こうばしい日々@江國香織

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江國香織


itigo内容(データーベースより)itigo

ウィルミントンの町に秋がきて、僕は11歳になった。映画も野球も好きだけど、一番気になるのはガールフレンドのジルのことなんだ…。アメリカ育ちの大介の日常を鮮やかに綴った代表作「こうばしい日々」。結婚した姉のかつてのボーイフレンドに恋するみのりの、甘く切ない恋物語「綿菓子」。大人が失くした純粋な心を教えてくれる、素敵なボーイズ&ガールズを描く中編二編。

感想

いつものごとく私は頭がよくないので、この小説の良さを伝えられないのが哀しいです・・(泪)とりあえず、思ったことを書きます。
 まず主人公の男の子「ダイ」がかわいい!!友達になりたい!!!
 すごく読みやすく、いっきに読んでしまいました。そして読み終わったあとの、あの幸福感と言うか・・なんか世界がキレイに見えたんです。江国さんの作品は、いつも読み終わったあと、すごく退屈な毎日がキラキラして見えるんです。

この作品で、わたしが印象に残っているのは、パーネルさんとダイのふたりが友達になって話をすることが印象的です。ダイはずっと年上のウィルとも友達です。私の友達はやっぱり同年代の友達が多いです。でも、ダイはいろんな人と心を開いて友達になります。そんなダイをかわいくも思いすごいと思いました。私も価値観の違う友達が出来るときっと人生広がるんだろうなぁと思います。

「綿菓子」もすごくおもしろかった!!短編連作です。みのりの次郎君にたいする思いがすごくピュアです。ひとつひとつの短編はすごく短いのに、全部が印象的な文章ですごくドキドキする内容です。そう。「綿菓子」はドキドキする!!
 一番印象に残っているのは、短編のひとつ「昼下がり、お豆腐のかど」です。題名だけを聞いても読みたくなりませんか!?

 ともかく、こんな陳腐な感想はあんまり参考にしないで、読んでみてください!


感想など書いてくれるとうれしいです。
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