加納尚明のつぶやき日記

加納尚明のつぶやき日記

多様性(2005.1.9 UP)



    ~~~ 多様性 ~~~

私が市民活動を始めて約5年が経つが、最も強く学んだことは、「多様性」である。
市民活動には様々な人が関わっている。一つの団体の中であっても老若男女、しかもひとりひとり様々な考えや背景を持っている。だから私の考えや感覚と合わない人とも出会う。『正直、きついなあ。。。』っと思うこともある(笑)

でも目指すべきミッションに共鳴しあった同志なのである。この感覚のズレや感情を無意味なものとして、おおらかな気持ちでいられるための秘薬が「多様性」の認知なのである。
常に多様性の認知を自分の根底に置くことによって、どんな人とも、とことん話し合う勇気と根気が生まれてくる。コニュニケーション無くして、相互理解は生まれない。

そしてこの「多様性」は、一つの団体内だけではなく、社会全体に目を向けたときにさらにその価値の大きさを増す。市民活動には、ほんとうに様々な分野の活動がある。NPO法の分類でカウントすると17分野あり、それぞれに大切な活動分野である。
市民活動をしていて多くの人と出会う度に、人間の興味や関心が一様ではなく多様だから社会は成り立っているのだと痛感する。

そして様々な分野に身を置く、全ての人に共通するものが一つある。それは、「社会がよりよい社会、幸せな社会であって欲しいと想う心」である。その心の下に、人は多様性によって役割分担をしているのである。 多様性とは、社会における役割分担なのである。





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