して暖かい空気が2階に行き、2階に上がった分の空気が1階に下りてきてそれをまた温め2階に送る。きちんと断熱や気密がしてあることで徐々に1階と2階の温度差が小さくなっていき、同時にエアコンも室温が設定温度にちかくなっていくので穏やかな風量になっていきます。見えない空気や熱がどのように移動していくのかあるいはどのように移動させるのか夏の暑さ対策にはいまやエアコンは必須の機器ですが、一家に5台のエアコンは設計者が何も考えていないと言っているのと同じことです。
2019年09月13日
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鵜沼山崎町の家おはようございます、紙太材木店の田原です。名古屋の今朝の気温は27.9度で湿度は80%とか9月も中旬になろうとしているのにこの暑さと湿度湿り空気線図を見るとこの空気は24度で結露します。土間がモルタル仕上げだと上の写真のように、床の壁際のような空気の動きがあまりないところでは結露することになります。モルタルなので湿っていることが一目で分かりますがタイルだと同じように結露していても気づくことはほとんどないでしょう。もちろん、一般の家庭でも玄関だけでなくシロアリ屋さんに進められて床下に換気扇を設置しているところでは暖かく、湿度の高い空気を強制的に床下に送り込んでいるのですから条件が整えば床下で結露していることになります。さて、上の障子の写真一般的には荒組障子と呼ばれています。最近は吉村障子が流行りで猫も杓子もと言う感じがしないでもありませんがケースバイケースでしょう。その部屋や障子の大きさ室内のインテリアやデザインの傾向住まい手の持つ雰囲気などを考える必要があります。上の写真では1本の障子が横に5桝、縦に8桝ありますが3本で一組の障子になっていて天井までの高さになっています。横4桝にすれば一つの桝はもう少し横長になって雰囲気も少し違ったものになりますがでも5桝です。縦も7桝や9桝ではなく8桝住まい手は引退した建具屋さんでどんなサイズにするか、あれやこれやと打合せをしたことが思い出されます。現地に来ていただくと桝のサイズがこのようになった理由が分かりますから見学会にお越しの方はお愉しみに。
2019年09月11日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は26.4度で湿度は76%熱帯夜の美濃地方ですが予想気温は37度と危険水準今週一杯30度越えの予報が出ていますからまだしばらくビールが美味しく飲めそうです。先般、大手HMの竣工直後の家を見る機会がありました。無国籍でホテルライクな外観や内観デザインは大手のHMでは一般的個性を出し過ぎれば顧客を限定してしまうことになります。それは作り手側の都合なのですがそれが時代の流れだ、普通だと勘違いすると後年、後悔することになるかもしれません。写真は何の変哲もないエアコンの写真少しだけ形にデザインが意識されています。18畳ほどの広さの2階LDKに設置してありますが気になってどれくらいの定格能力のあるエアコンか見てみました。冷房 定格消費電力 2.700kw暖房 同上 2.380kw三菱電機の霧ケ峰HMが設置したのか住まい手が家電屋さんに頼んだのか分かりませんが新築の18畳のLDKにこのエアコンはオーバースペック確かに三菱のこのエアコンの仕様書には冷房の目安22畳まで暖房の目安21畳までとあります。家電屋さんやHMの担当者も部屋の広さを聞いてこれでしょとなったわけですが家電屋さんの担当者やHMの実務者の多くはメーカーの仕様書にある畳数の目安を鵜呑みにしてこれでいいでしょうと言うばかりです。このことは何年も前から言われていたことですがまだまだ、過大なエアコンが日本中で設置されていることになります。その部屋にあったエアコンの選び方はこちらの日経新聞の松尾さんの記事を参考にしてください。上の計算式は暖房能力を基準にしていますが現在のエアコンは冷暖房両方使えますから暖房能力が決まれば必然的に冷房も決まることになります。さて、上の霧ケ峰冷房定格消費電力が2.7kwですがこれをひと月連続で24時間運転させると電気代がいくらになるか?2.7x29円x24時間x30日=56.376円小さなお子さんがいればあるいは夏休みのお子さんがいればエアコンを運転する時間はかなりなものになります。熱中症の危険があるから躊躇せずエアコンをと言われてもひと月運転していたらこの金額ではやはり躊躇してしまいます。松尾さんの計算式で計算するとこの家の想定される断熱、気密と言った性能であればこのLDKには6畳用のエアコンで十分です。psもちろん、上のエアコンは全室冷暖房用ではありませんまだこんなにエアコンが部屋の片隅に置いてありました。室内機1台、室外機4台エアコンは現代の住まいでは必需品です。だからこそ、適切なエアコンを設置する必要があります。単にエアコンの仕様書にある畳数目安ではなくその家の性能を計算しそれを元にエアコンを選ぶ責任は実務者側にあります。
2019年09月09日
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玄関の腰掛 鵜沼山崎町の家おはようございます、紙太材木店の田原です。またもや台風が来そう…しかも、養生の時間は週末の2日しかありませんから皆で手分けしてすることになりますが、他の予定も既に組んでありますから台風の当たり年は堪忍してほしいですね。日本の住宅の室内。30年ほど前までは、洋風の外観の家でも和室がありましたが今では和室は絶滅危惧種と言っていいほどです。住宅雑誌に出てくる家の多くには和室はありません。ある意味、淘汰されたと言っていいかもしれませんが畳は意外に健在で、畳コーナーや小上がりなどで利用されてますし、ちょっと横になるのにソファーより畳と言う方も多くいます。そうはいっても住まいの中の「和」的な要素はどんどん少なくなって、室内だけ見ればホテルの中かと思うほど無国籍な住まいが多くみられます。もちろんそんな中でも、室内では靴を脱ぐという日本的な習慣だけは維持されていますけど。生活スタイルの変遷と言ってしまえばそれまでですが、設計者としては住まいの中のどこかに日本的な和の要素を入れたい気持ちがあって、それは「わび、さび」に通じるものです。それをどのように住まいに取り入れるかは難しいところで、住まい手の考えや設計者の思想に左右されます。生産性や効率、費用対効果だけを突き詰めた家ではなにか言葉では言えませんが、大事なものが欠けているように思います。日本の家なのに実は無国籍な家。そんな家ばかりではつまらないんですが実は現実には大量に生産されています。新興住宅地に行けば数多くみられますが誰もそれらを見て回る人はいません。逆に、古い町並みの残った地域(馬籠、高山、古川、美濃、白川etc)では多くの人が街並みを散策しています。何かに惹かれて、何かに魅力を感じていくわけです。これから建てられる住宅も、住まいの中にあるいはその外観に日本の文化的背景が少しでも感じられるような家にしたいものです。
2019年09月06日
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紙太材木店の歴史 木々を出伐してきた昔の道具おはようございます、紙太材木店の田原です。雲の多いすっきりしない天気が続きますが、気温と湿度はそれなりに高く現場作業に着替えは必須アイテムな9月です。今週も月曜日から雨漏れ調査。リフォーム部門への依頼です。増築個所からの雨漏れですがはっきりした場所と原因が分からないと補修工事ができませんから調査はとても大切です。七つ道具はサーモカメラとホースと点検口。侵入個所は複数でも室内に出てくる場所は1か所と言うケースも多々ありますから、調査には時間がかかります。18年前に増築して数年後から時々雨や風が強い日に雨漏れがしていたけれど毎回ではなく偶になのでそのまま放置していたとか。それが先日の台風以降、雨が降れば漏れるようになってしかも従来より大量に漏れてくるようになってようやく重い腰を上げたという次第。このケース、実は間々あるケースで何年も前から漏れているけど偶にだからと気にしながら無視している状態。古い家や中高住宅を購入した人、相続した家に住んでいる人のケースが大半でどこに相談していいかわからなかったり躊躇したりしていて時間だけが経っていくケースです。我々、工務店サイドからすると理解しにくいかもしれませんが雨漏れの相談をどこにしたらいいか?は当事者にすると大きな問題である意味ストレスのかかることとなります。本当に直してくれるのか?直るのか?騙されないか?直すのに一体いくら必要なのか?家の中にも他人が何日も入ってくるのか?埃や掃除は?直すのにどれくらいの日数がかかるのか?ストレスのかかる嫌な考えばかりが先に立ちますからますます連絡は先延ばしこれ以上の我慢は無理となってどこに連絡したらいいか、ようやく必死に相談先を探すことになります。ネットで業者を検索と言う手もありますがご近所の古くからある工務店ならそれほど外れはないでしょう。雨漏れ補修しますよ、なんて宣伝はしてなくてもそれなりに経験はありますから連絡すれば相談に乗ってくれるはずです。さて、今回の雨漏れ倉庫併用の住宅(鉄骨)だったものの倉庫部分も改装して住宅にした建物。外壁はALCという気泡コンクリート板です。20年ほど前に建てられて数年後に改装しているとか雨漏れの原因はこのALCの下に防水紙が張られていないことによるものでした。倉庫と言うことで防水紙は省略されたようです。ALCの繋ぎ目にはコーキングが打ってありますがその劣化で繋ぎ目からの雨水の侵入です。倉庫部分だけ防水紙が張られていないようですがそこは住居にリフォームしていますから、コーキングが切れれば雨水が入ってくることになります。通常はコーキングが切れても防水紙で雨水の侵入を防ぎますがそれができません。建ってから20年経過していますからどこのコーキングが切れても不思議ではありません。コーキングに頼らざるを得ない部分が出る外壁の仕上げでは何年か置きにコーキングのメンテナンスが必要となります。
2019年09月04日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。田舎に住んでいると自然の恵みを食べ物でいただくことも多く昨日は天然の鮎をいただきました。早速、炭火で焼いて夕食のメインディッシュにになりましたが、この時期は既に落ち鮎で3尾には卵が入っていました。今シーズンも今渡の家Aのご主人、同級生のT、取引先の電気屋さんと3度目皆さん、釣るのは大好きなんですが釣ってきた魚は滅多に食べないんだとか世の中上手くできているんですね。さて、鵜沼山崎町の家性能とデザインのバランスにはいつも気を使いますが今回の住まい手のご夫婦は70代半ばデザイン的な感覚は世代によって微妙に、時にはかなり異なりますから性能を担保しつつ、どのようなデザインにするかは相当頭を悩ませます。しかも、ご主人は元建具屋職人ですから建物や大工を見る目も厳しいものがあります。簡単にご紹介すると壁の断熱材の厚さは22センチ(普通は10.5センチ)屋根の断熱材の厚さは30センチ(普通は14センチ)サッシはガラス3枚の樹脂のトリプルガラス(普通はアルミのペアガラス)日本に住んでいると分かりませんが、日本の普通というのは、世界では普通ではありません。「高性能住宅は夏も快適」というのは本当?壁の断熱材の厚さが22センチもあったらどの窓も出窓?トリプルガラスのサッシなんて重くて動かないの?高性能な家はみんな窓が小さく、数は少ないの?通風なんて考えていないんじゃない?性能一辺倒でデザインが貧困なんじゃない?ご来場していただかないと判らない部分です。ネットで検索よりも 自分の目で見る ことが大切です。会場:各務原市鵜沼山崎町「鵜沼山崎町の家」開催日:9月22日(日)受付時間帯 9:00~16:00 (7組様限定)「内覧お申込み要領」 完全予約制です。 お電話0574-53-2003 または予約フォームからお申込み下さい。予約フォームはこちらからHPでは金曜から予約の受付を開始していたので既に残席わずかですがご興味のある方はお越しください。m(__)m
2019年09月02日
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