ラッコの映画生活

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2007.01.24
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カテゴリ: ヨーロッパ映画
OLTRE LA PORTA
BEYOND OBSESSION
Liliana Cavani

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寸評:『愛の嵐』のリリアーナ・カヴァーニのほのかな香り。エレオノーラ・ジョルジ。共演はトム・べレンジャーの他、マストロヤンニにピコリと豪華。

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カヴァーニの『愛の嵐』は好きな映画だし、『ヌードの女』のエレオノーラ・ジョルジも好きだし、こんな映画があることを知って探したのですが、レンタル落ちのVHS3500円はちと高いし、アメリカ版の中古を送料込みで700円ぐらいで買いました。それゆえ字幕なしの英語盤での鑑賞。とりあえず一回通して見ましたが、いずれ重要な部分を中心に少し英語の聞き取りをやろうと思っています。日本語タイトルといい、「官能の映像詩」「究極の退廃美」という日本版ビデオのコピーといい、『愛の嵐』につなげてエロティック系・ポルノ系として売ろうとしている感じですがちょっと大袈裟ですね。原題は「扉の後ろ」と言ったような意味で、物語の重要な秘密を暗示するものです。

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トム・べレンジャーが演じるマティゥーはアメリカの石油会社に勤めていて、ローマの大邸宅に妻ニーナ(エレオノーラ・ジョルジ)と幸せそうに暮らしている。ところが黒い車に乗った、黒いコートの、黒眼鏡の男(マストロヤンニ)が家をうかがっている。夫マティゥーが車で出社すると、電話が鳴り、ニーナが受話器を取る。たぶん黒眼鏡の男からなんでしょうが、彼女は一瞬まず驚き、そして自らの存在の不安といった表情になる。彼女が慌てて夫の事務所に行くと夫は不在。やむなく車を家に向かって走らせると、例の黒眼鏡の男の黒い車が後をつけてくる。そこで突然場面が変わってモロッコ。車を走らせるニーナ。ここから物語はモロッコのマラケシュが中心。ニーナとマティゥーが出会い、映画冒頭に描かれたように2人がローマで一緒に暮らすようになるまでの経緯が描かれ、最後にまた冒頭のローマの続きが描かれるという構成。休暇でマラケシュを訪れたマティゥーはニーナに出会って好きになる。そして追いかけまわす。でも彼女の方は約束をすっぽかして別の女性を行かせたりと、どこか距離をおこうとする。彼女は旅行代理店に勤めてるんですが、夜は怪しげな場所でも働いている。彼女は時々刑務所に入っているエンリコ(マストロヤンニ)に面会にいっている。当時のモロッコの刑務所が実際にどうだったかは知りませんが、地獄の沙汰も金次第というか、金さえあれば刑務所内でも優雅に暮らせるんですね。そのための金を彼女は稼いでいたわけです。そしてやがてこのエンリコと彼女が特別の関係だということがわかる。

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(以下かなりネタバレ)
マティゥーは拒絶されながらも彼女を諦めずに追いかけるのですが、彼はニーナやエンリコの過去を調べ始める。ニーナはムッティという男と妻の間の子で、別れた妻がエンリコと再婚する。そしてニーナと養父エンリコは離れられない愛憎混じった関係で結ばれてしまう。妻は自殺しニーナはそれを知っているんですが養父が殺人犯となって刑務所へ。彼女にとってエンリコを失わずに、しかも自分の手の内で管理もできる手段はこれしかなかったんですね。ニーナはマティゥーとヘリコプターで郊外に遊びに行きますが、エンリコの手や目から離れられたと感じたときのニーナは実に自由に活き活きと気楽そうにしています。そんな関係の2人なんですね。マティゥーはニーナの実の父ムッティ(ミッシェル・ピコリ)にも会いにいくんですが、そこで思わぬことを聞かされる。やがてエンリコの家で、真相を理解したマティゥーはエンリコをある部屋に案内する。これが原題の「扉の後ろ」というか「扉の中」というかで、この部屋にある真相が隠されていた。ニーナが女中と2人で隠していた秘密です(ネタバレしないでおきます)。これを暴くべきではなかったと言う女中を後に、空港に行って、ニーナとローマに発つ。それで冒頭のローマの2人につながるわけですが、マティゥーの事務所に来たニーナとエンリコと3人での対決があって映画が終わる。最後はばらしませんが、だいたい想像できるでしょうか。

描かれ方がちょっと中途半端ですが、ニーナとエンリコの関係、愛と言えるのかどうか、嫌い合い、憎しみ合ってもいながら、でもどうしても離れられない、結ばれてしまっている、この関係はやはり『愛の嵐』のカヴァーニのものです。エレオノーラ・ジョルジはやっぱり美しい。根底にどうにもできない不安をかかえた微妙なニーナを好演していますが、もっと明るい役の彼女を見たいですね。字幕なしの英語での鑑賞で、誤りもあるかも知れませんが、だいたいそんな内容です。英語がもう少し聞き取れたら、あるいは字幕版で見る機会が持てたら、内容を補足したいと思います。



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Last updated  2007.01.24 00:09:16
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