ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2025年10月10日
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カテゴリ: 耐久性



おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今日も快晴で 気持ちのいい朝です。

先日X(旧ツィッター)に
成型されたウレタンの 断熱材の中の配線について
投稿がありました。

電気屋さんが 配線に接する断熱材を
切り欠いていたことを 問題にしていました。

これは電気屋さんが正解なのですが、
多くの投稿が
断熱材の切り欠きを問題にしていました。

家庭用の電気配線(VVF)の寿命は
20~30年ですが
これは気中配線と言って、
簡単に言うと
配線周りに何もない状態での寿命。

例えばグラスウールなどの
繊維系の断熱材の中を
配線した場合ではありません。

この場合は配線周りが 高温になりますから
寿命はもっと短くなります。

天井裏や間仕切壁と言った
断熱材の無い所の配線と
断熱材の中を通す配線では、
寿命が違います。

流れる電流によっても
配線の温度は左右されますから
注意が必要です。

リフォームなどで
30年程度経過した住まいの
断熱材の入っている壁を 剥がす時は、
配線の劣化具合などを確認します。


多くの場合異常は無いのですが、
偶に配線に沿って
断熱材の鏡面が黒くなっているところがあります。

これはその回路に 集中して電気が使われ、
多くの電流が流れていたため
高温になったと思われます。

一般的のは 余り知られていませんが、
家庭用の電気配線(VVF)には寿命があります。
相当程度安全側に設定されてますが、
一つの回路を集中的に使えば
配線は高温になり危険です。

住まいの耐久性が伸びる中、
将来的には配線の入替も
考えておく必要があります。

もちろん、場合によっては
火災リスクもありますから、
住まい手の方も 一つの回路を
たこ足で繋いで使わないなど、
配線を高温にしないなどの 注意が必要です。

建築、設計側も
外壁の断熱材のある壁に
コンセントやスイッチなどの 配線が来る場合は、
配線層を別に設けることが 推奨されます。

一般の方はもちろん、 設計者も
配線(VVF)の寿命や

配線が高温になることなどから
火災リスクがある事など、
理解が不足しているケースもあります。

これから新築を検討される方
耐久性のある家をお考えの方は
覚えておいてください。


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Last updated  2025年10月10日 08時53分55秒
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