ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2025年10月20日
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カテゴリ: 紙太材木店の考え
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おはようございます、
紙太材木店の田原です。

今週もはっきりしない天気が 続きそうです。
今日はこれから晴れる予報。

最近、本の購入で迷います。
電子書籍にするか
実際の本にするか

建築系の本は 実際の本にするのですが、
それでもすぐ読みたいとなると
迷ってしまいます。

先日ニュースで
2024年のCO2濃度の増加率が
1957年からの観測史上 最大を記録した
報じてました。

その結果、2024年の
世界の平均CO2濃度は423.9ppm
増加率は3.5ppm
その数字だけを聞くと そんなものかなですが、

産業革命前(1750年頃)の
世界の平均CO2濃度は 278ppmを聞くと
その深刻さが分かります。

調べてみると
1750年頃の世界の人口は6億人
現在は82億人(13.6倍)

子供の頃、 世界の人口は36億人と
習った覚えがありますが、
知らぬ間に82億人、
そりゃCO2も増えますね。

住宅を建てるのにも CO2は関わっています。

工業化された製品は全て
その過程でCO2を発生させてますし、
現場でも電動器具を使えば
CO2は発生します。

人が住めば当然出てきますし、
その建物を解体する
あるいは処分するのにも、
CO2は発生します。

そこで、国は LCCM住宅と言うのを 提唱しています。
筑波市には既に2011年に
LCCM住宅の実験棟が建てられています。
ライフサイクルカーボンマイナス
Life Cycle Carbon Minus)

住宅が建設される時から
そこでの生活で発生するCO2と
廃棄処分される時に 発生するCO2、
全てを合計して
マイナスにする住宅と言う意味です。

大手のHMもLCCM住宅として 販売してますが、
一般の方には
それほど浸透しているようには 見受けられません。

イメージはZEH住宅の ワンランク上の住宅と
言ったところでしょうか。

令和7年度も
サステナブル建築物等先導事業 (省CO2先導型)住宅
として補助金も出ていますが、
申請には相当程度ハードルが高いです。

ただ、一般の方に 知っていただきたいのは
増え続けるCO2対策は 喫緊の課題。

誰もが意識しなければ、
人口と同じで知らぬ間に
びっくりする数字になることです。

一人一人の出来ることは 限られますが、
住まいをリフォームしたり
新築を建てられるときは、
出来るだけ自然なものを
木材のような再生可能なものを
使っていただければと思います。

合板フローリング

無垢材(杉、桧など)

ビニルクロス

紙や塗り壁

サイディング

杉板などの木材

塩ビシート張りの建材

木材

建材メーカーの建具

建具屋さんの建具

選択肢はいろいろありますし、
全てではなく
出来るところからで十分です。
多くの方が 少しだけでも意識すれば、
大きくなります。

使用される資材が
決まっているHMでは
難しいかもしれませんが、
地場の工務店や
設計者なら融通が利くはずです。
担当される方に 一度聞いてみてください。

どこかで誰かが

何かをする必要があります。



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Last updated  2025年10月20日 10時05分25秒
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