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2007.06.27
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カテゴリ: 日本映画
アコークロー

97min
那覇・桜坂劇場にて

*0.jpg

寸評:んんん~、なかなか良い映画で~、特に着想は良いけれど~、ちょっと中途半端なのが~、残念でもある。(歯切れの悪い寸評ですが、そんな感じなんです。)

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アコークローっていうのは沖縄の言葉で「明るくて暗い」というような語源で、昼が夜に移行する時刻を表す言葉なんでしょうが、けっこう年輩の沖縄の人でも聞いたことないって言います。沖縄は南国で、しかも海岸だと空と水平線が広く見渡せて、夕焼けとか赤い暗い空と海、それとまだ明るい青い空が共存して、しかも夕日で照らされた陸地が段々暗くなって見えなくなって、ちょっと幻想的で無気味な雰囲気があります。昼間は明るいイメージがあって、人間の健全な心理のイメージがあって、暗くなるとドロドロした人間の黒い情念が浮上してくる感じがあり、そういう象徴としてはイイ感じのタイトルですね。

*2.jpg

一方キジムナーっていう沖縄の妖怪?、妖精?、化け物?、そんな生き物が民間伝承にあります。背は小さくて、赤い髪をしていて、好物は魚の目で、ガジュマルの木に住んでいて、日本本土のカッパに合い通じるというか、寂しがり屋で、人に良いこともするけれど裏切られると恨んで復讐するとか、そんな存在。それを人間心理の表と裏の象徴として使っています。アコークローの無気味な雰囲気と人間心理のドロドロを象徴するものとしてのキジムナー、そういう沖縄的なものを組み合わせて人間ドラマをホラータッチで描こうとした発想は実に良くって、基本はかなり成功しているものの、結果は脚本の練りが力不足といった感じなのがとっても残念でした。

*3.jpg

(以下ネタバレ)
物語は、日本本土から来て気の合う友人仁成(尚玄)に出会って沖縄に住み着いた浩市(忍成修吾)というナイチャー(内地からきた人)のもとに、1年前に沖縄に来て浩市と仲良くなった美咲(田丸麻紀)がやってきて一緒に住み始める。仁成は小学生の息子ジンタと暮らしているのだけれど、2人目の子供を死産か何か(あるいはもっとオドロオドロしい何か)で失ってから頭のおかしくなった別れた妻早苗(菜葉菜)がいて、髪の毛を赤く染め、仁成の家の周囲をうろついたり、ジンタの髪を赤く染めようとしたり、色々おかしな行動をとるので、仁成は彼女が家に近付くことを嫌っていた。 (以下完全ネタバレ) ある日早苗が鎌を振り回して仁成の家を襲い、居合わせた美咲が経緯上殺してしまう。死体は浩市が近くの大きな池に沈めてる。その日以来仁成や浩市に幽霊となった早苗が姿を現すようになる。そして仁成は首を吊って死ぬ。やがて美咲にも幽霊が見えるようになり、浩市も幽霊に常時監視されて日常生活も安らかに送ることができなくなり、浩市はユタ(霊媒のような、巫女のような、シャーマンのような、そんな霊能者)の影美(エリカ)に殺人と死体遺棄のことは隠して相談する。そこで幽霊の早苗を前にしてユタ影美が行うのは『エクソシスト』の悪魔払いに似ていた。影美は浩市が隠していたことを幽霊との霊能的対話で知り、庭にいた浩市は目を自ら抉り始める。やがて早苗の幽霊は怪物、これがキジムナーだと言うのだろう、その怪物を口から吐き出し、それをユタ影美は飲み込んでしまい、悪魔払いならぬキジムナー払いが終了する。早苗は成仏し(?)、浩市と美咲は自首したのか拘置所に入っている。しかし早苗の死亡推定時刻は鎌で美咲が殺してしまった日ではなく、キジムナー払いをした日だった。拘置所内ですれ違って無言で目と目を合わす浩市と美咲はすべてをさらけ出して浄化された清々しい雰囲気だ。

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Last updated  2007.07.05 02:57:36
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