宇宙の光、炎、そして愛

宇宙の光、炎、そして愛

妖精たちの受難

妖精たちの受難


そして時代は過ぎ去り、この生命の物質化現象は、世界の各地で行われるようになりました。アトランティスと呼ばれた時代でした。この物質化現象を起すスピリットたちが中心になって一つの大きな文明を作り上げた時代の事でした。


そのときはもう私達は表の世界に出ることはありませんでした。私達は充分この地球に生命の豊かさと多様性をもたらしました。地球にはありとあらゆる種族の植物や動物そして生命体があふれていたのです。


私達はもはやそこに新しい種族や新しいエネルギーパターンを持ち込もうとは思いませんでした。もうすでに地球は満たされていたからです。豊かさと多様性と合理性に満たされていたからです。


私達は、その働きを失いました。私達の働きは今ある生命体の美しさと神聖さを守るために使用されることとなりました。私達は、物質化現象を進めるスピリットや人間達の力の及ばないところで、この地球の神秘、神聖さを保つという役割を与えられました。


そのために私たちフェアリーは、人や合理的な思考を持つ存在が入り込まない山深い所、あるいは海の底、あるいは目に見えない神聖な場所。そこに人の目に見えることの無いピラミッドを作り上げたのです。そしてピラミッドを中心にして、自然の中に降り立ち植物や動物、そして神聖さを保った生命体達と共に活動していたのです。


しかしながら私達の神聖な場所も少しずつ狭くなってきました。地球に物質化現象をもたらした人とスピリットたちは、この地球の隅々まで、物質化現象を広げるため、私達が住んでいるすぐ近くまでやってきたのです。私達はそれが悲しくてさらに地球の奥深い所へと逃げ込んでいきました。


しかしながら、私達の仲間の中には、勇気を持つフェアリー達もいました。私達が少しずつ、少しずつその存在できうる場所を狭くしている時に、彼らは新しい場所を見つけるために、新しい神聖なる場所を作り出すために、勇気あるフェアリー達は、私達の神聖なる王国から旅立っていったのです。


ある者は空を飛ぶ鳥に姿を変え、ある者は海をめぐるイルカや鯨に姿を変え、ある者は山をかける獣達に姿を変えました。そしてこの地球上において神聖なる場所、穢れ亡き場所を探し出すために彼らは旅立っていったのです。


私達は神聖なる場所から、私達の王国であるピラミッドから、彼らの働きを常に見守り応援していました。そして目に見えない世界から、光のパイプをとうして彼らに神聖な光と勇気と力を与えてきたのです。しかしながら、この物理化現象によって、神聖なる場所はどんどん失われてきました。


私達は常に神聖なるエネルギー受け取っていなければ、生存すらままならぬ状態だったのです。そして、地球の物理次元がより強固になるにつれ、その波動により、私達の神聖な光もなかなか、旅立ったフェアリーたちに届かなくなってしまったのです。


私達の仲間のフェアリーはその神聖なる光を受ける事が出来なくて、この物理次元の様々な体験により傷つきその生命を絶たれたものもたくさんおります。神聖なる光を求めて、自らの姿を変え、地上の物理次元を離れ、私達の妖精の世界へ命からがら逃げてきた者もおります。



人間へ転生する妖精


あるいは、人間というエネルギーパターン、人間と言う形態をとりながら、この神聖なる光と繋がるものもおりました。(まさに女神のアチューメントを行う、今の皆さんのように)。


人間と言う形態は、とても特殊です。自分の自由意志により自分のエネルギーをいろんな形に変換する事も出来ますし、また光のパイプをとおして私達の神聖なエネルギーを充分に受け取るだけの能力も持っています。


妖精たちの多くは、神聖なる光と再び繋がるために、人間へと転生していきました。しかしながら、妖精たちの持つ魂の傾向は神聖さそして美しさです。周りに存在する通常の人間達との間に、相容れない波動の違いがそこにあったのです。


そして妖精たちはその相容れない波動の中でも苦労しながら生活してきました。しかしながら、何回にもわたる転生の中で妖精たちは自らが妖精であるという認識を失っていったのです。


普通の人間と同じように生まれ、そして普通の人と同じように仕事をして、死んでいく過程の中で、自分の魂の神聖さ、美しさを見失っていったのです。


本来であれば、魂の神聖さと美しさに基づいて生きていかなければならないのに、妖精としての資質を忘れ、人間として生き始めたのです。しかしながら、私達フェアリーは、常に妖精の魂を持った人間達にも神聖なる光、神聖なる息吹を送り続けております。


そして幸いにも「豊かさの女神」のようなサイトにいきついた人は、そのサイトのとてもおおきなヴォルテックスのようなエネルギーのなかで、私達妖精や女神、マスター達の光と力を最大限受け止める事が可能になったのです。


私達は、今この時代に新たによみがえろうと思います。新しい光の繋がりを作り、妖精たちの魂をさらに美しいもの、神聖なものへと変えて生きたいと思っています。


この地上の中で、人間として生きている妖精達、あなた方は過去何世代にもわたって、様々な体験をしてきたために、とても大きな、そして賢く力強い魂を、その内にひめています。


どうかあなた方の魂を、妖精として、もう一度見開いてください。あなた方の魂の使命にもう一度気づいてください。


この地球に、大いなる神聖さと神秘、多様性をもたらすことにご協力下さい。私達光の妖精たち、妖精の国に住む光の女神達、あなた達のために心から癒しの光を送らせていただきます。そして目覚めの時を待っております。


                   2006年5月5日    瀬戸武志





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