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おはようございます、紙太材木店の田原です。1月も末ですがまだまだ寒い日が続きますね。今朝はマイナス2.5度日中の気温も一桁台の予報です。実は昨日、一昨日は広島でした。広島も二日間とも小雪の舞う寒さで、修学旅行以来の広島でしたがこんなに寒かったのかと驚いた次第。新住協の衣川さんからは広島は暑くて湿度も他の都市より高くて夏対策が重要と聞いてましたから、夏対策の住まいのイメージしか無かったのですが、本州はどこでもこの時期は寒いですね。今回の広島はKKBの中の分科会と言ったらいいでしょうか。完成物件の検証会ルールは・褒めない・「住まい手の意向で」はNG簡単に言うと同業者から忌憚のない率直な意見を聞き、今後の自社の設計に生かす会。通常、完成後社内的の行っていても社外からと言うのは全く別の視点が得られます。設計者は新たな気づきや視点を得られるわけです。ストレスもありますが(ボロクソに言われる…)得るものは大きいと言っていいでしょう。ある意味、言い訳無しの問答無用の会。設計者の代表的な言い訳は「住まい手の意向でこうなった」ですがこれは一つには設計者が住まい手の信頼を得られていない例その意向を汲みながらどうするか?意向をそのまま図面にするのは設計の放棄でしかありません。意向がおかしいのならきちんとそれを伝え、納得してもらう必要があります。お伺いしたのは株式会社 きよかわ(施工事例)株式会社 田村建設(施工事例)施工事例を見れば分かりますが、広島では性能的にもデザイン的にも一歩先を行く工務店です。今回の検証会で更にブラッシュアップされてますから、お近くの新築をお考えの方はどちらを検討されても外れはありません。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年01月31日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。週末は名古屋市内で完成見学会生憎、雨か雪の予報で、陽射しは望めそうにありません。LDKのサッシはスマートウイン佐藤の窓x2断熱性に優れ、同時に日射取得率も高い優れものです。サッシのガラスを通った陽射しの暖かさが実感できるのですが、どうやらお預けの様です。とは言いながら名古屋の日曜は氷雨か雪の予報。住まいの暖かさが実感できるでしょう。でも、暖かい家は言った者勝ちこの時期のHMや工務店の合言葉と言っていいんじゃないでしょうか。中には暖かいのは当たり前だから、わざわざそんなことは言いませんなんてところもあるようです。6地域の名古屋で、家中暖房して一冬の暖房費が1万円をきるようなら暖かい家と言っていいでしょう。準防火地域Ua値は0.33w/m2・KC値0.2cm2/m2自然温度差12.4度掃出しサッシの庇の出は1.3mとかなりの出になっています。庇を無くせばもっと日射を取り込めて自然温度差は1度上がって13.4度になります。でも、欲張りはNG何事もバランスが大切です。掃出しサッシがあるのにその上に庇が無いのは日本家屋としては違和感があります。軒や庇を出すことで外壁や窓に雨が直接当たることを極力少なくすることができます。20年、30年ではなく70年、80年と言う時間を考えた時、軒や庇は住まいの耐久性にとってとても大切な要素になります。世界中、どこを探しても雨の多い地域の木造住宅で軒や庇がない家は恐らくありません。見た目すっきり価格も少しだけお値打ちになりますが、木造住宅にとって軒や庇は大切です。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年01月29日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は快晴で気持ちのいい日でした。名古屋市内で庭のワークショップをしました。都心と言うこともあり庭にできる面積は限られます。それに落ち葉などで近隣にご迷惑をおかけする訳にはいきませんから、高木になる木は植えられません。その他の植栽についても成長しますから何らかの手入れが必要になります。必然的に近隣にご迷惑にならないようお手入れは最小限にでも、庭として緑があるようにそんな庭が求められます。京都の坪庭などは面積的にはその究極ですが、お手入れは専門の庭師でないと難しいものがあって現代の都心で求められる庭とは少し方向性が異なります。一昔前であれば秋口から庭師が入って庭の植栽を剪定をするのが普通でしたが、現代ではそんな庭を求める人は一握りになってしまいました。それでも庭に緑が欲しいと多くの人は感じています。問題は木や植栽は成長しますから何らかの手入れはやはり必要です。そのやり方を知らないからそれが出来ない・・・そんな悩みを持ってる方が多くいることです。庭師を入れないのであれば最低限の手入れや植木が高くならないような剪定の仕方は、覚えておく必要があります。植木が大きくなって落ち葉がお隣に迷惑をかけるとか樋に落ち葉が詰まるなんて心配もする必要がありません。庭のワークショップはそういうことが覚えられるいい機会なんです。いろんな会社が庭のワークショップを開いてますから、庭師は入れないでも庭は持ちたい庭があるけどどうしたらいいかわからないそんな方は是非参加してみてください。なぁ~だ、そんなに簡単なことだったのかきっとそう思われます(^^♪紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年01月27日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。名古屋で2月の1日、2日に開催予定の完成見学会週末は庭のワークショップなので先日事前に庭石を運びました。道中、庭の工事中の犬山の家に立ち寄ったのですが、タイミングよく石工事の真っただ中。石を並べた経験のある方はあまりいないと思いますが、実はセンスと経験が必要です。基礎工事でも一昔前の布基礎の時代は、割栗石を並べてその上にベースコンクリートを打っていました。基礎屋さんが並べる割栗石は美しくちゃんとしているのですが、お手伝いをした私の並べた石はとても見れたものではありませんでした。基礎の石であれば地面に埋まってしまいますが、庭工事の石は人の目にふれるわけで自然の千差万別の形の石を見た目美しく並べるとなるとなかなか難しいものがあります。提案するスケッチでこんな感じでと書くのと実際にそのように石を並べるのとでは、天と地ほどの違いがあると写真のご本人も仰っていました。庭が完成し植栽も落ち着いてきたら3月頃に見学会の開催を予定しています。興味のある方はご連絡ください。写真の方はガーデンデザイナーの江川さんJINEN GARDENを主宰されています。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年01月24日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昼間はそれなりに暖かいのですが朝は寒い・・・今朝も氷点下です。屋根には霜が降りてガルバリウム屋根は白く見えます。もちろん、ガルバリウムの裏側は結露しますから断熱材が無ければ水滴が付きます。上の写真は車庫のガルバの屋根の裏側。今朝はまだそれほどではありませんが、もう少し冷えるとポタポタと雨漏れのように水滴が落ちてきます。瓦でも同様の事が起こります。つまり、瓦の裏側で結露しています。従来の土葺きの瓦であれば土が結露水を吸収して終わりでしたが、ガルバリウムの場合はそのままでは結露するので、裏側にペフという薄い断熱材を入れます。車庫や物置小屋だとそんなのは省いてそのままと言うケースが大半ですが、住宅となるとそんなわけにはいきません。ガルバリウムの裏側に空間があれば空気があれば結露します。防水紙が敷いてあってもガルバとの間に少しでも隙間があれば空気がありますから結露します。対策は二つ。結露しても結露水が流れるようにルーフィングとの間に隙間を設ける。もう一つはペフをつける。紙太材木店ではルーフィングの上にペフを敷きます。どちらでもいいですが基本は対策をすること。40年、50年は当たり前70年、80年という長期的な耐久性や対策がこれからの家には求められます。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年01月22日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。週末は 可児の家C の建前でした。6宅地の分譲地の4軒が平屋ですが、今回残りの1軒も平屋と判明。2階建ては、可児の家Cだけと言うことに。工事中の新和建設の大工さんと話しをしましたが、何年振りかで床の間、仏間のある家とのこと。外壁もモルタルにリシンの吹付床柱も杉の絞り丸太であまりに久しぶりなので、加工の仕方がどうだったか思い出さなければいけなかったとか一昔前の和風の住友林業の家のようですが、お隣に建っている住友林業の家はそうだと言われなければ分からないほどモダンな平屋です。外観に和の面影はありません。生活様式の多くは椅子やソファーにテーブルが一般的。住まいの設計もそれに合わせた形となります。インテリアやデザインもあるいは建物の外観も同じ方向になりますが、そこに和を少しだけ入れます。人によって和の感じ方やイメージは異なりますから、敏感な住まい手には少しだけ寛容な人には少し多めに取ってつけたような和を入れるわけにはいきませんから、自然にデザインに溶け込むように違和感のないように注意しながらいれます。面白いのは和の要素は全く不要モダンでホテルライクなデザインを要望する人でも、実は究極の和を知らず知らずに取り入れています。それは靴を玄関で脱ぐことなので日本の家の玄関とホールには必ず段差があります。同時に玄関や玄関の近くに下駄箱があります。可児の家Cにも定番の障子や畳はありませんが、和の要素が幾つかあります。分譲地の6軒すべてが完成する5月頃にはそれぞれの住まいのいろんな比較ができます。完成見学会を予定してますから興味のある方はお越し下さい。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年01月20日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝も氷点下ですが、昨日はマイナス3.5度。日中も寒い一日でした。30年前の朝、地震で目が覚めました。建物が揺れて目が覚めたのではなく、ゴーという地鳴りのような音で目が覚めその後に揺れが来たように記憶してます。車中泊で行きましたが、エンジンをかけてなければ車の中は4人いても寒いんですね。毛布程度では寒くて寝られませんでした。古い木造住宅が多かったので木造の被害が多くありましたが、鉄骨やコンクリートの建物も大きな被害を受けてました。隣り合った住宅で古い木造は倒壊。新しい家は外観上無被害のケースもあり、耐震性の重要さが一般にも知られるようになりました。先日、TVで 自然災害伝承碑 というものがあるのを知りました。洪水や地震、津波や火山の被害などを後世に伝えるための碑です。全国に2000ヵ所以上あります。国土地理院の地図で確認できますがなんと私の町にもありました。実は住んでいながらそんな碑があるのを知りませんでした。地元では8.17の災害として知られていて、飛騨川でバス転落事故が起こった災害です。集中豪雨で土石流が各地で発生し、私の町でも家や線路、道路などが押し流されました。私の家では、通り土間の靴や下駄が水に浮いていたのを覚えています。地図は災害の項目別に見ることもできます。津波や高潮は海岸沿いに集中していますが、土砂災害や洪水は日本中にあります。現在ではハザードマップで調べることもできますが、先人の残した自然災害伝承碑もご覧ください。あなたの町にもあるかもしれません。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年01月17日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。先週の週間天気では今週はほぼ晴れだったのに、月曜日の朝はいきなり雪が降ってきたりとなんだかなの空模様です。明後日から建前です。予報が信じられないと不安が増すばかりで心臓に悪い・・・今のところ、天気は大丈夫のはず。さて、この可児の家CUa値は0.31w/m2・Kですが付加断熱はHGW16Kで厚みは50mm紙太材木店の通常の付加断熱の厚みは100mm計算するとUa値は0.03下がって0.28w/m2・K自然温度差は50mmの時が11.9度100mmが12.7度年間の暖房費の違いは2432円南面の窓は4か所でw2.5mxh2.2mの窓が2つw2.5mxh1.3mの窓が2つ壁の負荷断熱の厚さを2倍にしても、自然温度差は0.8度しか上がりません。最近、Ua値をよくするために窓の数をできるだけ少なくするそんな提案をする設計者もいますし、一般の新築検討者の中にも同様な考えを持つ方もいます。確かに窓の数が少なくなればその分壁の面積が増えてUa値的には上がりますが付加断熱100mmで4つの南面の窓の内2つだけ普通のサイズである1.6mx0.9mにして計算してみるとUa値は0.27と0.1よくなりますが自然温度差は12.7度あったものが11.9度となって0.8度下がります。この0.8度の差は付加断熱50mmと100mmの差と同じです。自然温度差が0.8度下がったので暖房費は1480円増えることになりました。まとめると南面の窓2か所のサイズを小さくしたことでUa値は0.1向上しましたが、自然温度差は0.8度下がり暖房費は1480円上がりました。可児の家Cでは様々な条件を勘案し、予算を横にらみしながら最終的に付加断熱の厚みは50mmとなりました。立地条件は千差万別ですから、設計を工夫することで同時に様々なシュミレーションをすることでより暮らし易い家となります。この可児の家Cにて来月末に気密や断熱構造の見学会を予定してます。(耐震等級3 許容応力度計算)来月初めに開く名古屋の完成見学会と合わせてご覧になると、性能だけでなくデザインや仕様など紙太材木店の考えが分かります。完成見学会はまだ一枠だけ残っていますのでご興味のある方は見学会にお越しください。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年01月15日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。連休最終日、いかがお過ごしでしょうか。お正月休みの後の連休ですから有難味が少ないような・・・今週末は可児の家Cの建前で現場では土台伏せの最中です。ミニ開発の6宅地の分譲地場所も良いので残りは1宅地ですが、〇和ハウスののぼりが建ってますから土地としては完売。既に建っている分も含めて平屋が4棟です。ひょっとして2階建ては紙太材木店の家だけになるかもしれません。熱収支から計算すると2階建ての方が有利に設計できるので、住まい手の方の長期的な経済的な負担やQOLを考えると必ずしも平屋一択ではないように思います。特に街中ではなく、田舎で周囲に日差しを遮る建物が無ければ尚更です。実務者は暖房負荷がどの程度かで見ますが、一般の方は自然温度差で比較すると分かりやすいです。自然温度差と言うのは何も暖房をしない時の室温と外気温の差を言います。家の中では暖房しなくても人から熱が出てますし、日射も入ります。冷蔵庫などの家電製品からも熱が出てます。それらの熱と日射だけで暖房しなくて何度になる家か?自然温度差が大きければ少しの暖房だけで暖かくなりますし、自然温度差が小さければたくさん暖房する必要があります。新住協やPHJの仲間内ではこの自然温度差10度 が一つの目安。紙太材木店でも設計時には10度を越えるようにしています。しかし、平屋はこれが難しい・・・自然温度差を上げるにはUa値だけでなく、Q値とC値と日射も考える必要があります。肥田瀬の家は平屋で自然温度差は8.5度付加断熱をして南面の窓にスマートウイン、佐藤の窓を使ってようやくこの温度ですが、2月に見学会を開催する名古屋の家の(2階建て)自然温度差は12度準防火地域でサッシに制限がありますが、それでもここまで持って行けます。何も考えない平屋の自然温度差は良くて4~6度6度は行き過ぎかも…悪ければ、2~3度程度でしょう。平屋をお考えの方は是非この自然温度差を意識してください。先週、このブログで開催だけお伝えしていた名古屋の家の完成見学会。既にご予約をいただいていますが、まだ残席がありますのでお知らせします。会場:名古屋市開催日:2月1日(土)2日(日)時間帯:10:00~17:30完全予約制です。電話または予約フォームからお申し込みください。予約フォームはこちらから
2025年01月13日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は一面雪。と言ってもそれほど積もっている訳でなく、2.3センチでしょうか。細かな雪がしんしんと降っています。住んでいる地域は5地域でそれなりに寒いのですが、積雪はそれほどありません。そもそもここ数年10センチを超える積雪がありませんから運転初心者は道路に積もった雪の上を運転する経験がありません。最近はスキー場に行く人も激減しているわけで、チェーンなんて付けたこともないなんて人も数多くいるとか。本日の運転は自分だけでなく、前後左右の車にも要注意の一日になりそうです。老婆心ながら付け加えると道路の雪が解けているからといつも通り走ってそのまま橋を渡ると、橋の上だけ路面が凍結してるなんてこともありますから橋の上は特に注意しましょう。道路の雪は地熱で融けますが橋には地熱がありません。融けているように見えても凍結している可能性があります。さて、エアコンで暖房しても寒いそんな風に思っている方も多いと思います。なかなか暖まらないからいつもストレスそもそもエアコンが壊れてるのではとなんて疑いたくなるそんな方に先日私の友人から聞いた話をしますね。友人の奥さんの実家は町の電気屋さん田舎なので町で一軒の電気店40年電気屋さんをしているので馴染みのお客さんが大半とかもちろん、エアコンの取付も沢山しているそんな電気屋さんにも「こないだあんたんとこで付けたエアコン暖かないからいっぺん見にきて」そんなクレーム電話が入るとか義理のお母さんの返答は「4日付けっぱなしにしてそれでも寒かったらもう一回電話して」これで、たいてい二度と電話は無いそうです。いろいろ考えさせられる話ですね。エアコンの効きが悪いのは、電気屋さんせいでは無くて根本的には家の性能です。性能の低い家であればエアコンはそれに合わせた使い方が必要ということになります。インフルエンザが流行ってますが、風邪薬や病院の診察代交通費なんてのも入れればかなりの出費です。家族が次々に罹ったなんて話も聞きますから寒い家の方はエアコンをつけっぱなしにしても家族全員インフルに罹るよりはお安いかもしれません。寒い家の方は一度お試しください。電気屋さんのお義母さんの言い分「家が暖かくなる前に切っちゃうんだからそりゃ寒いわね」p.s.新築でお引渡し前のUa値0.3程度の家でも外気が5度以下で家が冷え切っていると、エアコンで暖かいと感じるまでには12時間以上かかります。冷えてしまっている質量の大きな家を空気で暖めるのですから、時間がかかります。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年01月10日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日はブログの日でしたが、朝から現場に行ったり打合せをしたりその後また現場に行ったりで夜まで全く時間が取れず、すっかりブログの事は飛んでおりました。夜遅くに家人から言われ、ようやく気付いた次第ですが時すでに遅し・・・m(__)m東京の太陽光義務化がこの4月から始まります。簡単に言うと年間2万m2以上建てている住宅会社に対して、施工する住宅に太陽光パネルの設置を義務付けるもの1棟100m2として年間200棟以上建てている住宅メーカーが対象と言うことになります。もちろん補助金が4割ほど出ます。4kw100万として40万ほど加えて、東京ゼロエミの補助金は昨年の10月から更にバージョンアップしてます。東京都 環境局資料昨年9月まで補助対象だった水準1は廃止水準2と3も同程度であれば補助額は減額新たに設けた基準の水準Bが昨年の水準3水準Cは昨年の水準2と引き下げられました。その代わり新設の水準Aは補助額アップで240万円プラス太陽光が4割として40万ほど出ますから合計280万ほどの補助金となります。水準A程度なら標準で建てている地方の工務店にしてみるとなんとも羨ましい制度です。東京ほどとは言わないけれど、何とか…と思っている工務店や新築検討者は数多くいると思われます。そんななか出てきたのがGX志向型の補助。従来は子育て世代が対象でしたが、性能に特化していて対象は全世帯。実はこのGX志向型の住宅の性能要件は、東京ゼロエミの昨年までの水準3と同程度なんですね。補助金は東京には敵いませんが160万でます。ある意味、東京ゼロエミの全国版と言っていいでしょう。国の施策が東京の施策を後追いしてる形です。国も東京も鳥取や山形、札幌や長野でも高性能な住宅に相当程度の補助金と言う税金を投入しています。何とか住まいの性能を上げる方向に誘導したいという政策です。これから新築住宅をお考えの方は、なぜそんな政策がとられているのか考える必要があります。同時に昨年までの水準3程度では実はまだまだだということが東京ゼロエミの新しい基準から分かります。つまり、GX志向型は昨年の東京ゼロエミの水準3と同程度ですからGX志向型住宅でもまだまだと言うことになります。住宅は大変革期です。基準も毎年のように更新されています。これから新築を検討される方は、東京ゼロエミの水準Aを意識する時代になりました。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年01月09日
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玄関前に格子を造る大工おはようございます、紙太材木店の田原です。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。1週間ほどお休みをいただきました。紙太材木店は明日までお休みですが、私は本日が仕事始め。昨年6月に着工した千種の家も、本日が完了検査です。外構工事の後2月1日、2日に見学会の予定正式案内は近々HPやインスタで案内を出しますから乞う、ご期待であります。断熱、気密の見学会をしたのが9月の初めですから、まだ暑い盛りでした。2階の取り付けた工事用のウインドエアコンは1.4KWタイプですが、ストレスなくご覧いただけました。準防火地域ですが断熱性能等級7Q1.0住宅レベル4の住宅です。断熱、気密の見学会のブログでもお伝えしましたが、冬の寒さは断熱性を上げることと日射を利用することで対処できますが、問題は夏の暑さ。夏は気温だけでなく、水蒸気との戦いになります。温度を下げるだけでなく湿度の下げる必要があります。一般の方だけでなく実務者の多くも誤解していますが、1種の全熱交換器で換気すれば問題解決ではありません。簡単に説明すると全熱交換器の潜熱の交換率が75%としても、それは交換器を通る空気の話。トイレやお風呂、台所にも換気扇は設置されています。トイレやお風呂は、換気扇を一日中回したままのお宅も多くあります。匂いやカビ対策のためです。台所の換気扇の換気量は1時間に300m3~400m3/hトイレ2か所で70m3x2か所お風呂100m3/h30坪程度の家の気積を280m3とすると1時間に半分の140m3を換気する必要があります。1種の全熱交換機を通る空気はこの140m3の空気で交換率は75%トイレやお風呂、台所は別ルートの給気経路とすると、熱交換機のを通る空気は140m3より少なくなります。トイレやお風呂の給気口をその場所に付けてもいいですが冬は寒くなってしまいますし、夏は外と同じ暑さ・・・台所も同時給排にしてシャッター付きににしても、風速3m程度の風があれば漏気してしまいます。つまり、全体の交換率は75%よりも落ちます。以前もお話ししたと思いますが、夏はエアコンにいかに上手く働いてもらうか上手に働いてもらうためにどうするか?その工夫が設計者には求められます。1種の全熱交換機とエアコンがあればいい訳ではありません。全熱交換機無しでも、エアコンで涼しく暮らすこともできます。以前もお伝えしましたが、この問題は「さとるパパの住宅論」がとても参考になりますから興味のある方はお訪ねください。さて、千種の家1種の全熱交換機は使っていません。ダクト式の換気扇です。冬、暖かい家が当たり前巷には宣伝文句も溢れていますが、どれだけエネルギーを使って暖かいかが問題。暖房負荷 を聞けばすぐにわかりますが、まだまだ一般的な言葉にはなっていません。この冬に見学会に行かれる方は暖房負荷、冷房負荷がどれだけの家か聞いてみましょう。夏と冬、どんな対策や工夫がしてあるかご覧になりたい方は見学会にお越し下さい。紙太材木店インスタグラムこちらから紙太材木店HPこちらから
2025年01月06日
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