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かすみ草 の原っぱ
戦争と環境破壊
主催はCASA(地球環境と大気汚染を考える全国市民会議)
初めて中にはいる中央公会堂。古い時代の面影を残し、天井もとっても高くいい雰囲気だった。会場の集会室にも、天井にステンドグラスがあるなど、装飾が凝っていた。
○「ベトナム戦争と枯葉剤」
グエン・ドクさん(ツーズー病院平和村)
フエン・ゴック・バンさん(ホーチミン市戦争証跡博物館副館長)
ドクさんは、1981年生まれ。1987年(と思う)にべトさんとの分離手術を受けられた。
現在は元気に病院のコンピューター事務をしながら、今いる枯葉剤の影響を受けた子供たちの面倒を見たりしている。
今時の若者だなぁと思った。
「自分は幸せだ、皆さんに自分のことを知ってもらっているから。」今は彼女もいて、「普通の人になりたい。」言われていた。
政治家になるつもりは?の質問に、「政治家についてよくわからない。」と。
フエンさんは、ベトナム(国民)の悲しみをすべて背負って日本に来られたように見えた。物静かな話し方の中に、声を詰まらせ、涙を拭き、時には声を荒げ、戦争や枯葉剤の影響でどんなに悲惨な悲しいことが起こったのかを訴えておられた。
11人の子供を無くした母親の話・・・。
少なくなってきたとはいえ今なお、枯葉剤の影響で奇形児として生まれてくる赤ちゃんがいるという。
差し出したり拍手をする手のない子供、脚のない子供・・・そんな子供たちが今15万人いるという。
ベトナム人の夢は小さい、それは”平和”だという。
ベトナム人は勤勉だから、物質的な被害には打ち勝つことができるが、精神的な被害には今も打ち勝つことができない。
「アメリカの戦争犯罪についてどう思うか」という質問があった。
これに対し、「わかってほしいことは、アメリカは自分の(戦争)犯罪をわかっていない。大きな戦争をしてきて、今まで償っていない。それは、アメリカ国民の責任ではなくて、アメリカ政府の責任。
実際には裁判はされていないけれど、兵士たちは、自分の心で裁かれていると思う。
いつかアメリカ政府が、ベトナムにしたことをわかって何かベトナムに対してやってもらいたいと思う。」と答えられた。
○「イラク戦争と子供たち」
森住 卓
さん(フォトジャーナリスト)
森住さんは1998年からイラクの取材をはじめられた。
湾岸戦争のときには、イラクのクウェートとの国境付近に300t(広島の原爆一万数千倍)もの量の劣化ウラン弾が投下された。今回のイラク戦争では、約800tが投下されたという。
劣化ウラン弾とは、天然のウランを核分裂材料として濃縮するときの絞りカスだ。重くて固くて安い材料として、弾頭に使われる。装甲車の固いボディーをも貫く。また貫くときの摩擦熱で一瞬のうちに高熱となって、中にいる人は皆一瞬のうちに黒焦げになってしまう。もちろん低レベルとはいえ放射性物質だ。
また、焦げた後の酸化ウランは、重金属毒性をも併せ持っている。(鉛や水銀中毒のようなもの)水溶性なので、雨によって土や地下水を汚染する。そこで育つ野菜も汚染される。汚染された草を食べた家畜の肉も乳も汚染される。それがイラク全土に出荷される。
風で飛ばされると、空気中に拡散し人や動物の呼吸器に入り、放射線を出し続ける。
黒焦げになって放置された、装甲車に登って遊ぶ笑顔の子どもたち。
これがバクダッドやバスラ市内にも落とされたという。
また、イラクの核開発の中心的施設が(英米軍は警備をしなかった)略奪にあった。そこにあったのは、天然ウランの黄色い粉末の入ったプラスチックのドラム缶。人々は、放射能の知識も何もないので、中のウランをそこらじゅう(道路や川)に棄て、川でドラム缶を洗い、飲料水をためるのに使っているという。その川で泳ぐ子供たち。その道路で遊ぶ笑顔の子どもたち。
唯一略奪に合わなかったのは、厳重に英米軍に警備されていた石油省だという。
経済制裁によって、食料が不足し、生後4ヶ月で500gも体重が減った赤ちゃん。
イラクでは1994年頃から子供たちの癌罹患数が白血病を中心に3~4倍に増えているという。5歳以下の幼児死亡率も湾岸戦争後は1000人辺り120~130人と2倍に増えているという。
たくさんの、テレビや新聞には載せられないような写真を見せていただいた。
先天性の奇形で生まれた赤ちゃんたち。目を背けたくなるような写真が多かった。取材先の病院の医者のことばが耳に残る。
「この子達の写真を撮って、世界に知らせてください。それがこの子達が生まれてきた意味なのですから。」
あの子達は長くは生きられないのだろう。その子たちの使命が、命をもって、自分の姿をもって、戦争の影響を世界に知らせることだなんて・・・あまりにもむごいことだと思う。
イラクの街の写真には、たくさんの、元気(そうな)子供たちが笑顔で写っていた。その横にある、ウランのドラム缶、棄てられた天然ウラン、黒焦げになった装甲車。
多くのことを感じ、考えざるを得なかった。
○「米軍基地の環境被害」
大島琴一さん(立命館大学、CASA理事)
国内にたくさんの米軍基地のある日本で、知らなかったでは済まされない問題を、初めて知った。
日米地位協定第4条1項「合衆国は、この協定の終了の際またはその前に日本国に施設および区域を返還するに当たって(要は、米軍基地が日本から撤退するとき)、当該施設および区域をそれらが合衆国軍隊に提供されたときの状態に回復し、またはその回復の代わりに日本国に保証する義務を負わない。」
実際フィリピンで、基地で働く労働者の健康被害、近辺の地下水の汚染、基地周辺の廃棄物処分場で、有価物を回収していた労働者の健康被害、そしてその子供たちの先天異常がある。
そしてフィリピンでは2000年8月に、被害の遺族たちが環境NGOの支援のもとで、フィリピン政府とアメリカ政府を相手取って、損害賠償と汚染除去を求める訴訟を提起した。
ところで、ドイツでも同じような地位協定があるが、1993年に改定され環境問題を含む様々な項目で改善がなされた。
それに従い、ドイツ駐留米軍は、基地返還の際に過去の使用実態をめぐり、その履歴を元に環境汚染の調査を行っている。そして、撤退後であっても原状回復義務がある。
基地内では、一体どんなことをしてどんな化学物質がどれだけ使われているのか、知ることはできない。また、使用されている化学物質の種類や量もちょっとやそっとの量ではないだろう。演習で弾薬を山肌に打ち込んだりしているとも聞く。さて、どんな弾薬やら。
そして、土、水などの汚染の実態もわからない。
仮に米軍が撤退しても、元の汚染のない状態に戻さなくてもよいらしい。撤退したって、その後利用の使用がないじゃないか。まず汚染状況から調べて、それを除去するまでは。
知らなかったなぁ。
以上、3つのテーマでのシンポジウムで、内容が重くてたっぷり、頭がはちきれそうだった。
めったに聞くことがない現状をある視点から少しでも眺めることができて、よい機会だった。どう活かしていけばいいのか、わからないけれど。
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