**Tribute**

**Tribute**

Moments



心が焦げ付いて
焼ける匂いがした

それは夢のおわり
全ての始まりだった

憧れていたものは
美しく思えて
手が届かないから
輝きを増したのだろう

君の砕け散った夢の破片が
僕の胸を刺して
忘れてはいけない痛みとして刻まれてく

花のようにはかないのなら
君の元で咲き誇るでしょう

そして笑顔見届けたあと
そっとひとり散って行くでしょう

君が絶望という
名の淵に立たされ
そこで見た景色はどんなものだったのだろう

行き場所を失くして彷徨ってる
剥き出しの心が
触れるのを恐れて
鋭いトゲ張り巡らせる

鳥のようにはばたけるなら
君の元へ飛んでいくでしょう

そして傷を負ったその背に
僕の羽を差し出すでしょう

風のように流れるのなら
君の側に辿り着くでしょう

月のように輝けるなら
君を照らし続けるでしょう

君がもうこれ以上
二度とこわいものを
見なくてすむのなら
僕は何にでもなろう




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