H15年11月 | 手足のしびれ、足の裏に違和感(何かを踏んだときのような感じ)、手の脱力(お箸が持ちずらい・魚の身をうまくほぐせない・ペットボトルのフタが開けられない)などの症状が出始める。 が、疲れてるから?と放置。 |
H15年12月 | 風邪で診察を受けた内科の先生に症状を告げると神経内科の受診を勧められ紹介状をいただく。 |
H16年 1月 | 神経内科受診。 末しょう神経、脊髄、脳のどこが原因なのかわからないため検査入院が必要。 内科が疑われる場合はそちらの病院に(メモにこう書いてあるけど紹介するってことだったか不明)。 すぐにでも入院して検査したかったのですが、ベッドの空きがないことに加え、高額療養費が1ヶ月単位で区切られてしまうこともあり2月まで待つことに。 |
H16年 2月 | 10日間の検査入院 ・MRI ・レントゲン ・血液・尿検査。血液は特殊な検査も、2~3回採ります。 ・電気生理学的検査。神経が切れていないか磁気でぴくんと。 ・髄液検査。脳骨髄液は脊髄の下。髄膜炎や神経炎がわかる。局部麻酔で。 (脳のぶんの髄液も減るので圧が下がって頭痛がする人もいる) 病名確定 (お医者さん曰く)わかりやすく言うと、免疫が末梢神経を攻撃する病気です。放っておくと神経が細くなっていずれ切れてしまいます。切れてしまった神経は元に戻らないので、治療が効かなければ手足が動かせなくなることになります。治療法としては免疫グロブリン大量療法が大変有効です。もし効かなければ血漿交換などの治療法もあります。 薬が効けば症状はおさまりますが治ったということでありません。 この日の説明で、寝たきりになるかもしれないけれど生きていられること、遺伝性の病気でないことがわかって少し安心しました。 治療のためそのまま入院 免疫グロブリン大量療法。免疫グロブリンは血液の中に含まれているので注射薬は献血されたものから製造されています。これを1日4時間点滴で投薬、5日間行いました。 主人の場合、副作用として症状があったのは、頭痛が少しと発熱が少しと痒疹。痒疹は手に少ししか出なかったのですが「めちゃめちゃ痒い!」と言っていました。 投与してみないとわからないし副作用も人によって違うからなんとも・・・と言われていたので心配していたのですが、点滴の5日間もとても元気で安心。 いちばん辛かったのは、採るときも痛いし、採ったあとは腰は重ーーーくて頭はガンガンする髄液検査だそうです。 |
H16年 3月 | 経過観察とリハビリのため継続して入院 (通院でもOKだったのですが、会社のご厚意で入院していました) グロブリンの効き目は良好。ペットボトルのフタも開けられるようになりました。 退院 |
H18年11月 | 投薬の効果が切れるのは早ければ1ヶ月、今のところ2年半点滴しに来てない(症状が出ていない)人もいるよ。と言われてもうすぐ3年。まだ症状は出ていません。このまま記録更新します!気合いで!(笑) |