歩人のたわごと

歩人のたわごと

2025/09/17
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カテゴリ: 日常生活


こんなもの買う人なんているのかと
思ったものだボトルの水よ
(東京都)西垣 郁子

海外旅行ではほぼ基本的に
生水(水道水)が飲めないので
ミネラルウオーターの世話になっている

しかし日本では子供のころから
井戸水や水道水で育っている

誰がお金を出して水を買うのだろう
ボクも当時、作者と同じことを思った

しかし今ではペットボトルの水を買うのは
ごく普通のことになっている

ペットボトルの水が店頭に並んだのは
いつ頃だったのだろうか

昭和中期の1970年代前半頃。
ウィスキーの水割りが流行したことから
業務用のミネラルウォーターが
ニッカウヰスキーやサントリーから
次々発売されました。

そして、1983(昭和58)年にハウス食品から
「六甲のおいしい水」が発売されると
家庭でもミネラルウォーターを飲むことが
広まったといわれます。
テンミニッツ・アカデミーのサイト より)


この記事によると半世紀ほど前のことになる
さらに記事は続く

消費者の意識が大きく変わったのは
2011(平成23)年の東日本大震災でしょう。
これを機にミネラルウォーターを災害時の
飲料水として備蓄する人が急増しました。
先日の巨大台風の際にも、ミネラルウォーターを
備蓄した方は多いのではないでしょうか。

こうして、ミネラルウォーターの
ひとりあたりの年間消費量は2004年に
12.7リットルだった数値が2022年には
37.7リットルと、実に約3倍にも増加したのです。


これでペットボトルの水の経緯は
ある程度理解できた



日本は水に関しては恵まれている
水道水はもちろんだけれど
山の自然の湧水や、場所によりだけれど
銘水と称して飲用可能なものが各所にある

我が家の井戸水は長年水質検査など
していないが五十年以上、生水で飲んでいる

ニュージーランドのミルフォードトラックを
歩いた時、ニジマスが泳いでいる川があった
現地のガイドがこの川の水は飲めるというので
子どものころを思い出して顔をつけて飲んだ

しかし最近では水道の水でも生では飲まない
沸騰させないとだめという人がいると聞く

以前、四国遍路で出会った若者も
生水を飲んではダメと母から言われている
と言って、札所の湧水を飲まなかった

他人のことだからどうでもいいことだけれど
人から野生が失われ行くのは寂しいことである





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Last updated  2025/09/17 07:53:48 PM
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