間質性膀胱炎


間質性膀胱炎(男女の疾患)は、膀胱壁の慢性炎症ですが、細菌感染はみられない原因不明の疾患です。間質性膀胱炎の頻度は、日本人では10万人につき12.4人で、女性により多く見られます。

症状は、日中や夜間を問わずの頻尿(重症例では、1日60回にも及ぶ)です。尿意切迫感・下腹部・会陰部の疼痛を伴い、排尿痛、圧迫、けいれんなどを伴う場合もあります。腹痛、尿道や膣の痛み、筋肉や関節の疼痛、片頭痛、アレルギー性反応、大腸や胃の症状を認めることもあります。

尿検査と尿培養を行って、細菌を原因とする膀胱炎を除外し診断します。膀胱鏡検査、膀胱生検なども実施します。他の疾患としては、膀胱癌、腎臓疾患、結核症、膣感染症、性病、子宮内膜症、放射線性膀胱炎、神経疾患などを考えます。

間質性膀胱炎は、明確な治療法はありません。全身麻酔下で水を注入しての膀胱拡張、ジメチルスルホキシドや硝酸銀の膀胱注入、非ステロイド系抗炎症薬、抗けいれん薬、筋弛緩剤、抗ヒスタミン薬の投与などを行います。外科治療として、膀胱拡張術や尿路形成術などを実施します。




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