北斗でGackt!!

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毒芋神拳究極奥義


その効果は、食べた者がみな生死の境をさまよったほどである。
市販のスイートポテトの方がよっぽどおいしいのである。
(つーか、こんなモン人間の食べる物じゃねぇ!!)


毒芋神拳究極奥義

「毒芋千手壊拳」・・・技の受け手「私、部の仲間数名」
毒芋第7作目。
見た目は普通なのだが、中には「ゆでリンゴ」という爆弾が混入されていた。
外側をチマチマ削りながら食べていた仲間に対し、
ガブッと食べた私の「その後の反応」で爆弾の存在が明らかになった。
しかも、リンゴの味は皆無。
スイートポテトと共に熱せられた為に、形態そのものが変化したのだと思われる。
リンゴというより「カズノコ」に近い味だった。
その後遺症により、私は次の年の正月まで好物のカズノコが食べれなくなった。

「無想(毒芋)転生」・・・技の受け手「けーたろさん」
毒芋第4作目であり、毒芋神拳継承者が無意識無想により造りだした究極の毒芋。
中には、「チーズ」「味の素」「ごまみそ」が大量に混入されていた。
見た目はポテトの表面に「ガン細胞」が浮いているような異様なものであった。
食べずとも、視覚だけで人を死に至らしめることが可能。
食べた人は、死しても五体満足で転生することすら出来ぬであろう。
技をくらった(食った)けーたろさんは、一週間以上ポテト恐怖症に陥った。(実話)

「毒将奔烈」・・・技の受け手「大学講師2名、部長含む部の仲間数名」
毒芋第?作目。もはやいつ造ったかも分からぬ。
ただでさえ強烈な威力を持つ毒芋を「チョコ」でさらにコーティングしたもの。
見た目は「恐怖の黒い弾丸」にしか見えない。
チョコで包んだのにもかかわらず「ドブ川のような腐臭」がする。
なお、この毒芋は「しょっぱさ」という問題が改善されている。
その代わり「甘味」が格段に強化されており、
それがまた理不尽の味の不釣り合いをもたらす。
犠牲者である大学講師の1名は、その後、「ます寿司」にて消毒。
もう1名(中国語講師)は、気合で消毒。
しかし部の仲間は消毒の手段を持っておらず、食後に全員トイレ直行。

なお、大学の友人の知り合いが同じ物を作り、彼氏にプレゼントしたらしいが、
彼氏は全然大丈夫だったらしい。
やはり、料理は「思い」がこもっていなければダメなのであろう。


毒芋の恐怖がお分かりいただけたであろうか。
しかし、これはまだ毒芋神拳継承者の恐怖のシナリオの始まりに過ぎなかった・・・。

(毒芋琉拳に続く・・・)



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