ぶっちゃけた大人

最近、ハマりまくりなのが、「ほぼ日刊イトイ新聞」  http://www.1101.com/ と、
「JMM(Japan Mail Media)」  http://jmm.cogen.co.jp/ です(笑)

ま、自己責任の意味をしっかり認識している、ぶっちゃけた人、が好きなわけですね(爆)

「JMM」は、主にカタイ話が多い、メルマガ主体のものなので、頭の不自由な方には、
ちぃとばかし理解しがたいかも?とか思いますが、非常にタイムリーな話題を扱っていることが多く、
超勉強になります(・_・)bマジで。

村上龍といえば、限りなく透明に近いブルー、なんぞめっさ有名な作品があったりしますが、
「村上春樹は読んだことあるけど、村上龍はねぇなぁ」という奴でした。私(爆)
が、あるとき、「をいをい、こんなタイトルの本出していいのかよ」と、思わず書店で手に取った本が、
村上龍の「69」でした(核爆)<ひょえーなタイトルですね・・・
ま、内容は、村上龍の高校生時代を綴ったぷち自伝的小説なんですが。

読んでいて思ったものです(結局買ったのね・・・)
「いくら何でも、私、ここまでバカじゃなかったわ」と(爆)
私の出た高校も、入るのが難しくて、出るときには、
ステキにぱっぱらぱー、になってしまうので有名な高校だったので、
みょーに親近感といいますか、なんというか(爆)
以後、動向に注目な作家になったのでした(^-^;)

で。「ほぼ日刊イトイ新聞」ですが・・・。
こちらは、かーなり柔らかめです(・_・)柔らかいけど、執筆陣が変で最高(爆)
その業界で、何らかの意味で「濃い」人たちがつれづれ書いているので、おかしい(笑)
執筆陣を見ていると、「なるほど、糸井重里ってこーゆー人か」ってーのが見えてくるんで、
付き合う仲間ってすんげ重要なのねー、と思ったり。

両者とも、メディアでメシ食ってる人なので、その効用に関しての見解はさすがです。
彼らが書いていることに教育論に関するものなんかもあったりするわけですが、
特に糸井氏の考え方は、私と非常に近いか同じなんじゃねーかと思うくらいです。
つまりは、旧来の聖職者にはボコスコに文句言われそうな見解ってことですが(爆)
「JMM」では、村上氏はつとめて質問者的立場を取っているので、ぶっちゃけ具合は見えにくいですが、
「ほぼ日」での糸井氏はぶっちゃけまくっているので、いい感じです(爆)


両者に共通しているのは、「自分で考えろ」ということです。
そう言うからには、自分で考えられるようになるだけの素地を与えて、
あとの判断は君に任せるよ的な部分があるわけ。
決して無責任や放任なわけではなく、基礎はしっかりくれてるわけですね。

「自分で考えろ」「自由にやっていい」とか言う割には、
「勝手なことしやがって!」とブチ切れる父親や母親、
「誰がこんなことしろって言ったんだ!」とか自分の意にそぐわない行為は、
全部却下な社長さんとか、日本にはめちゃめちゃ多いわぁ、とか思います(・_・)
そーやって好奇心や創意工夫の発想を削いじゃうから、人が育たないのも当たり前な話で。

命令されるのが快感なマゾは別として(爆)
通常、命令ばっかりされているのは面白くないはず。
それが、日常茶飯事命令されていると、慣れてしまって、命令なしでは行動開始できない、
ASIMO君以下のロボット状態になるんですねぇ。AI入ってる分だけASIMO君の方が利口かも。

その結果が、現在のデフレとか少年犯罪の増加とかなんじゃーねーかー?
なんて思うわけ(いきなり壮大)
「政府が悪い」だの、「学校が悪い」だのようけ言いますが、
文句言う前に、アンタなんかしたかよ?
っと(-。-)y-~~~(めっちゃ偉そう・・・・)

たとえば、大阪の失業率は全国平均と比べて高いですが、
船場の昔は繁盛していた通りが、今では「シャッター通り」と呼ばれているとか。
それって、みんな倒産しちゃってシャッター閉まってるから、って。
自虐的ギャグ、とも言えなくもないけど、ネガティブ過ぎないかぁ?
それを自分達で何とかしようって気概もなく、政府に文句たれちゃうのって、
ひっじょーーーーに格好悪いと思うんだけど、どーなんでしょ?


ここって「俺様教育論のページ」だろ?ってツッコミが聞こえて来そうですがー。
教育って、お子様だけのものではありませんですよ?(笑)

とりあえず、このページを見るであろう方々は、ある程度の年齢に達した方々であろう、
とゆー、全くもって確信の得られない前提の元に、こーんなこと書いてるわけなんですが。

さすがに、右も左もよくわからない子供達に、いきなり自由にやれだの、
自分で考えろだの言い放つのは、無責任としか言えません。
立場を変えて言うなら、全く初心者な新入社員に、初期教育もしないで、
自由にやれだの自分で考えろ、というのも同等です。

「誰が悪いのか」なんて犯人探しが目的なんでしょうか?
「何が悪いのか」がわかったら、それを誰かの責任としてなすりつけて終わりにするのではなく、
「どう改善するのか」を考えていくことが必要なんじゃーねーかなー、と。


さて。ぶっちゃけた大人であることは格好悪いでしょうか?
子供が大人の言うことを聞かないのは、全然ぶっちゃけないからではないでしょうか?
ぶっちゃけ過ぎはさすがにどーかと思うけれども、ぶっちゃけることで、
「あ、こんなんでもいいんだ」と理解してもらうことが肝要。

「早く家に帰ってこいって言うけど、お父さんだって飲んで帰って午前様じゃん!」
などと子供に言われ、逆ギレする人って多いんじゃないかと。
ここでぶっちゃけて、「いやー、お父さんお酒好きじゃないし、タヌキ親父と一緒に酒なんか飲みたくないけど、
下手に断ると仕事もらえないとか、うちの家族みんなが困っちゃう状況になったりすんの」
とか、言っちゃうと、結構子供は文句言いません(爆)
理解力のない子だった場合には、「仕事なくなると、アンタの小遣いもなくなるわけー」とか、
直で影響することを言っちゃったら、あっさり理解してくれたり(爆)

「親の心子知らず」と言いますが、「親の心暴露しまくり」だったりすると、結構理解が得られたり。
あまりにも情けないと、軽蔑されかねませんが(爆)
子供から人気のある大人(もとい先生とか)は、結構ぶっちゃけた人が多いように思います。
ぶっちゃけてくれるので、子供もぶっちゃけてくれるわけですね。で、懐く、と。

親子関係、友人関係、希薄と言われて久しいですが、ぶっちゃけ度が足りないからじゃーん?
などと思ったり。
自分が大人だと思う人は、もっとぶっちゃけてみたらいかがでしょ?なんぞと思うのですが。

あ。ぶっちゃけるのと、開き直って逆ギレするのは違いますよ(爆)

ぶっちゃけられるかどうかは、その人の度量次第かもしれませんが、ね。



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