宇宙の光、炎、そして愛

宇宙の光、炎、そして愛

魂の中心に存在する愛

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女神イシス 地球と人類の未来

PART10 魂の中心に存在する愛


さて地球生まれの魂にとって、自らの保守的な性格を抜け出し成長するための動機には2つあります。

それは「恐れ」と「愛」です。

恐れは、人々に対して、そこから逃げ出すことや戦うことを求めます。

たとえばその土地が戦争や環境悪化に見舞われ、そのままでは死んでしまう可能性がある時、人間はその土地から逃げ出すか、銃を取って戦おうとします。

人々は、自分の平和な生活が破壊される「恐れ」から行動を起こすのです。

しかしながら「恐れ」から行動するときは、決して満足できる結果は得られないものです。


そしてもう一つは、「愛」から行動を起こす時です。

「愛」は、常にあなたの心の中心にあります。

そして「愛」によって行動するとき、あなたの行為は、あなたの中心から起こってきますから、そのプロセス自身が素晴らしく満足できるものです。

たとえ、あなたが行ったことが、相手に受け入れられなくても、決して悲観することはありません。

あなたは自らと相手を思い、ともによりよい状態を作るために変化し成長していきます。

あなたの意識がさらに広がれば、あなたの愛は、個人に向かうことから、もっと広い対象に向かいます。

地域の人々や日本のみならず世界の人々。

そして人々から、動物や植物、魚達、あなたの意識は、やがてこの地球と地球に生きる生命達の織りなす豊かなハーモニーの世界へと広がっていくでしょう。

この地球の為に、この地球に生きる人々や動植物の為に、何をしたらよいのか、何ができるのか、あなたは考え行動し始めるでしょう。

もちろんすぐには考え付きませんし、いつでも正しい行動ができるわけでもありません。

しかし、たとえ間違っていたとしても、あなたがそのことに思いを寄せ、行動するプロセスこそが尊いのです。



時としては、自分自身の心と体を癒すことから始めなければならないこともあるでしょう。

自らを愛し癒すことこそが、「愛」による成長の第一歩なのです。

自らを愛し癒すことなくしては、あなたは誰も癒すことはできませんし、この地球の環境の事を考えても、自分の事が空白になってしまいます。

自分を愛し大切にすることは、決して悪いことではありません。

「自分を愛するように、他人を愛しなさい」という言葉がありますが、まず自分自身を愛することなくして、他人を愛することはできません。

ただ、人によっては自分自身に対する猜疑心やコンプレックスが強く、自分自身を愛せないという人もいるかもしれません。

そのような人は、自分が大切に思っている家族や友人達を心から愛することです。

自分の利益や都合を捨てて愛することです。

そして、愛することに喜びが感じられ始めたら、自分の事を誇りに思ってください。

人の事を真摯に愛することができるということは、人間として十分に成長したからです。

たとえあなたがどれほどの欠点やコンプレックスを持っていようとも「誰かを本気で愛している」という事実の前には何の意味もなしません。

あなたは人を愛することができるというだけで、すでに最高級の人間であり、天使としての資質をもつものだからです。



あなたが、「恐れ」や「怒り」から判断をおこし行動するとき、あなたは決して良い結果には到達できないでしょう。

それは、あなた以外の誰かに、自分自身をコントロールされることを許してしまうからです。

しかし、あなたが「愛」から判断し行動するとき、あなたは自らの中心にいて、あなた以外の誰かがあなたをコントロールすることはできません。

それでは、その「愛」とは、いったい何でしょうか。今までと幾度となく語られてきた言葉です。

これほどまでに、多くの意味を持ち、また誤解されてきた言葉もありません。

もちろん私達も、皆さんにこれが「愛」です、と言葉で明確に説明することはできません。

ただ、私達は皆さんに、自分の心の中にある心地よい「愛」の感覚を味わっていただくことはできると思います。

「愛」を定義するよりも、「愛」の感覚を感じ、覚えていただきたいと思います。

私達の祈りの時に、起ってくる安堵感や安らぎに満ちた静けさ、あるいは、私達の存在に触れて生まれてくる涙や喜び、それが「愛」なのです。

皆さんは、もうすでに自分の心の中でその感覚を十分に味わい理解されています。

ただ日常の生活の中で、見失っているだけなのです。ど

うかもう一度思い起してください。そしてその感覚と共に、一緒にいてください。その感覚のもとに判断し行動をしてください。


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